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雑誌『mina』2020年03月号「「春服」と「カメラ」と」



雑誌『mina』は若い女性向けファッション雑誌のようなので普段はスルーしているが、カメラを持った永野芽郁チャンが表紙になったのでチェック。
中年のオッサンが本屋の女性ファッション雑誌コーナーで立ち読みしていたらちょっと気持ち悪いが(笑)、自宅でdマガジンをスワイプするだけなので心置きなく見ることができる。

ちなみに表紙で永野芽郁チャンが手に持っているカメラは1979年発売のフィルムカメラ『オリンパスXA』なのだが、「OLYMPUS」銘は消されている。スポンサーがらみの処置なのか?
(ちなみにワタシも持っている。➡︎高校生時代の持ち歩きカメラ 『カメラカプセル』オリンパスXA



「春のおでかけ服は、ときどき「きれいめ」。」という特集では、芳根京子チャンが東京・銀座の中古カメラ店前をロケ先にして撮影されており、なかなか興味深かった。

「はじめまして、カメラ。」という特集では、サブタイトルが「初めての人、必見。“おしゃれ写真” の楽しみ方、教えます!」。内容は・・・
01. 中古カメラ店に行ってみる。
02. 「はじめてカメラ」これが “買い” です
03. カメラのトリセツ、作りました。
04. カメラ女子のおしゃれ写真をお手本に。

いま、若い女性の間でフィルムカメラが静かなブームになっているようで、その辺りを意識した企画なのだろう。
昨今はスマホのカメラ性能・機能がアップしたおかげでカメラの売り上げは大きく減少傾向なのだとか。ま、当然といえば当然のことで、仕方ないことではあるが。
そういう意味では、若い女性がカメラに興味を持つということは、カメラ業界にとってはありがたいことだろう。

ただ、紹介内容にはかなり問題点があるように思える。

一番問題があると思うのは、「03. カメラのトリセツ、作りました。」
たった見開き2ページでカメラのトリセツを紹介するのはそもそもムリ。
さらに「カメラの種類」を
・フィルムカメラ
・一眼レフ
・ミラーレス一眼
・コンパクトデジカメ
の4つに分類していること。
「二眼レフとかビューカメラとかあるだろう!」というマニアックなツッコミは控えるにしても、フィルムカメラと区別されるべきはデジタルカメラ。フィルムカメラにも一眼レフがあるし。

ほかに本企画のトリセツでは
・露出
・ホワイトバランス
・ピント合わせ
・外付けフラッシュ
・レンズ
・画像サイズ
・ファインダーあり/なし
についてのQ&Aが紹介されている。

が、「露出」のなかの「絞り」の解説は全く逆の説明になっていてNG。
そもそも、カメラを初めて触るという人に対しては、スマホカメラとの違いやあえてカメラを使う面白さ、フィルムの種類や現像料・プリント料あたりを紹介すべきではないか?

あと、古いデジカメなら使用するメディアに注意が必要だし、フィルムカメラなら電池が入手可能かどうかもチェックが必要であることは紹介すべきではなかったか?

また、フィルムの装填方法が紹介されていたが、フィルムカメラでは装填中にフタを開けてはならないことと、撮影後に巻き戻さなければならないことは、今の若者には絶対解説が必要なのでは?

そもそも、中古カメラにまで購入範囲を広げているが、中古カメラは膨大な種類があって、初心者が生半可な雑誌知識で購入に走るよりも、カメラ店の店員さんに相談・質問する方が手っ取り早いと思うので、その旨をしっかり書くべきだったかと。


こんな感じでツッコミどころ満載な企画ではあるけれど、これがきっかけでカメラ好き女子が増えていただければ慶賀なり。






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テーマ : 雑記
ジャンル : 本・雑誌


『カメラマン』2018年06月号



『カメラマン』2018年06月号


表紙&「藤里一郎 The Portrait」のモデルは小島藤子さん。
小島さんはフィルムカメラ3台、デジカメ3台を持つカメラ女子のようで。


別冊付録 薬師洋行『祇園祭 撮影ガイド』
薬師洋行氏と言えばスキー写真が有名で、キヤノンギャラリーを飾ったりしていたが、こんなのも取るんですなぁ。
カメラは残念ながらキヤノンではなく、コンパクトなオリンパスのミラーレス(OM-D E-M1 Mark II)。




「作品ありきの写真周辺用語・実例集」
プロカメラマンが写真周辺用語を作例とともに紹介。実に36例の大特集。
ま、ご参考に。


「だからレンズは面白い!」
赤城耕一氏がレンズの基礎知識を解説、また、19本の新旧さまざまなレンズを作例とともに紹介している。
なお、本記事のサブタイトルは「君たちはレンズをどう選ぶか?」。『君たちはどう生きるか』のパクリですな(笑)。というか、こっちがメインタイトルでも良かった。
ところで、MTF曲線の解説で「天井に貼り付く」例としてキヤノン EF 135mm F2L USM のMTFが紹介されているが、このレンズ、性能はいいと思うけれど、「天井に貼り付く」例としてはいかがなものか? 「天井」というのはグラフの上限「1.0」のことであり、これに貼り付くようなグラフのレンズはほかにいくらでもある。「天井に貼り付く」グラフとしては、EF500mm F4L II USMのMTFのようなものを紹介すべきではないか?

キヤノンのサイト:
EF135mm F2L USM 仕様
EF500mm F4L II USM 仕様


「どっちのレンズショー」
今回はタムロン 70-210mm F/4 Di VC USD Model A034 とライバルレンズ(ニコン用)。ライバルレンズは
・タムロン 70-200mm F/2.8 Di VC USD Model A025
・ニコン AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
・シグマ 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM
タムロンF4は実売10万円を切る価格で、タムロンF2.8、シグマF2.8より3〜4万円安く、29万円近いニコンF2.8と比べると悩みがいがありますな。
総合評価でギリギリの画質はニコンF2.8のようだが、個別評価ではタムロンF4がトップのケースもあり、これを選んでも後悔はなさそうだ。また、他のF2.8レンズが軒並み1.4kg超なのに対し、タムロンF4は850gと6割程度の軽さなのも魅力。
最近のデジカメは高感度画質が良くなっているので、ムリに大三元ズームを選ばないという選択も多いにアリ。今後のタムロン製品に注目したい。


「カメラグランプリ2018大賞」
大賞:ソニーα9
あなたが選ぶベストカメラ賞:ニコンD850
カメラ記者クラブ賞:ニコンD850、パナソニック LUMIX G9 PRO
レンズ賞:オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO
ソニーα9やニコンD850が選出されるのは納得。
特にソニーα9は10年、20年後にソニーがニコン・キヤノンのプロ市場に食い込んだ例として「α9ショック」と評されるのではないか。


『カメラマン』6月号はこんなところで。





テーマ : 本、雑誌
ジャンル : 本・雑誌


『CAPA』2018年05月号





『CAPA』2018年05月号



特別付録『写真が劇的に変わる!「RAW現像 超入門」』。というか、『キヤノンDPP4 完全マスター』ですね、これは。
dマガジンでもついてます。



表紙&裏表紙太田夢莉さん。
ワタシは存じ上げないけれど、NMB48メンバーの方だそうで。
Twitterアカウントは @yuuriso_1201
インスタグラムアカウントは yustagram12


巻頭特集「各メーカー主力機を実力診断 フルサイズ、ココが知りたい!」
ソニーα7IIIとα7RIIIとの比較に結構ページが割かれていて、α7RIIIを購入したワタシとしては興味深く読んだ。2機種を迷っているご仁はご参考に。マウントアダプターに関する紹介も。
リコーペンタックス K-1 Mark II のRRS II についてもレポートが。
・高感度優先なら20Mくらすのほうがいいの?
・(一眼レフの)専用位相差AFは像面式に対して優位性はあるのか?
・最新の高画素フルサイズなら「風景から動きモノまで」1台でいける?
・フルサイズ/APS-C/Mフォーサーズ、これからの「立ち位置」は?
・フルサイズだからこそ使ってみたい単焦点レンズはどれ?
といったレポートも。


「最新ミラーレス一眼 vs 同一メーカー・ライバル対決! 今、買うならどっち」
フルサイズ企画では全メーカーの最新機種を網羅できないので(笑)、この企画(かな?)。
富士フイルム、パナソニック、キヤノン、オリンパスの最新機種が作例とともに紹介されている。


「馬場信幸のThink Out」。今回のテーマは「ソニーα7IIIを評価」
デザインについて主に2点、苦言を呈していて、まず1つ目がクリップの高さが足りないことについて。メーカーデザイナーはいかにカメラを小さくするか苦心しているのに・・・。馬場氏のようなウルサイ客のためにわざわざ作ったグリップエクステンションについてもカメラを置いたときに傾いてしまうとして大不評だが、それはその通りではある。グリップエクステンション、赤字アイテムになるのだろうなぁ・・・(笑)。
苦言その2はカメラ上面のエッジが立っていることについて。かつて自身が同コーナーでエッジが立った自作カメラデザインを紹介しておいて、よく言うよなぁという感じ。
一方でAFに関してはベタ褒め。フォーカスピーキングについてはむしろ旧モデルよりも後退したと苦言。細かい内容は本ページをお読みクダサイ。


「2018年版 モノクロフィルムの愉しみ方」
ワタシはたぶん、(面倒なので)二度とフィルムカメラでの撮影はしないと思うけれど、世間ではあえてフィルムカメラでの撮影が静かなブームのようで。
で、この企画なのだけれど、フィルムの扱い方やISO感度の設定を注意するなど、ごく基礎的な内容がむしろ新鮮!(笑)。「DXコード」なんてワードが出てきてちょっと懐かしく感じた。


「ゼッタイ飛行機が撮りたい!」
ルーク・オザワ氏と中野耕志氏が作例とともに撮影ノウハウを紹介。オザワ氏は普通旅客機、中野氏は戦闘機の撮影。機材がキヤノンとニコンで分かれているところがメーカーへの忖度?(笑)。



『CAPA』5月号はこんなところで。







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『カメラマン』2018年05月号





『カメラマン』2018年05月号


表紙&「藤里一郎 The Portrait」のモデルは鈴木ちなみサン。
バラエティ番組の海外リポーターとしてやたら水着で出演していたことを思い出すが、最近は化粧品のCMに抜擢されるなどメジャーになってきましたな。成長お祝い申し上げマス。


月刊カメラマン 創刊40周年記念 特別企画「Photo Summit 2018」
写真家18名による作品紹介と、その作品を撮った機材の紹介。紹介されている機材が最新機種に限られており、紹介しているカメラマンもメーカーおかかえカメラマンが多いというのに、ちょっとスポンサーの陰が臭わないでもないが(笑)。


とおもったら、月刊カメラマン 創刊40周年記念「モニター&BIGプレゼント!!」
一眼レフ、レンズからバッグ、三脚、フィルターなどまでメーカー協賛と思われるモニタープレゼント。
カメラメーカーのうちソニーの賞品はナシ。前企画「Photo Summit 2018」では魚住誠一氏が4ページを割いてソニー製品のPRをしてくれているのにケチくさい(笑)。


月刊カメラマン 創刊40周年記念企画「俳優・遠藤憲一と写真を語ろう!」
カメラマン編集長・伊土川氏と俳優・遠藤憲一氏が小学校時代の同窓生ということでの対談企画。
写真好き芸能人を取り上げる企画は最近ないので、今後シリーズ化されないだろうか。


「写真はカメラで撮りましょう!!」
カメラ雑誌としてはスマホではない一眼レフのようなカメラが売れてくれなくては困るのだろうが、この企画はスマホより(一眼レフなどの)カメラがいかに優れているかという、贔屓の引き倒しの企画(笑)。少し引いて読む分には笑える内容。

最後のページでは識者8名がスマホに対する意見を述べているのだが、一番まともなのが河田一規氏。適材適所でスマホもカメラも使い分ければいいという内容。

落合憲弘氏は「「写真」の多くがジツは刹那の消費材になり下がっている」としているが、それはその通り。続けて「時間を経てもなお残る写真は、撮られている数との比較で有史以来もっとも少ないのでは? 功罪はぜんぶスマホのせいだ」と結んでいる。
が、ワタシは後半部分には否定的。まず第1に「時間を経てもなお残る写真」は、「撮られている数との比較で」は確かに「有史以来もっとも少ない」だろうが、絶対数では有志以来、もっとも多くなっているかもしれないではないか。つまり、以前は撮影技術と機材購入の資金のある一部の人だけしかカメラを扱えなかったが、今では誰にでも撮影ができるということだ。なので、以前はカメラマンがいる場所でしか「時間を経てもなお残る写真」は撮影されなかったが、今ではどこでもそのような写真が撮影される可能性があるということだ。

大和田良氏はそもそも文章自体がムツカシクて意味不明。簡単な内容を難しく言うのはバカということを学校で習わなかったのか?

曽根原昇氏はスマホがスマートじゃないとしているが、理由は撮影までの動作が機敏ではないというのがその理由。が、ワタシはカメラを持つこと自体がスマートではないと考える(プロが仕事で持つのは別)。
旅行で写真を撮るとして、カメラは本来必要悪的なアイテム。それがスマホで撮れるのなら、スマートではないか。

多くの識者がスマホはカメラに比べて機能的に劣るとしているが、もちろんその通り。だから冒頭の河田一規氏のとおり、適材適所でスマホとカメラを使い分ければいいだけ。スマホが良くないと言っている識者はスマホからカメラ機能がなくなったら憤慨しないのだろうか?(笑)。


「どっちのレンズショー」
今月はシグマ 14-24mm F2.8 DG HSM Art とライバルレンズ。
キヤノン用の広角・超広角ズームレンズ比較ということで、ライバルレンズはシグマ12-24mm F4 DG HSM Artキヤノン EF 11-24mm F4L USM同 EF16-35mm F2.8L III
総合評価は1位EF 16-35mm F2.8L III、2位はシグマ14-24mm F2.8で、他の2本も僅差となっているが、そもそもタムロン SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD がこのテストに加わっていないところに疑問。自分だったら、シグマ 14-24mm F2.8とキヤノンEF16-35mm F2.8L III、タムロン SP 15-30mm F/2.8 の比較をお願いしたいところ。







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『カメラマン』2018年04月号





『カメラマン』2018年04月号


表紙&「藤里一郎 The Portrait」のモデルは橋本マナミさん。


カメラ雑誌の4月号と言えば、CP+レポートとか、新製品レポート、あるいは季節的に桜撮影関連記事が主なところだろうが、『カメラマン』誌は創刊40周年ということで、前月号に引き続き創刊40周年記念記事が大特集。

まずは2001年1月号から2018年3月号までの全表紙を当時発売されたカメラとともに紹介。
2000年代前半の表紙はモデルさんの顔(というかメイク?)が今と違う(笑)。今の容貌とあまり変わらない人もいれば、ずいぶん変わったなぁと感じる人も。沢尻エリカ(2002年10月号)、南明奈(2006年7月号)などはあどけない顔をしている。
ワタシ自身は2001年以降、フィルムカメラを使うことはなくなったが、富士フイルムは2010年までフィルムやフィルムカメラの広告を本誌に出稿していたようで、このあたりまではフィルムに一定の需要があったのだろう。

次いで、本誌関連カメラマンやカメラ/レンズメーカーの担当者が40年前の写真と共に祝辞。
魚住誠一氏(当時大学3年)、今と全然違う写真!(笑)。テレビでもご活躍の安田菜津紀サンはまだ3歳(カワユイ)、米美知子サンもまだ幼稚園(これまたカワユイ)。ニコンの後藤哲朗氏の若いときの写真と祝辞もアリ。
祝辞にはそれぞれと本誌編集部との関わり(思い出)が記されており、いかにいい加減に誌面が作られていたかが伺われる(笑)。
とはいえ、同誌をきっかけにカメラマンとして名を挙げた人も多く、同誌の役割は低いものではない。
ちなみにワタシも19歳(一浪時の東京の大学受験後)のときに編集部を訪れたことがある。当時編集長の湯川氏、ほかに三留氏、日比野氏がデスクにいて、突然の読者の訪問に日比野氏が応対してくれたことを記憶している。



「New Product Review」
新製品のソニーα7 III をα7 II、α7R III、α9 とで解像感、肌色再現、高感度比較、AF-C比較の実写比較。
最新のα7 III が解像感や高感度比較で僅差ながらトップの結果となっており、特別高解像や動体撮影にこだわらないならリーズナブルな選択のようだ。ワタシ的には動体撮影時の評価がα9がダントツでα7R III との差が大きいという評価にガックリ。

その他の新製品レビューは・・・
・ペンタックス K-1 Mark II
・キヤノン EOS Kiss M
・キヤノン EOS Kiss X90
・富士フイルム X-A5
・ニコン AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC 1.4 FL ED VR
・シグマ 14-28mm F2.8 DG HSM Art
・パナソニック LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.



『カメラマン』4月号はこんなところで。





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