『SHUTTER magazine』Vol. 1

SHUTTER magazine Vol.1SHUTTER magazine Vol.1
(2011/03/20)
山田敦士

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『SHUTTER magazine』Vol. 1


いつもはあまり行かない本屋でたまたま見つけて購入。発行は3月20日ということなので、ひと月遅れでの購入。
表紙の一番上には「写真&カメラが好きな人、必見! 新世代フォトカルチャーマガジン」とある。

買ってはみたものの、アマチュア向けの企画が多い中、プロの撮影現場を紹介したり、プロ機材を使った撮影方法を紹介していたりして、対象読者がバラケているような感じがしてスッキリしない。でもまぁ、あまり気にすることはないのかもしれない。むしろアマ向け・プロ向けではっきり区別する方が古くさいのかも(笑)。

もう一つ、街で見つけた一般人の若者をつかまえて編集部が用意したカメラをぶら下げさせて撮影・掲載するという「カメラ SNAP STYLE」もあるが、こちらはハッキリ好きではない。『日本カメラ』の「Tokyo Camera Style」では東京の街角で見かけたカメラをぶら下げている人をスナップしていて似たような企画だが、『日本カメラ』のほうは本人がもともと持ってきたカメラであり、どういう理由で手に入れたかわからないが、カメラが持ち主のこだわりや個性を表現していていると思う。一方、『SHUTTER MAGAZINE』の企画はモデルとカメラの関係が希薄であり、単なるファッションアイテムとなっている。その割に、黒っぽい地味な一眼レフなどを選んでいて、カメラ選択の意図がわからない。

あと、「Polaroid History 1948-2011」ではポラロイドカメラを代表する8機種が紹介されているけれど、Polaroid Taz は日本未発売。もっとも、この記事では一連の製品を “日本発売” とは書いていないので、間違いとは言えないが。
ちなみに、どういうわけかワタシはこのカメラを1台持っているけれど(笑)。

過去のエントリー:ポラロイドのトイカメラ『Taz Camera』

ついでに、94ページ・96ページではタイトルが「PHOTO RETOUCHIG WORK」とあるけれど、RETOUCHING ですよねぇ。


悪口ばかり言うのも失礼なので、気に入ったのを紹介すると、

まずは「SHUTTER x Baby Doll 魔女たちの晩餐会」by 渡辺伸次
怪しい衣装のモデルを怪しい雰囲気で撮影。ワタシ的には結構スキ。
3900万画素のハッセルブラッド H3DII-39 で撮影されている。ただ、39ページの作品はどう見ても画素数不足。入稿データを間違ったのかな?(笑)。


続いて「Flesh Love」by PHOTOGRAPHER HAL
このカメラマンは以前、「Couple Jam」という写真でカップルをバスタブに押し込んで撮影していたが、今回は布団圧縮袋に入れて本当に空気を抜いて撮影している!(窒息しなかったのかな?)。掲載されている写真に関しては、普通の洋服を着て撮られているカップルはおらず、コスプレしたりサイケな衣装を着たり、あるいは全裸のカップルも。それぞれポーズが異なっているのも面白い。とにかくインパクト大。
なお、「Flesh Love」写真展がニコンサロン新宿で5月3日から16日まで開催されるとのこと。

ニコンサロン新宿:「Flesh Love」
PHOTOGRAPHER HAL のHP:PHOTOGRAPHER HAL


さらにもうひとつ。「Scene of sin」by 水谷充
テーブルに食器がセッティングされたところから、食べている写真、食べ終わった皿などがモノクロ写真で表現されている。最後の食べ終わった写真に人間は写っていないけれど、汚れた皿やナプキンの置き方などに人間味が感じられて面白い。
たぶんそれぞれの皿はカラフルな料理が盛りつけられていたのだろうが、あえてモノクロにしているところも面白い。



『SHUTTER MAGAZINE』Vol. 1 はこんなところで。

『SHUTTER MAGAZINE』Vol. 1のサイト:SHUTTER magazine DEBUT! PHOTOGRAPHERS SUMMIT


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『Yellows 2.0』(文庫版)




『Yellows 2.0』(文庫版)をブック・オフで見つけて購入。定価1,500円+税が800円。


五味彬氏の撮影による「日本人の体型の記録写真」群は、20年ほど前のワタシが大学を卒業して間もない当時、手にした『Sh・I・N・C』というスタジオカメラマン向け雑誌の表紙を飾っていたのでよく知っている。当時は「ヘアヌード」なるものが解禁されていたかったため、その部分は見せることなく撮影された写真が同誌の表紙を飾っていたが、ファッションでもエロでもなく、女性を標本のごとく撮影する手法に衝撃を受けた。

その後、五味氏は「日本人の体型の記録写真」100人を収めた写真集『Yellows』を出版しようとして、配本直前に出版社社長の決裁ということで発売中止が決定、断裁となる。1991年当時、篠山紀信の『ウォーターフルーツ』、荒木経惟氏の『芸術新潮』でのヘアヌード写真発表などがあり、「ヘアヌード」解禁かと思われていた時期。
結局、CD-ROM『Yellows 1.0』として 1993年の『Mac World Expo Tokyo』で発表され、爆発的に売れたとのこと。このときはコンピューター雑誌を始め、各誌で取り上げられていたように記憶している。

で、CD-ROMの売れ行きに出版社も『Yellows』の出版を打診してきたが、五味氏は断り、新たに100人の日本人女性を撮影、まとめたものが『Yellows 2.0』(1993年)。1993年になると、すでにヘアヌード写真集もいくつか出版されており、当時の出版業界のウワサとして、「ヘアーの写っているページが写真集の10%以下なら当局は容認する」とのことだったらしいが、五味氏はヘアーのアップの写真を載せたかったため(笑)、結局、ソノ部分は “デジタル処理されたイメージ写真を載せる事になった” という。

ワタシは『Yellows 2.0』のオリジナル版を見ていないが、この文庫版では “本書は文庫化にあたり掲載写真をモノクロ写真からカラー写真に変換及び修正した。” とある。見たところソノ部分は “デジタル処理されたイメージ写真” ではないストレートな画像のようである。

本書は妙齢の日本人女性100人の体型の記録として撮影しており、全身の正面・背面・右側面・左側面・顔のアップ・局部のアップ(笑)を特にポーズをとったり笑顔を作ったりせずに淡々と撮影している。
それぞれ見比べると、美人でも胸が薄かったり、顔がそこそこでもナイスバディだったり、左右の胸の大きさが少し違っていたりと、なかなか興味深いものであるけれど、極端に痩せている人や太っている人は含まれておらず、そこそこスタイルのいい女性ばかりに限られているのが「日本人の体型の記録写真」としてはどうなのよ!と突っ込まないでもないけれど、まぁ、学術写真ではないからこれで良いのだろう。


nude of J.nude of J.
(1991/01)
五味 彬、トニ メネグッツォ 他

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YELLOWS〈1.0〉YELLOWS〈1.0〉
(1999/11)
五味 彬

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YELLOWS2.0 Tokyo1993YELLOWS2.0 Tokyo1993
(1993/09)
五味 彬

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Yellows 2.0Yellows 2.0
(1998/09)
五味 彬

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Yellows 3.0 CHINAYellows 3.0 CHINA
(1998/09)
五味 彬

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Yellows3.0 1994ChinaYellows3.0 1994China
(1994/12)
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YELLOWS PRIVACY〈’94〉YELLOWS PRIVACY〈’94〉
(1994/08)
五味 彬

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YELLOWS MEN―TOKYO 1995YELLOWS MEN―TOKYO 1995
(1995/01)
五味 彬

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ガールフレンズ―18人の女友達 YELLOWS S.V.1.5ガールフレンズ―18人の女友達 YELLOWS S.V.1.5
(1996/05)
五味 彬

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YELLOWS RESTART〈1999〉YELLOWS RESTART〈1999〉
(1999/10)
五味 彬

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YELLOWS 20YEARS OLD (「新イエローズ」シリーズ)YELLOWS 20YEARS OLD (「新イエローズ」シリーズ)
(1999/12)
五味 彬

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YELLOWS GLAMOURYELLOWS GLAMOUR
(2000/04)
五味 彬

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YELLOWS ANGELSYELLOWS ANGELS
(2000/08)
五味 彬

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『日本カメラ』2011年05月号

日本カメラ 2011年 05月号 [雑誌]日本カメラ 2011年 05月号 [雑誌]
(2011/04/20)
不明

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『日本カメラ』2011年05月号


口絵「PHOTOGRAPHS」by 藤井秀樹。
「写真家 藤井秀樹回顧展」(4/28~5/11・オリンパスギャラリー東京)のうちの数枚だが、「からだ化粧」の作品群はワタシ好み。たしか20年ほど前、東京のペンタックスフォーラムで見たような記憶がある。身体にペイントされてモデルさんが感じてしまうのだそうで(笑)。


さて今回、本誌購入の動機となったのは「写真はレンズで決まる!! レンズ新時代」

まずはニコンのレンズ設計者へのインタビュー。また、同誌で紹介されているレンズは AF-S NIKKOR 35mm F1.4GAF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VRAF-S NIKKOR 28-300mm F3.5-5.6G ED VR の3本。24mm F1.4G の設計はコニカミノルタだとされているが(→『エンジニアの嗜み』KonicaMinolta 24mm F1.4の特許)、35mm F1.4G はどうなんですかね?

続いてオリンパスの M.ZUIKO DIGITAL 新レンズ(CP+2011 で参考出品されていたもの)のスペック大予想。

さらにミラーレスカメラでのパンケーキレンズ対決サムスンのNX用30mm F2 が含まれているのがユニーク。

キヤノンのレンズ設計者へのインタビュー。こちらで取り上げられているのは EF70-300mm F4-5.6L IS USMEF70-200mm F2.8L IS II USMEF8-16mm F4L Fisheye USM の3本。光学性能だけでなく、強度に関する話も出てきて興味深かった。

ほかにレンズ修理業者へのインタビューでは、AF調整にはメーカーごとに専用ソフトが必要なため、昔のMFレンズのように素人が手を出せる余地はなくなっているというくだりは興味深かった。


「コンパクトを超えたコンパクトカメラたち」
ここではフジフイルム FinePix X100オリンパス XZ-1リコー GXR の3機種が取り上げられている。比較写真を掲載しているわけではないからいいのだけれど、3つをチョイスした基準がよくわからない。『カメラマン』や『CAPA』のチョイス(オリンパス XZ-1 を外し、シグマ DP1x、ライカ X1 を加えている)ほうが大型センサーつながりで納得できる。


「新緑セオリー 忠実に緑色を表現する」
ワタシは風景をあまり撮らないのでスルーなところだけれど、なかなか実用的な内容。
● 緑はなぜ写りにくいのか
● 光の読み方
● 新緑向けカメラのセッティング
● フレーミングによる変化
● PLフィルターの使いこなし
● 撮影後のレタッチ
● 新緑撮影 オススメのレンズ


「黒と白の写真は正式には何と呼べばいいのだろう?」
“黒白”、“白黒”、“モノクロ”。日本写真学会によると正しくは『黒白写真』だそうで。インクジェットプリンターで出力したもので、黒以外にカラーインクも使っているものは “モノクロ” ではあっても “黒白” ではないとか、イルフォード XP2 400 やコダックBW400N のようにカラー現像のC41を通すフィルムは “色素発色モノクロフィルム” というのだそうで。ほかにも細かい区別について紹介している。


ロングラン・レポート「PREMIERE ELEMENTS で動画のコーデック変換!?」
小林義明氏のレポートで、今回は EOS 5D Mark II で撮影された動画ファイルの形式をアドビの PREMIERE ELEMENTS で変換しようと悪戦苦闘。ただ、彼は「別名で保存」しようとして挫折。そりゃそうだ。「書き出し」で希望の形式を選択するという基本をご存知ないようで(ワタシも昔、同じ苦労をしたけれど。笑)。まぁ、PREMIERE ELEMENTS で同氏の希望する形式で保存できるかどうか知らないが。


「テストレポート ニコン D7000」
いつものテストレポート。ワタシは興味ないけれど、ニコン D7000 を検討している方はドーゾご参考に。D7000 のほかに AF-S 35mm F1.4GAF-S 24-120mm F4G ED VR もテストしている。



『日本カメラ』5月号はこんなところで。

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パナソニック LUMIX DMC-TZ7 で家ネコを撮影(駄作46)



画題:「オレのベッドを占拠するなっ! byワタシ」

いつもは姉の部屋で寝ているネコどもが  
最近はワタシの部屋に入ってきてベッドを 
占拠してしまう。            
右上のネコ(モモ/♂)が姉よりワタシの 
方が好きなようで、ドアをガリガリひっかく
ので、開けて入れてあげるのだが、ワタシの
部屋にネコ用トイレはないので、ドアを少し
開けて出て行けるようにしている。    
すると、ほかのネコまで入ってきて、ご覧の
ような状態に(笑)。          

ベッドを占拠する程度ならいいのだが、  
ワタシが寝ている上に乗っかってくるので、
重くて金縛り状態になることも(笑)。  



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ジャンル : 写真

tag : パナソニック LUMIX TZ7 ネコ


『CAPA』2011年05月号

CAPA (キャパ) 2011年 05月号 [雑誌]CAPA (キャパ) 2011年 05月号 [雑誌]
(2011/04/20)
不明

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『CAPA』2011年05月号


表紙&裏表紙滝沢カレンさん。ついでに「CANON LENS Special Report」もカメラマン・土屋勝義氏でモデルも滝沢カレンさん。ワタシ好みではないけれど綺麗なモデルさん。


さて、目次の次は「写真家の「支援活動」をご紹介いたします。」
東日本大震災からの復興を祈念して支援活動をする写真家の活動内容を紹介。


「ニューモデル特報インプレッション ニコン D5100」
10ページの特集。上位機種 D7000 と同等の画質で、D5000 の縦開き液晶モニターから横開きになったことについて細かく解説している。


「No.1カメラの「超」表現力」
Part 1 は緻密で高精細な再現力。画素数・高感度・高性能交換レンズについて解説している。
Part 2 は動き・瞬間の補足力。多点AF・連写速度・シャッター性能について解説。
そして総論 なぜ “一眼レフ” なのか?。
全体的には退屈(失礼!)。


「4メーカーの風景用「色設定モード」を撮り比べ より鮮やかに撮る「新緑」ベスト色設定」
どのカメラでも新緑=「風景」モードは成り立たない、ということで、ワタシは興味ないけれど、風景写真が好きな方はご参考に。


「モノクロ写真のチカラ」
モノクロ写真は色がないからこそ、ときとしてカラー写真以上のものともなる。ただ、今回の企画の内容はフィルムのモノクロ写真に近づけるというのを目的にしているようで、少々つまらない。


「コンパクト一眼のイチバンはどれだ!?」
ここで取り上げられているのは、オリンパス PEN Lite E-PL2ソニー NEX-5パナソニック LUMIX GF2 プラス、ソニー α55パナソニック LUMIX GH2
さらにレンズ交換できない大型センサーコンパクトも併せて紹介。フジフイルム FinePix X100シグマ DP1xライカ X1リコー GXR + A12 28mmF2.5。この取り合わせは『カメラマン』5月号と同じ。
8ページの特集だが、内容はイマイチ面白みに欠ける内容。


「西平英生の交換レンズ完全ガイド」
今回はソニーの「軽量格安」単焦点レンズ DT35mm F1.8 SAM85mm F2.8 SAM と、ペンタックス DA 35mm F2.4。ソニーはそれぞれ★4つ、ペンタックスは★3つ。



『CAPA』5月号はこんなところで。ワタシ的にはちょっと低調に感じマシタ。

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Author:竹千代55
カメラ・レンズやPC関係、生活雑貨など、ワタシが手に入れたいろんなGoodsまたは気になるGoodsを紹介するページです。ヘタクソな作例写真などもアリ.

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