漫画『ワタリ(1~7巻)』(白土三平著/講談社コミックス/昭和51年)

   

  




漫画『ワタリ(1~7巻)』はワタシが最初に買った白土三平作品。昭和51年に印刷されたコミックだから小学5年生の頃。オリジナルは1965年とあるからワタシが生まれた年(笑)。

当時、TVアニメ『忍風 カムイ外伝』の再放送があり、これにハマってしまい、本屋に探しに行ったところ、『カムイ外伝』が見つからず、代わりに見つけた『ワタリ』を7巻まるごと購入。当然のことながら、一気読み(笑)。

ワタリ一族のワタリとその祖父の四貫目が忍者の里・伊賀に入り、そこで起きる事件に立ち向かう忍者アクション長編コミック。『サスケ』が少年向けに分かりやすい設定で描かれているのに対し、こちらはもう少し上の年齢層を対象にしているように思う。

第1~3巻は伊賀の「死の掟」の謎を解くことがテーマとなった内容。
第4~5巻は 「0(ゼロ)の忍者」の謎を説くことがテーマ。
第6~7巻は戦国時代におけるワタリ一族の生き方について首領とワタリの対立がテーマ。

改めて読み返してみたが、第3巻で終わっていても問題ない気がするものの、ストーリーは続く。第4巻から「0(ゼロ)の忍者」が登場。戦国時代に「ゼロ」という英語やアラビア数字「0」を使うのには違和感があるけれど(笑)。
第6巻からはそれ以前とのストーリーのつながりが切れ、ワタリと四貫目が首領の策略によりワタリ一族から孤立してしまう。そして、白土作品に特有なのだが、結末がメデタシメデタシとはいかず、スッキリしない終わりかたをしまうのだ(笑)。つまり、主人公ワタリが勝利を収めるのではなく、一族から逃げることでこの物語が終わってしまうのだ。

ちなみに忍者としてのワタリのアイテムとしては、斧を常に持っており、攻撃と守りの武器としているのだが、ほかには「カブトワリ」という特殊な鉛玉を使った「無角投げ」、「オボロ影」が得意技。

スポンサーサイト

テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

tag : 白土三平 ワタリ


漫画『カムイ外伝(1~3巻)』(白土三平著/小学館文庫/昭和56年)



ワタシが小学生の頃にTVアニメ『忍風 カムイ外伝』を観た。平日の夕方に毎日観ていたので、再放送だったと思う。
忍者ものといえば、同じ白土三平氏原作の『サスケ』が有名だが、『忍風 カムイ外伝』は抜け忍の生き様を渋くニヒルに描いており、これにシビレてしまった。

で、早速本屋に走って『カムイ外伝』を探したのだが、あいにく売っておらず、代わりに『ワタリ』を購入。その後、『サスケ』『忍者武芸帳』など、白土三平作品を買い漁ったが、『カムイ外伝』を見つけることができなかった。


  


『カムイ外伝(1~3巻)』を購入できたのは高1の時。通常のコミックスではなく文庫版。表紙の画が別人のものになっており、残念ではあるが、ようやく手に入れたという感じだった。

Wikipediaによると、『カムイ外伝』は1965~66年、『週刊少年サンデー』に不定期掲載されていたようだ。

Wikipedia:カムイ外伝

基本的には1話1話が抜け忍カムイが追っ手を返り討ちにするストーリーであり(こう書いてしまうとミもフタもないが。笑)、分かりやすい内容ではあるのだが、白土氏のタッチは内容にマッチしていてスピード感があり、大好きだった。カムイや追っ手の秘術を著者がところどころで解説しており、これにもシビレた(改めて読むと、ちょっとくどいところも見受けられるが。笑)。

カムイ自身は物語の中で死ぬことはないのだが、カムイに関わる人物や動物が無常にも殺されたりする。それが作品のテイストに反映している。

テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック


『女子選手 スポーツ激撮術』(岸本健著/ワニブックス/1982年)



『女子選手 スポーツ激撮術』岸本健著/ワニブックス/1982年)。

これは高校生時代に購入した一冊。マジメにスポーツ写真の参考にしたいキモチ半分、スケベ心半分(笑)。
新体操・水泳をはじめ、陸上・バスケ・マスゲーム・テニス・乗馬・柔道等、さまざまなスポーツ写真が紹介されているが、胸のアップや大股開きの写真が多くて、改めて見てみるとちょっと気恥ずかしくなってしまう(笑)。
表紙もナンだけれど、中身はもっとスゴイ(笑)。
まぁ、出版社がKKベストセラーズ ワニの本だから仕方ない。
岸本健氏といえば、フォートキシモトを設立したカメラマン。どういういきさつで氏がこの本の出版に合意したのかわからないが・・・。

当時は今と比べてフィルムの画質も良くなかったので、室内スポーツの写真は粗い画質で時代を感じてしまう。また、選手たちのウェアにも時代を感じてしまう。

岸本健氏の当時の撮影機材は、キヤノンではF-1、A-1、ニコンではF2、F3、ペンタックスではLX、K2DMD、6x7という具合。レンズは各社24mmから400mm~1000mmまで。フィルムはエクタクローム400(EL)の2絞り増感までしていたようだが、今のカメラマンは機材環境としては恵まれているかも。
カメラはフルオート、記録はデジタルの現在では、時代遅れの内容も多いものの、今でも読めば参考になる内容は多い。例えば・・・
「撮影場所はスタンド最前列より高い後方の席が盲点なのだ」
「「人間らしさ」の発見が傑作を生む」
「選手の表情よりも「水の表情」で差をつけよう」
「モータードライブでは本当の一瞬は狙えない」
「ピーカンより雨天の方が感動の名場面が狙える」
「一流の選手を撮らなければいい作品はできない」

こんな本ではあるが、たぶんワタシの血肉の一部にはなっているのであろう。どの部分かは別にして(笑)。


テーマ : ★カメラ&レンズ・機材
ジャンル : 写真


小説『透け透けカメラ』(高齋正著/講談社文庫/昭和59年)



小説『透け透けカメラ』(高齋正著/講談社文庫/昭和59年)。

ワタシが大学浪人時代か大学入学した頃に買った一冊。「あとがき」によれば、1974年から1979年までの5年間に『カメラレビュー』その他の雑誌で発表された短編小説13編と本文庫のための書き下ろし1編で構成されている。それぞれのタイトルと出てくるカメラ等は・・・

「円盤写真の写し方」       ステレオ・リアリスト
「SF作家見るべからず」     ニコマートEL
「円盤がいっぱい」        スーパーフォトネックス
「新型車の写真」         ニコンF2、レフレックスニッコール500mm 3倍テレプラス
「デーライト・シンクロ」     ミノックス35EL
「若さをステレオで」       マミヤ・プレス ポラロイドバック アサペンステレオアダプター
「ソフトフォーカス」       ペンタックスSP ベス単
「自動遠隔撮影装置」       ミノルタXD
「ライカの効用」         ライカ III f
「ウエストレベル・ファインダー」 マミヤRB67
「写真機屋さん ごめんなさい」  ブラリン・シンクロン(架空の製品?)
「NVDフィルター」       ミノルタ・ハイマチックF
「大元帥の望遠カメラ」      500mm F8(モデル名不明)
「透け透けカメラ」        ローライフレックス・オートマット

本人が「あとがき」で書いているように少しご都合主義的なところがあるが、カメラマニアの方々には懐かしかったりするアイテムも多く楽しめる内容。

巻末の星敬氏による「解説」では、高齋正氏は1981年の東京モーターショーに来日したジウジアーロに当時発売されて間もないニコンF3(ジウジアーロのデザイン)で取材し、大勢の中から笑顔で取材に応じてくれ、F3にサインをしてくれたというエピソードも。





透け透けカメラ (光文社文庫)透け透けカメラ (光文社文庫)
(2003/05/13)
高齋 正

商品詳細を見る

テーマ : ★カメラ&レンズ・機材
ジャンル : 写真


『Badminton MAGAZINE』2012年03月号

Badminton MAGAZINE (バドミントン・マガジン) 2012年 03月号 [雑誌]Badminton MAGAZINE (バドミントン・マガジン) 2012年 03月号 [雑誌]
(2012/02/22)
不明

商品詳細を見る


『Badminton MAGAZINE』2012年03月号


大きな国内大会のリポートがないため、地味な内容になってはいるものの、ワタシ的には面白い企画がいくつもあった。


まず、ちょっと変わった企画

「“書く” 効果とレベルアップへの生かし方」
バドミントンの雑誌で「書くこと」というのも面白いが、読んでみて納得。さらに目からウロコなことも。
“書く” ことの効果を5つ挙げているが、それとは別に「ノートは練習前に書く」というのは新鮮。
また、“書く” ことはバドミントンに限らず、ほかのスポーツ、あるいはビジネスでも活用できることであり、参考になる。
・相手の立場から自分に手紙を書く ロールレタリングのスポーツにおける活用法
・富岡高の練習ノート
もあり。
なお、本号は特別付録『バドミントン練習帳 2012 Apr. >> 2013 Mar.』付き。ま、これを活用するための企画ですな。


「【特別企画】今日からあなたもストリンガーになる!」
ワタシは自分でガットを張ったこともないし、今後も張ろうとは思わないけれど(笑)、どうやって張るかをメインにしながら、ゲージの太さやテンションの違いがラケットの特徴をどう変えるか、ストリングのQ&Aなどを紹介。縦糸と横糸でテンションを変えるなんて方法があるとは知りませんデシタ(笑)。
Player's Voice として、自分でガットを張っているパナソニックの今別府香里選手のコメントも掲載。


「【特別企画】教えて! 国際審判員への道~審判員資格をとろう!」
これまた自分で審判員資格を取ろうとは思わないけれど(笑)、こういう周辺情報というのはオモシロイ。
国内資格が3段階、国際資格が4段階あるのだけれど、一番下の準3級・3級公認審判員が日本国内で約5万人いるのに対し、1級になると890名、国際資格を持っている日本人はわずか9名しかいないことがわかる。
これは国内資格で3級から2級、2級から1級を受けるための条件として、定められた5大会の審判経験が70試合以上必要であり、国際審判員資格は38歳以下で国内1級を持っていることが基本条件。審判員のランクを上げるのは大変ですなぁ(笑)。
新資格「国際線審」というのも制定され、専業主婦のかたわら審判員になった方がロンドンオリンピックに参加することが決定したとのこと。この方のインタビューもあり、興味深い。


人物に焦点を当てた企画

「恩師の記憶 Vol.10 靍橋礼華&松友美佐紀 師・田所光男は語る」
日本ユニシス・靍橋礼華&松友美佐紀選手の高校時代を語っている。
「松友はプレー的にはシングルスがいいと思うが、彼女の優しい性格がコートの中では足を引っ張ってしまう」という分析が面白い。
靍橋については、捻挫をしながらも団体戦に出場して勝利、優勝に導いたエピソードを紹介。


「World News Clipping --- Germany 世界を変える!? ブロンド美女登場!」
ドイツのアリーナ・ハマス選手(19歳)がジュニアの国内大会を2度制覇しており、マスコミの注目を集めているとのこと。

「惜別企画 コートに別れを告げるとき」
日本ユニシス・平山優ルネサス・幡谷好美選手、引退するのですなぁ。チト寂しい。北都銀行・金上路子選手、存じ上げなかったけれど、日本リーグ最終戦の引退式での挨拶が印象的だった。


「チェンジエンズ 116 総合女子決勝、廣瀬栄理子に何が起きたか」
ワタシ自身も会場にいて、決勝直前にコートで練習している廣瀬栄理子選手を見ただけに、棄権のアナウンスは信じられなかったが、そのあたりの裏話と本人のコメントを掲載。


「【スペシャル・インタビュー】ピーター・ゲード 次なるステップへーーー。」
ロンドンオリンピックを最後に引退を表明しているピーター・ゲード選手へのインタビュー。現在の状況とオリンピックへの意気込みが語られている。


技術に関する企画

巻頭特集「攻守を切り替える」
田児賢一佐藤冴香後藤愛松尾静香和田周桃田賢斗といった日本のトップ選手のコメントを含めた解説。
ワタシのレベルではあまり参考にできないけれど(笑)。


「勝利への道① “流れ” を変える1本を持とう!」
・長いラリーを制するための有効な一打とは!?(シングルス編)
・サービスまわりで確実に1本をとるには!?(ダブルス編)
・相手の猛攻をレシーブでしのぎ切るには?(ダブルス編)
それぞれの項目で、「基礎を磨く」と「これで1本とる!」の練習メニューをいくつも解説。


「技術スペシャル サービスレシーブからの展開【ダブルス編】」
サービスレシーブのいくつものパターンを図と写真で紹介しているのだが、解説文には、「「サービスレシーブの1球でラリーを有利に運ばなくてはいけない」と思うことよりも「不利にさえならなければ、ラリーで勝負できる」という発想でいい」と書かれており、そんなもんかいな、と。そのためにはラリーで強くならないと(笑)。



『Badminton MAGAZINE』3月号はこんなところで。ワタシ的にはなかなか読みごたえのある号だった。

テーマ : バドミントン
ジャンル : スポーツ

tag : Badminton バドミントン


プロフィール

竹千代55

Author:竹千代55
カメラ・レンズやPC関係、生活雑貨など、ワタシが手に入れたいろんなGoodsまたは気になるGoodsを紹介するページです。ヘタクソな作例写真などもアリ.

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
検索フォーム
カレンダー(月別)
01 ≪│2012/02│≫ 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 - - -
月別アーカイブ
カテゴリ