CP+2017レポート(その5) ワタシの注目製品は・・・


続いてワタシが注目した製品を紹介。



まずはシグマ 24-70mm F2.8 DG HSM Art





画質が良くて、値段も安ければ、EF 24-70mm F2.8L II USM を売っぱらって買おうかと思ったのだが・・・。
レンズの質感は悪くない。ズームリングの向きもキヤノン純正と同じだし、動きもスムーズ。
ピント合わせは「AF」「MO」「MF」の3つを切り替えるスイッチがあり、「MO」は「マニュアル・オーバーライド」の意味。フルタイムマニュアルフォーカスといっても、AF途中でもピントリングを回せばマニュアルフォーカスできるカメラメーカーとAFが終わるまでマニュアルフォーカスできないカメラメーカーがあるが、メーカーに関わらずAF途中でもマニュアルフォーカスできるようにするモード(だったかな? 逆だったかも)。
山木社長も認めているようにMTFではニコンの最新24-70mmよりも周辺部が劣っているので、ちょっと物欲が下がってしまった。カメラ雑誌が比較テストしていい成績が出れば考え直したい。



富士フイルム GFX 50S



中判カメラながら、ミラーレスでコンパクト。操作方法も基本的には普通のデジタル一眼カメラと大差ない。
ISO1600で撮影し、撮影データをもらったが、中判だけのことはある画質。ピクセル等倍でモデルの顔を見るのは忍びなくなる(笑)。キヤノン EOS 5Ds も5,060万画素あるが、画質の緻密さは当然、フジが上。買わん(買えん)けど(笑)。



ハッセルブラッド X1D



ハッセルブラッドの中判ミラーレスカメラ。デザイン的にはフジよりもこちらの方がカッコイイ。
操作方法は液晶画面でスマホを操作するような感じなので、少し慣れが必要かも。
画質はフジのほうが作っている感はあるものの、滑らかな気がする。
35mm判換算24mm、35mm、70mmの3本しかなく、いずれも手ブレ補正機構がないとなると、用途が限られてしまうように思える。今後のレンズ拡充が必要。ま、どっちにしても買わない(買えない)けど(笑)。



タムロン SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A025)



MTFがニコン最新レンズよりも上ということで、自前カメラで実写させてもらったが・・・5Dsのピクセル等倍で見てみると期待ほどの画像ではなかった。雑に撮ったのでイマイチだったのかもしれない。とはいえ、50%拡大で見るとシャープ(笑)。ボケは非常に綺麗。
レンズの造りは高級感があり、好ましい。ズームリングとピントリングの向きがキヤノンと同方向であれば(笑)。このことをスタッフに伝えると、「ニコン純正にのみ合わせることで(1種類しか用意しないことで)そのぶん値段を下げてます。」と。ま、その通りだろう。




パナソニック LUMIX GH5



なんといっても6Kフォト。1800万画素の画像で秒30コマは唯一。3つのモードがあってシャッターボタンを押している間は画像を記録する「6K連写」のほか、シャッターボタンの2度押しにより、その間ずっと連写する「6K連写 S/S(Start/Stop)」、シャッターボタンを押した瞬間の前後1秒ずつ(60コマ)を記録する「6Kプリ連写」があり、上手く使えば決定的瞬間の撮り逃がしは激減しそうだ。
4K(800万画素)なら秒60コマも可能。
また、6Kフォト/4Kフォトモードで撮影すると、「ポストリファイン機能」が使えるとのこと。1枚選んだ画像の前後のフレームを参照して画像合成し、ローリングシャッター歪みが抑えられるほか、ノイズの大幅な低減(時空間ノイズリダクション)が可能になるとのこと。どの程度の結果が得られるのか、会場で見ることはできなかったが、期待したい機能だ。
ただ、6Kフォトでいつものように撮影していたら、とんでもなくメモリーを圧迫するでしょうなぁ(笑)。
なお、背面液晶横にジョイスティックが配され、AFポイントのセレクトがやりやすくなっている。



ニッシンジャパン(Di700A & )パワーパックPS8



パナソニックもオリンパスも、ストロボの電源にまでは気を回していないようで、純正ストロボに外部電源を使用できるモデルが1つも無い。
念のため、パナソニックのブースでスタッフの男性に外部電源が使えるストロボがあるかを訊ねたところ、「(ストロボ)担当ではないので他の者に訊いてみます」と別のスタッフに。ところがそのスタッフもわからず、同じことを5回繰り返して明確な回答ナシ。えーかげんにせいよ!(笑)。

ニッシンジャパンのブースでDi700Aはフォーサーズ用ストロボがあるのに外部電源PS8にはフォーサーズ用がないのはなぜか訊ねたら、フォーサーズ用Di700Aの外部電源端子はソニー用がついているので、ソニー用PS8を購入するか、キヤノン用またはニコン用PS8にソニー用コードを別途購入すれば対応するとのこと。
つまり、一つのパワーパックで2社以上のストロボに対応できるというわけだ(ストロボ本体は違うメーカー用を用意しなければならないが)。
なので、パナソニックやオリンパス(ついでにソニーも)のユーザーはストロボで連写する場合はニッシンのストロボを選択枝に入れるべきだ。



ソニー FE 100mm F2.8 STF GM OSS



ボケ描写にこだわってアポダイゼーションエレメントを使用したレンズ。旧ミノルタ時代からある135mm F2.8 STF はマニュアルフォーカスレンズだったが、こちらはオートフォーカス。
実写したが、背景のボケはなだらかで綺麗だが、ソフトフォーカスレンズではないのでピントの合った部分は非常にシャープ。そのまま大伸ばししたらモデルに嫌われそう(爆)。
また、マクロ切り替えリングを操作することで、最短撮影距離0.57mの近接撮影も可能なのがユニーク。ポートレートだけでなくブツ撮りや簡易マクロ撮影にも用途が広がりそうだ。手ブレ補正機構もついているし。



SDソリューション SD UHS-III 規格



キヤノンのカメラは UHS-I のカード(バススピード104MB/秒)にしか対応していないのでガッカリなのだが、UHS-II なら 312MB/秒となる。それが UHS-III になると 624MB/秒となり、EOS-1D X Mark II で採用されている CFast 2.0カードの524MB/秒を超えることになる。
まだ製品(カード)も対応機種も発売されていないが、今後の動向に注目したい。



焦点工房 ZHONG YI OPTICS(中一光学)SPEEDMASTER 135mm F1.4





焦点工房のブースの前に1つだけ三脚に乗せられたこのレンズが。135mmの焦点距離にしてカメラがオマケのように見える(笑)。シグマ 135mm F1.8 DG HSM よりもかなり太いように感じる。どの程度の描写なのだろうか? ちなみに受注生産で38万円ほどとのこと。



マイクロソフト Surface Book





前の記事でも書いたことの繰り返しになるが、タブレットとして切り離しても使えるし、なによりも Photoshop などの作業をペンで直接画面にタッチして行なえるのがイイ。アップルで同じのが出ればすぐ買い替えるだろう(笑)。



こんなところでだろうか。



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CP+2017レポート(その4) 今さらながら、各ブースについて。それぞれの自前メディア対応についても


今さらながら、各ブースについて、ワタシ目線でレポートを。



まずは、最大スペースのソニー。キヤノンよりも少しデカイ。



大きなスペースを取っているのはバスケのハーフコート。2 on 2 のプレーをソニーカメラで写させ、動体捕捉性能の良さを見せようという意図だろう。




その横ではポートレート撮影ブース。新製品の FE 100mm F2.8 STF をα7R II に装着して実写。あるいは FE 50mm F1.8 をα7 II に装着しての撮影。それぞれ数台ずつ用意されていた。




さらに室内でのワイヤレスストロボ撮影ブースも。こちらはカメラを三脚に固定しての撮影。一つは FE 85mm F1.4 GM、もう一つは FE 24-70mm F2.8 GM。ダークでこってりしたライティングに設定されていた。
ソニーのブースは昨年に引き続き、いずれも自前メディアを使用しての撮影が可能。FE 100mm F2.8 STF は4月発売予定でまだ未発売製品なのだが、太っ腹。ソニーの自信および気合いの入れようが伝わる。2年前とは大違い。
なので、自分のカメラで後ろからこっそり撮るようなカメラマンは少なく、妙な混雑もなくて好ましかった。
コンパニオンのおねーさんは少人数で、群がるカメラマンも少なかった。



続いてオリンパス



トランポリンを使ってダンクシュートするところを OM-D E-M1 Mark II で撮影させる趣向。ソニーとちょっとかぶっているのが惜しい(笑)。
狭いところでは、E-M1 Mark II に 25mm F1.2 を装着してのストロボ撮影ブースも。モデルさん1人と1対1で撮影できる。ただ、会場の照明も考えて露出設定が ISO400、1/60秒、 f5.6となっていて、せっかくの大口径レンズの味わいをここでは見ることができなかった。また、ストロボの充電未完了状態でも撮影できたりしまったりするので、そのあたりのアドバイスはしっかりしてほしかった。
コンパニオンはブース周りでカタログ類を配っておらず、各ブースで客の質問に答えるなどする要員のみ。自前カメラでの撮影はNGだったが、オリンパスブースのカメラに自前メディアを挿入しての撮影はOKで、ワタシもたくさん撮らせてもらった(笑)。



富士フイルム





なんといっても中判デジタルカメラの GFX 50S が注目で、待ち時間70分というときもあった。大きなステージにモデルを3人配して撮影させるという趣向。同時発売されるレンズ3本もそれぞれに用意されていて、スタッフも1人ずつついて、至れり尽くせり。ただ、用意されたレンズ3本は標準レンズ、標準ズーム、中望遠マクロなので、もっと近くで撮らせてほしかった。また、照明されているとはいえ、そんなに明るくはないので、ISO1600、f2.8 AE(+1EV補正で1/300秒)とかf4AE(+1EV補正で1/180秒)あたりで撮影。ワタシが手にしたときはISOオートのプログラムAEに設定されていたように思う。手ブレ補正機構がついているのは中望遠マクロだけなので、撮影者が満足できる画質で撮影できていたかどうか心配。




CMキャラクターの広瀬すずをPR。



タムロン







ブース中央にセットを作り4方向からモデルを撮らせていたが、自前メディアの使用は禁止。ところが、スタッフに聞いてみると、自分のカメラに新製品レンズを装着しての撮影はOK。なので早速70-200mm G2 や10-24mmを装着して撮影させてもらった。これらも未発売製品だが、太っ腹な配慮だ。ただ、スタッフに聞かなければ分からなかったのであまり積極的ではなかったのかな?
会期後半になるとモデルさんの出番がなくなり、撮影セットにコンパニオンが入って撮影させていたようだが、どういうことだったのだろう?




通常、コンパニオンを多数揃えているブースでは閉会時刻になるとブース前で整列させているが、今回タムロンでは2階(?)の望遠レンズコーナーにコンパニオンを立たせてカメラオヤジに下から撮らせていた。



シグマ







未発売の新製品4本はただいじるのみ。既存レンズは自分のカメラに装着しての撮影が可能。ただ、撮影用のモデルや小物類が用意されているわけではなかったので、評価するには難しい。たぶん、黒とダークネイビーのシンプルなブースを作るために、ごちゃごちゃするものを置きたくなかったものと推測。



ニコン



大きなプレゼンステージ1つと小さなプレゼンステージ2つに製品をいじるだけのハンズオンスペースという構成。昨年まであったモデルを実写できるスペースは一切ナシ。せっかくポートレートに最適な105mm F/1.4とか70-200mm F/2.8の新型が発売されたのに残念。コンパニオンと呼べるひともおらず、ガッカリ(ニコンの望遠鏡/双眼鏡ブースにはコンパニオンが用意されていたが)。ちょっといさぎ良過ぎ。コンパニオンに群がるカメラマンはいなくても大混雑していたが。










ニコン100周年ということで、ヒストリーをディスプレイしていたり、100周年記念D5やD500(ガンメタリックボディに記念ストラップ付き)、同レンズ(ガンメタリック鏡筒)も用意。いくらするんですかね?



キヤノン





キヤノンも大きなプレゼンステージ1つと小さなプレゼンステージ2つが大きなスペースをとっていたが、それ以外に動く鉄道模型を撮影させるブースとモデルや小物などを撮らせるブースが用意されていた。ただ、いずれも自前メディアの挿入はNG。なので、モデル撮影ブースではメーカーの用意したカメラをいじる客の後ろで大勢のカメラマンがモデルを撮影していた。
キヤノンとしては一貫した姿勢だが、ソニーやオリンパスに比べると対応は雲泥の差。フィルムカメラの時代ではないのだから、考えを切り替えてほしい。



パナソニック



新製品のGH5やその他のカメラを使って、セットに立つモデルを撮影させていたが、自前メディアでの撮影はNG。GH5がまだ未発売なので仕方ないところだが、発売済み製品ばかりだった昨年は自前メディアOKだったことを比べると後退した印象。3月発売が決まっているのでであれば、ソニーのように対応してほしいところだ。




モデル撮影ブースの周りには「当社のカメラ以外では撮影をご遠慮ください。」との看板まで用意されており、ちょっとケチ臭いぜ、という感じ(笑)。どうせなら、モデル撮影ブースの一部(1/4ぐらい?)をパナソニックユーザーのために開放するというアイデアはどうだろう? そこだけ激混みするかもしれないが(爆)。



カシオ







カシオは完全に女子をターゲット。特にSNSを意識したブース展示やステージに特化していて、異彩を放っていた。ステージ裏のワークショップコーナーではSNSで自分を綺麗に見せる撮り方講座を行なったり、来場者を美容師さんが一人一人ヘアメイクするなんてこともしていた。
こんなブースなのでカメラ小僧(オヤジ?)はステージモデルやコンパニオンのおねーさんを撮影したらそそくさと立ち去るので、ブース内は比較的すいていた(笑)。




一方でゴルフスイングを分析するデモも行なっていた。



リコーイメージング



ワタシ的には全くアウト・オブ・ガンチューだったのでさらっと外から見ただけ。




VRグラスを見るのに半球形の椅子に座らせるのが面白かった。



エプソン



エプソンはもうカメラを作ってないし、ワタシのプリンターはキヤノンだしで、スルー。コンパニオンの撮影禁止でブースはすいていた(笑)。



ハッセルブラッド



コンパクトな中判デジタルカメラ X1Dを自由に触らせてくれた。絞りやシャッター速度の設定は背面の液晶パネルで操作。タッチパネルなのでスマホを操作しているような感覚。自前メディアもOKだったが、小さなブースで撮影するモデルや小物が用意されておらず、何を撮っていいか悩んだ(笑)。



今回、初出展(たぶん)のアドビ



来場者の多くがアドビ Photoshop や Lightroom のお世話になっているだろうから、今まで出展されていなかったのがむしろ不思議。
ブースはプレゼンステージのみで、Photoshop の新機能や Lightroom の使い方などをプレゼンしていた。毎日同じ時間に同じ内容をプレゼンしていたので、聴講するための時間調整がしやすかった。
受講者はアンケートに答えるとポシェットが全員に配布された。



同じく初出展(たぶん)のマイクロソフト


Surface Bookを展示。タブレットとして切り離しても使えるし、なによりも Photoshop などの作業をペンで直接画面にタッチして行なえるのがイイ。アップルで同じのが出ればすぐ買い替えるだろう(笑)。
コンパニオンはいなかったのでブースはすいていた(笑)。



マウスコンピューター







最近、乃木坂46がネズミをイメージした衣装で登場するCMをガンガン流しているので知名度が上がっているようだが、ブースでは昨年同様、水着のような衣装のおねーさんがカメラオヤジの注目を集めていた。
ただ、おねーさんにばかり注目が集まって、誰も製品を気に留めていないのは問題では?(爆)。おねーさんに製品プレゼンをさせながら撮影させるとかすれば、少しは製品内容を理解してもらえるのではないかと思う。

マウスコンピュータのサイト:乃木坂46 CMスペシャルサイト



SIRUI





毎年過激な衣装のおねーさんを撮影させるSIRUI。
ここもカメラオヤジはただひたすらおねーさんを撮影するのみ。
ちなみにワタシが見た限りでは、昨年同様のきらきらマーメイド衣装おねーさんに加え、甲冑姿のおねーさんが登場。露出度はぜんぜんないものの、ずいぶんな人だかりとなっていた。



東芝



イベントステージでは空手の板割りや瓦割りの実演を撮らせていた。




また、ステージの合間にはモデル2人を立たせての撮影会も。




ステージの背面にはCMキャラクターの有村 架純さんの大きな顔が。



あとサンディスク/G-TechnologyマンフロットトランセンドなどはSNSの自社ページに「いいね!」をしてくれた客にノベルティを配ったり、抽選で製品が当選したりするプロモーションをしていた。








とりあえずこんなところで。


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CP+2017レポート(その3) シグマ 山木社長プレゼンテーション




CP+2017の3日目となる2月25日のワタシの最重要ポイントがシグマ 山木社長プレゼンテーション。タイトルは「新製品について」

カメラ・レンズメーカー各社は色々なステージイベンントを用意しているが、それなりの会社で社長が自分の会社の製品を直接プレゼンテーションするのはシグマぐらいだろう。
IT企業であれば、アップルの故 スティーブ・ジョブズやマイクロソフトのビル・ゲイツなどが自社製品をいろんな場面で語っているが、日本企業では・・・。トヨタの豊田社長や日産のカルロスゴーン、ソフトバンクの孫社長ぐらいしかイメージが浮かばない。

社長が自社の製品を語るとなれば、それなりに重みもある。今年のプレゼンはどうか・・・?

1つ前のステージが終わる頃から待っていたが、ほとんど席を立たず、このプレゼンを聴く客ばかりだったため、席を確保できず、立ち見することに。









さて、今回は新カメラの発表はなく、新レンズ4本のみ。なのでその4本についてプレゼン。



最初は24-70mm F2.8 DG HSM



冒頭、「デジカメinfo」の新製品リーク記事を紹介して会場の笑いを誘う。山木社長はこのサイトをよく見ていて、けっこう読者のコメントによって判断を左右されてしまうとこのこと(笑)。











競合の多い製品で、山木氏としてはタムロン、キヤノン、ニコンをライバルと見ているようだ。
サイズは手ブレ補正機構搭載のタムロンとほぼ同等、手ブレ補正機構のないキヤノンともほぼ同等、手ブレ補正機構つきのニコンよりもずいぶんコンパクト。

開発コンセプトは「優等生」。
「描写力」「重量・サイズ」「手ブレ補正」「ビルドクオリティ」をそれぞれ調整しながら最適のスペックを探したとのこと。
ワタシが気になっていたMTFについては山木社長もニコンに周辺部で劣っていることを発言。やはり認識しているようだ。
ただ、山木社長によれば、設計理論上はもっとMTF曲線を上げることは可能だが、現実に製品として組み上げていくと、製品ごとに大きなバラツキが出てしまう。なので、この製品では個々の製品がMTF曲線から外れないようパーツ・組み上げクオリティをキープしたいとのことだ。

そういうことで、伝えたいことはわかったものの、ニコンよりMTFが落ちることにはちょっとガッカリ。実際の描写比較を各カメラ雑誌で行なってほしい。

ワタシ的には24-70mm F2.8 の手ブレ補正機構つきには興味あるが、現行キヤノンレンズよりも画質を落としてまで買い替えたいとは思わない。要は画質次第というところ。





なお、発売日、希望小売価格ともに未定ながら、発売は今年の前半(6月?)を目指しているとのこと。



次は135mm F1.8 DG HSM Art







これまた「デジカメinfo」のリーク記事へのコメントを引用し、会場を笑わせた。
「1970年代にシグマは135mm F1.8のマニュアルフォーカスレンズを発売していたが、『アサヒカメラ』では「画質がめちゃくちゃ悪く、コントラストが無い、などと酷評されてました。」とのコメントに対し、「アサヒカメラさん、ひどいですよねぇ。当時ウチは広告出してなかったのかなぁ?」と広告出稿による記事内容に対する圧力があるような発言(笑)。実際、口には出さなくても、以心伝心であるのでしょうなぁ(笑)。





これがその135mm F1.8。













開発コンセプトなどの解説。「多くのユーザーは70-200mm F2.8を持っているだろうが、85mm F1.4 Art や135mm F1.8 Art を使えば、必ず違った写真が撮れます」と力説。







スライドでは土屋勝義氏による山崎真実サンのポートレートを紹介。





コメントの中には「85mm Artにするか、135mm Artにするか迷ってしまう!」というのがあったが、山木社長は「両方買ってください!」とのコメント。言うと思った(笑)。






これもまた、発売日、希望小売価格ともに未定ながら、4製品の中では一番発売が早くなる予定で、今年の4月中を目指しているとのこと。




14mm F1.8 DG Art













シグマのレンズ開発者には3つのパターンの写真好きがおり、1つ目は天文ファンで頭がイイ。2つ目はポートレートファンでお調子者。3つ目は乗り物系でクセ者とのこと(笑)。
で、このレンズは頭のいい天文ファンが企画したレンズで、プレゼン内容は丸ごとその開発者の受け売りだそーで(笑)。





で、天文ファンだけでは売れる数にも限りがあるだろうからということで、とってつけたように「風景写真にも最適!」というスライドを見せて会場を笑わせた。





これもまた、発売日、希望小売価格ともに未定ながら、今年の5〜6月を目指しているとのこと。




最後に100-400mm F5-6.3 DG Contemporary













こちらはヒコーキオタクの開発者の山木社長へのプレゼンがよかったので採用したというモデル。
他社の100-400mmは非常に売れているようだが、F値も5.6と1/3段明るい分、大柄になっている。
開放1/3絞りの差は開発設計上、大きな差になるとのことで、シグマのこのモデルはコンパクトネスを重視。「シグマ以外のカメラは高感度特性が良くなっているので、1/3絞りの暗さは受け入れられるだろう」と自虐(爆)。
三脚座もなくし、フードも直径をなるべく小さくすることによって、500mm F4といった重量級レンズを使うユーザーのサブレンズという位置づけも想定。
なお、開放F値はやや暗く、Contemporaryカテゴリーのレンズだが、描写性能は妥協していないとのこと。





発売日、希望小売価格ともに未定ながら、今年の4月を目指しているとのこと。




こんな感じで、開発意図も分かり、楽しめたプレゼンだった。



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CP+2017レポート(その2) 中古カメラフェアと日本カメラ博物館ブース


毎年、何からレポートしようか悩むのだけれど、とりあえず、古いカメラつながりで中古カメラフェアと日本カメラ博物館ブースを紹介シマス。




中古カメラフェアは毎年アネックスホール2Fで同時開催。
特に買いたいものがあるわけでもないが、珍しいカメラがないか物色。
奥ではフォトアクセサリーアウトレットも開催。





まずはキヤノン New F-1 ハイスピードモータードライブカメラ。昨年は100万円で売られていたが、今回は80万円。





FD600mm F4.5。テレコン付きで8万円。
ワタシが小学生の頃の憧れのレンズ。当時、FD800mm F5.6 と FD800mm F5.6L というのもありましたなぁ。





ノクトニッコール58mm F1.2のミスプリントもの。「Noct」が「Nocf」となっている。498,000円。







レザー張り替えしたカメラたち。派手な模様入りは目立って楽しいかも。





機関銃を太くしたようなカメラ。「六櫻社 八九式 活動写真銃」とある。288,000円。







リコーイメージングは少女のイラスト入りTシャツやミニトートを販売。面白いけど、自分が着るのはちょっと・・・(笑)。



今回注目したのはこんなところ。前回ほど面白いブツは見られず、ちょっと残念。
実際にはライカをはじめとする普通の35mmフィルムカメラやレンズを中心にいろんなカメラが販売されている。






続いて日本カメラ博物館ブース。
毎年テーマを決めて展示品をセレクトしている。昨年はオリンピックイヤーということでオリンピック関連カメラだった。今年はムービーカメラ、パノラマカメラ、ステレオカメラ。興味を惹かれたのは・・・





「ポラビジョン」(ポラロイド/昭和52年)。
ポラロイドらしく撮影後すぐに映像が見られるシステム。





「プロ600スペシャル TBS使用品」(バッハオーリコン)。
いかにも昔のムービーカメラという形ですな。





「スパイログラフ」(アーバンモーションキャプチャー/アメリカ/大正10年)。
画像が記録されたレコードのような円盤を用いる映写機だそーで。古い電話機のようですな。





「10号 サーカットカメラ」(コダック/明治37年頃)。
6、8、10インチ幅で最大24インチのフィルムを使うパノラマカメラ。360度撮影可能。かなりデカイ。





「富士フイルム 写ルンです パノラミックHi」「コニカ 撮りっきりコニカ パノラメイト」。
フジがこの使い切りフィルムでパノラマ写真ブームを巻き起こしましたなぁ。懐かしい。





水道管型ステレオビューワー。
以前、日本カメラ博物館で見た。どのような意図で作られたのか?(笑)。



今回のレポートはこんなところで。


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2017.02.23 CP+2017開幕! どういうわけかボロボロのスタート





今日から CP+2017開幕!

初日は12時からのスタートということでのんびりホテルを出ることに。
初日のスタートは中古カメラフェアとフォトアクセサリーアウトレットをまず見ようと。こちらはイベントスペースと違って、商品が来場者の購入によりどんどん減っていくので、初日に見なければ、ということで。
ところが、中古カメラフェアとフォトアクセサリーアウトレットは初日も10時スタートで、すでにこれ目当ての来場者は会場に入っており、ワタシの時間チェックミス。
知っていれば、10時に入場して、12時のメインエリアには別途並ぶことができただろう。

次いで間抜けだったのが、ホテルにキヤノン PowerShot G7X Mark II をホテルに置き忘れて出たこと。
このカメラはまさにこのようなイベントの記録撮影のために購入したカメラなので、これがないというのは機動性の点でかなり痛い。
そうは言うものの、なければないで対応しないわけにはいかないので、キヤノン EOS 5Ds と iPhone 6S Plus で対応することに。

さらに間抜けだったのが、セミナーチェック。
朝早く起きて各メーカーのセミナースケジュールをチェックし、MacBook Pro の「カレンダー」アプリに入力。ところが、このデータが iPhoneに転送されておらず、今日のスケジュールはチェックできず。なので本来見たいセミナーはすでに始まっていたり、終わっていたりと散々。
きっちり iPhone に転送されているかどうか、チェックすべきだった。
夜、ホテルに戻って iPhoneにデータが転送されても時すでに遅し。


間抜けだったのは、まだまだ。
最近のCP+では、個人のSDカードなどのメディアをハンズオン用カメラに挿入して撮影することをOKとしているカメラメーカーが増えているので、積極的に利用しているのだが、使用したSDカード3枚のうち1枚をカメラに残したまま去ってしまったようなのだ。
正直なところ、どこで忘れてしまったかの記憶もなく、SDカードを取り戻せるかどうかは疑問。メディアの紛失は大したことないけれど、撮ったデータも失うことが残念。


さらに残念なこと。
オリンパスブースでは同社カメラを提示するとなにがしかのノベルティをくれるのがこれまでの通例だったが、今年はそのようなプロモーションは廃止されてしまった。せっかく電池も切れて動かなくなったXAを年1回活躍させることができなくなってしまった(別途、アンケートでノベルティがもらえるのではあるが)。


そんなこんなでサイアクな初日。細かいレポートは明日以降ということで。




プロフィール

竹千代55

Author:竹千代55
カメラ・レンズやPC関係、生活雑貨など、ワタシが手に入れたいろんなGoodsまたは気になるGoodsを紹介するページです。ヘタクソな作例写真などもアリ.

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