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2023.01.29 バドミントンS/Jリーグ2022四日市大会 撮影後記





三重県では約30年ぶりらしいS/Jリーグの大会がワタシの地元で開催され、撮影のお仕事。
通常、S/Jリーグは開幕戦とトップ4トーナメント・順位決定戦しか撮影依頼されないが、今回はワタシの地元開催で交通費がかからないことと男子 BIPROGYのトップ4進出がかかった大事な一戦だったので撮影依頼を受けた。厳密に言うとワタシが撮影を提案して了承してもらったカタチだが(笑)。
というのも、地元開催となるとワタシの知り合いも来場するので、ワタシが報道として撮影していないと本当にプロなのか疑われてしまうから(笑)。

9:30開場ということで、9時過ぎに会場到着。会場は四日市市総合体育館。改装されたらしく、非常に綺麗な体育館。
コートは2面。第1コートは男子:NTT東日本 vs BIPROGY。第2コートは女子:広島ガス vs 山陰合同銀行。大会によってはコート4面だったり、2コートx2試合だったり、4コートx2試合だったりするので、今回の仕事はかなりラクでオイシかった(笑)。

とはいえ、今回は色んなしがらみがあり、メインの試合の前のS/Jリーガーと地元ジュニアのゲームや開始式もしっかり撮影。細かい勝手がわからないだけに、メインの試合よりもこちらの撮影の方が神経を使った(笑)。

ジュニアのゲームの後は開始式。その後は四日市市長による始球式。NTT東日本の選手がロングサーブを打ってそれを市長がリターンするというものだが、NTT東日本の選手がさらにリターン、市長もさらにリターンとラリーになった。最後は市長に華を持たせてスマッシュを決めさせて終了。NTT東日本の選手が高速スマッシュを打ち込んだら面白かったのだが。

試合前には選手紹介。会場アナウンスで選手一人一人を紹介するのを初めて聞いたのでビックリ。試合数が少ないからこそできること。クスッと笑える面白ネタを混ぜ込んでいたので、会場はまぁまぁ盛り上がった。

ちなみに同日行われた山口大会では日本バドミントン界初のプロジェクションマッピングによる選手紹介が行われた模様。山口とか熊本はS/Jリーグにチカラが入ってますなぁ。

Twitter 【公式】ACT SAIKYOバドミントンチーム @act_saikyoS/Jリーグ山口大会オープニング バドミントン界"初"「プロジェクションマッピング」!! 選手紹介ver

先に試合結果を述べておくと、男子は第1ダブルスをBIPROGYが先取。負けるとトップ4トーナメントに進めないBIPROGYは応援も選手も気合が違う。
次のシングルスはBIPROGYがファイナルゲームを落としてチーム勝敗は1勝1敗。
第2ダブルスもファイナルゲームとなり、24−22でNTT東日本が勝利をもぎ取った。結果、BIPROGYは順位決定戦に回る屈辱を味わうこととなった。

女子はグループリーグ5・6位の対戦なので、トップ4には全く絡まず、結果としては山陰合同銀行が3−0で勝利。ただ、無勝の山陰合同銀行がようやくの1勝ということで、選手・チームは盛り上がった。試合内容もシングルスはファイナルゲーム22−20という大接戦で盛り上がった。

SMASH & NET.TVの記事:【S/Jリーグ2022・四日市大会】男子:NTT東日本がBIPROGYを退けJブロック1位! 女子:山陰合同銀行が広島ガスに勝利!



さて、今回の撮影機材

カメラ
・キヤノン EOS R5(メインカメラ)
・キヤノン EOS R7(予備。会場まで連れて行ったが使用せず)
・アップル iPhone 13 Pro Max(風景撮影用・メモ用)

レンズ
・焦点工房 TTArtisan 7.5mm F2(ほんの少しだけ使用)
・キヤノン RF 16mm F2.8 STM(会場まで連れて行ったが使用せず)
・キヤノン EF 24-70mm F2.8L II USM(メインレンズ)
・キヤノン RF 24-240mm F4-6.3 IS USM(メインレンズ)
・キヤノン RF 50mm F1.8 STM(会場まで連れて行ったが使用せず)
・キヤノン EF 70mm−200mm F2.8L IS II USM(ほんの少しだけ使用)
・キヤノン コントロールリング マウントアダプター EF-EOS R(メインアクセサリー)
・VILTROX マウントアダプター EF-R3 0.71X スピードブースター(予備。会場まで連れて行ったが使用せず)
・シグマ 120-300mm F2.8 DG OS HSM Sports(メインレンズ)
・シグマ テレコンバーター 1.4x EX DG(会場まで連れて行ったが使用せず)
・シグマ テレコンバーター 2x EX DG(会場まで連れて行ったが使用せず)

アクセサリー
・ニッシンデジタル Di700会場まで連れて行ったが使用せず)
・プラスチック製 折りたたみ椅子
・ベルボン一脚 UC-STICK R60 + ARTTCISE自由雲台

PC関係
・アップル MacBook Pro (15-inch, 2018)
・サンディスク エクストリームプロ ポータブル 2TB x1個

基本、アリーナでは24−70mmで撮影。
70−200mmはそこそこかさばるので、横着してシングルスでも24−70mmを1.6倍クロップで多用した。
一方、ダブルスでも1.6倍クロップにして24mm(1.6倍で38.4mm相当)あたりで撮れば選手2人のどちらもボカすことなく撮影できるので、ほとんどこの設定で撮影した。
3階席からは120−300mmで1.6倍クロップで撮影。



今回の機材トピックとしては・・・

・焦点工房 TTArtisan 7.5mm F2。
会場内全景を撮影するためチョコッと使用。個人的には魚眼効果を目立たせなく広い風景を撮るのが好きだが、iPhoneでもパノラマ撮影すれば似たような撮影ができる。
このレンズはF2という明るいレンズながらそれなりにコンパクト。だが、F2.8とかF4(あるいはF5.6)でいいからパンケーキ的なもっとコンパクトなほうがたまに使う分には使い勝手がいい。また、金属でなく安いキヤノンRFレンズのようなプラボディでもいい。

・キヤノン RF 24-240mm F4-6.3 IS USM。
宿泊を伴う出張撮影では、万が一の EOS R5 の故障を想定して EOS R7 で使える高倍率ズームとして RF-S 18-150mm を機材としているが、今回は使用を想定するシーンが大会前座(大会開始式)だったので、広角24mmが使える高倍率ズームをチョイス。
プライベートでレンズ1本というシーンならRF-S 18-150mm が気楽でいいが、仕事なら多少大きく重くてもRF 24-240mm F4-6.3 IS USMのほうが間違いない。

・ARTTCISE EB30S 自由雲台。
今回、初めての実戦投入。
アルカスイス互換プレートの使い勝手としては、エツミのほうが装着しやすい感じではある。使用時、妙にグラグラするのが気になったが、帰宅してチェックしてみたら、ボール部分の締め付けが弱いわけではなく、一番上の台座部分のネジが緩んでいた(悲)。製品に付属の六角レンチで締めたらガッチリな状態に。


撮影枚数
iPhone : 4枚
EOS R5 : 前座のS/Jリーガー&地元ジュニアの混合マッチ 2,016枚
EOS R5 : 本大会 6,386枚
合 計:8,216枚


感想
・(コロナで開催中止となった)令和3年の三重とこわか国体・三重とこわか大会に向けてリニューアルされた四日市市総合体育館は非常に綺麗で大きく、ちょっとビックリ。
照明もたぶんLEDでフリッカーもなくて、室内スポーツ撮影としてはまぁまぁの明るさ。電子シャッターに設定して撮影したので枚数がそれなりに増えた。
・メディアはJ SPORTS がテレビカメラを入れて配信していたが、スチルはワタシとバドマガのカメラマン氏と四日市市広報の方とあと一人ぐらい。アリーナでは主審の後ろが撮影エリアとして指定されていたが、特に混雑を感じることもなく快適に撮影できた。
・ただ、各試合終了後に勝った選手がチームメイトとグータッチするときはコートエンドに移動して撮影していたのだが、大会も終盤になってレフェリーから「そこでは撮影できませんよ!」と注意されてしまった。理由は本部席からコートを遮ることになるからということだった。まぁ、変に逆らって締め出されても困るので従ったけれど。
周りの迷惑にならないようしゃがんで撮影するならOKとか、このときぐらいは大目に見てよ、というところ。


こんなところが今回の撮影後記でゴザイマス。最後までお読みいただき感謝デス。


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格安スポーツタイツ を3品購入


冬場のバドミントンにおいてワタシの周りではジャージーでプレーする方が多いのだが、ワタシはジャージーを体育館への行き帰りウェア&ウォームアップウェアとして使用している。ゲームではスポーツタイツ に短パンというスタイルが好き。

 


なので、ワコール CW-X のスポーツタイツ (かなり古いというか初期モデル)を愛用してきたが、先日ヘッドスライディングして膝の部分に穴を空けてしまったので、代わりのスポーツタイツ をアマゾンで物色。

 


ちなみに、ワコール CW-X のスポーツタイツは他に2本。

左は上の穴あきと同時期に購入したものだが、タンスの別の引き出しに入れてしまったため、ほとんど最近は使用しておらず、CW-Xの旧ロゴが今も鮮明に残っている(笑)。

右は2020年に購入したもの。XLがなかったのでLを購入したのだが、これが失敗。全体にキツいが何よりもウエストがキツイ!(笑)。なのであまり着用していない。

過去のエントリー:ワコール CW-X スポーツタイツ ジェネレーターモデル(HZO639)を購入




アマゾンで物色してみると、結構いろんなのがあって、しかも安い! 
CW-Xは1万円超から1万8,000円もしたが、無名ブランドの1,500円前後のものがゴロゴロ。
CW-Xは見るからに膝をサポートしていることが分かる手のかかった造りだけれど、今回それを求めていないので、安いものの中からデザイン的に好みのものを3つ購入。
はるか昔に購入したワコール CW-X の2本はLサイズでちょうど良かったのだが、現在はXLでないとムリ。体型の変化を感じざるを得ない(涙)。

 


BOYZN(ボーイズン)というブランドで1,399円(税込)。ブラックxグレーのカモフラージュカラー。ワタシはバドミントンウェアは赤系と紺系で選ぶようにしているが、これはどちらでも使えそう。 


 

 


Muxuryeeというブランドで各1,569円。ブラックxレッドとネイビー。 



いずれも自分の体型にちょうど合っていていいのだが、膝あたりから下の位置がねじれてもどこが正面かわからない(笑)。CW-X は膝の位置が明確なので履くとき分かり安かったのだが。

実際に履いてみて、ナマ脚よりも多少 防寒効果はあるので、一応 目的にかなったアイテムで、購入して良かったかな、と。実践はこれから。



   



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CP+2023、リアルイベント復活ながら・・・




コロナの影響で開催中止となったCP+2020。本当にショックだった。
2021と2022はオンライン開催のみ。
2023はリアルの会場イベントとオンラインイベントのハイブリッド開催。

会場イベント
開催日程:2023年2月23日(木・祝)〜26日(日)
時間:10時00分〜18時00分(最終日のみ17時00分まで)
※初日の10時00分〜12時00分はプレスおよびVIP招待客のみ入場可能
会場:パシフィコ横浜
入場料:無料

オンラインイベント
開催日程:2023年2月23日(木・祝)〜26日(日)
アーカイブ期間:2月27日(月)〜3月31日(金)

デジカメWatchの記事:CP+2023 会場イベントの来場登録が本日スタート



正直なところ、このイベントに対して2020年当時と同じ感情がワタシにはない。

一つは各社の新製品について以前ほどの興味が持てなくなったから。現在、自分に必要な最低限の機材は揃っているし、高価な新製品を購入できるカネもない(笑)。

もう一つは、イベントの混雑。ワタシが一人暮らしなら気にせずイベントに参加するだろうが、ウチには年老いた母がいる。母はコロナに敏感だし、現実的にコロナ関連支社のほとんどが高齢者となっている。
一応 仕事に関連するイベントであるとはいえ、母のことを考えるとイベント参加は現状リスクが高いと言わざるを得ない。

一方で、このようなイベントはなかなか刺激的なので参加したいという気持ちも残っている。
まだ先のことなので、もう少し考えたい。


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久しぶりに自由雲台を購入。ARTYCISE EB30S



ワタシが高校生時代に購入したスリックのバル自由雲台のボール締め付けレバーが外れて紛失してしまったので、新しいものを購入。
とあるフォトグラファーのユーチューブで紹介されていたのを見て。
で、早速アマゾンでチェックしたのだが、そのフォトグラファーはNEEWERブランド(中国製)を紹介していたので同じものを購入しようと思ったのだが、ほぼ同じデザインながらARTTCISEという違うブランドのものを買っていた(笑)。価格は2,990円から8%オフのクーポンで2,751円。

選んだ理由は安くてコンパクト(10 x 9 x 7 cm、220g)なところと、アルカスイス互換プレート採用といったところ。
360度回転ダイヤルパンや水準器も装備されていて、安い割には至れり尽くせりの仕様。
ボールサイズは30mm。最大荷重は10kgとか5kgと書かれていて、10kgはちょっと怪しいが5kgであればカメラ + バッテリーグリップ + 120−300mm でギリギリ5kg というところなので、まぁいいか、と。



で、注文した翌日にブツは到着。さすがアマゾン。
化粧箱は白のそっけないもので、本体以外に六角レンチと1/4 to 3/8 スクリューが3個、あと、インベーダーゲームのインベーダーに似た変ちくりんなプレート(ネジを締めるためのもの)が同梱されていた。

クイックシュー上部のカメラに接続する部分のゴムやプラスチックの水準器部分を除くほとんどのパーツがアルミ合金製で、安っぽさがない。
さらにボール、プレート、360度回転ダイヤルパンを緩めたり締めたりするツマミやレバーが実に精度よく造られていて、スムーズにしっかり締めることができるのは、価格を考えるとちょっと感動モノ。




実際にこれまで使用してきたスリック バル自由雲台は・・・
寸法:7.5 x 5.5 x 10 cm
重量:300g
最大荷重:5kg
税別希望小売価格:9,200円
ケンコートキナーオンラインショップ価格:7,200円(2023/01/10現在)
アマゾン価格:6,009円(2023/01/10現在)
製造国:日本

結構お高いのね。それにしてもまぁ、長年使ってきたなぁ・・・。下手すりゃ40年?
レバーパーツさえ調達してくっつければ まだまだ使えるだろうけれど、いい加減 引退ということで。



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表紙が変わった! 「全日本総合バドミントン選手権大会」パンフレット(2022)


毎年「全日本総合バドミントン選手権大会」に撮影の仕事で行くわけだが、2008年から2010年までは仕事ではなくアマチュアとして観戦・写真撮影していた。
パンフレットは当時500円だったが、毎回購入。現在はメディアとして撮影しているので、プレスルームで無料で配布される(なので現在の価格が500円なのかどうか知らないが)。

今回、このパンフレットがどのような表紙になるのか非常に興味を持っていた。
というのも、少なくとも直近10年ほどは各種目の前年優勝者の表彰写真が掲載されているのだが、2021年はコロナの影響で海外遠征中のナショナル代表者が本大会に出場できないという事態になってしまった。もちろん出場した選手の中から優勝者が出て表彰式もしたのだから、トップではない選手がパンフレットの表紙を飾るのか?(優勝選手にとっては栄誉なことだろうが。)

2015年度(平成27年度・第69回)以降の大会パンフレット

 

 

 



また一方、大会直前になってバドミントン協会の一連の不祥事を理由に優勝者への内閣総理大臣杯などが2022年度は授与されないこととなった。 

NHK NEWS WEBの記事:バドミントン全日本総合選手権 総理大臣杯など授与しない方針(2022.12.13)

優勝者は当然のことながら優勝カップ(シングルス:内閣総理大臣杯、ダブルス:文部科学大臣杯)を持って表彰写真を撮られているので、さぁ、どうなるか?と思っていたら、こんなデザインの表紙に↓。


なるほどね。
ちなみにこのデザインは会場内のあちこちで使われているので、かなり前からこのデザインでいくことは決まっていたのだろうと推測。

内閣総理大臣杯などが授与されない件について、事情に詳しい知り合いに聞いたところ、表紙などの「内閣総理大臣杯・文部科学大臣杯」の文言は印刷前に差し替えとなって、大損失は免れたそうだ。

ちなみに2021年度(令和3年度・第75回)と2022年度(令和4年度・第76回)のパンフを比べてみると、表紙などの「内閣総理大臣杯・文部科学大臣杯」の文言が消えたことはもちろん・・・
・後援から スポーツ庁、東京都、公益財団法人東京都体育協会 の文字が消えた。
・東京都知事の祝辞ページが消えた。
・ページ数が64ページから54ページに減少した。

ついでに、2016年度(平成28年度・第70回)の表紙に男子単優勝者が抜けているのは、世間を騒がせた大きな出来事があったから(笑)。

あと、2020年度(令和2年度・第74回)はコロナのため無観客開催だったので、パンフレットは関係者にしか配布されなかった貴重品。ヤフオクで売れば高値がつくかな?(売らんけど。)



このように比較してみると、いろいろな事情が垣間見れて面白い。



プロフィール

竹千代55

Author:竹千代55
カメラ・レンズやPC関係、生活雑貨など、ワタシが手に入れたいろんなGoodsまたは気になるGoodsを紹介するページです。ヘタクソな作例写真などもアリ.

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