『世界を変えたアップルの発想力』(成美文庫)



アップル関連書籍はつい何でも購入してしまうが、本書もそんな一冊。

他のアップルあるいはスティーブ・ジョブズ書籍と違うのは、現在のアップルをつくったスティーブ・ジョブズを始めとするたくさんの人間の言葉を見開き2ページ単位で紹介することにより、全体としてアップルがどんな企業かを表わしているところ。
特に年代別に並べているわけではなく、全くバラバラに紹介していて、また見開き2ページ読み切りなので、どこから読んでもいい。時間がないときにちょびちょび読むのにもいい。ワタシは一気に全部読んでしまったけれど(笑)。

言葉を発した人は多岐にわたる。現アップル CEO のスティーブ・ジョブズをはじめ、創業期のスティーブ・ウォズニアックマイク・マークラビル・アトキンソン。スティーブ・ジョブズをアップルから追い出したジャン・ルイ・ガゼージョン・スカリー。アップルに戻したギル・アメリオ。アニメーション映画会社ピクサーのジョン・ラセターエド・キャットムル。現アップルのデザイナー、ジョナサン・アイブまで。


コンテンツは次のとおり。

● はじめに
● アップル小事典
● 1章 ひらめきの秘密 「画期的な仕事は “1人でやる” ものだ」
● 2章 急成長の秘密 「毎日少しではなく “毎日たくさん” 進め」
● 3章 独創の秘密 「9割捨てることで “納得の1割” が得られる」
● 4章 ベストセラーの秘密 「つくるのが楽しい製品は使うのも楽しい」
● 5章 開拓力の秘密 「“誰もやっていないこと” から潮流を生み出す」
● 6章 人材輩出の秘密 「基準は “仕事ができるか” より “面白くできるか”」
● 7章 マネー戦略の秘密 「削減ではなく革新が富をもたらす」
● 8章 成功人生の秘密 「1日に何回ほほえむかが人生の尺度だ」
● おわりに

なお、著者は竹内一正氏。同氏は松下電器からアップルに転職。日本を代表する大企業からアメリカを代表する大企業(あるいはアメリカでも特殊な企業か?)への転職は大きなカルチャーショックがあったようで、章末のコラムで「アップルの「変!」」として書き下ろしている。
● 出戻りオーケーの会社
● 出社しなくてもいい会社
● 手当はないが飲み放題の会社
● 社長をシカトする会社
● 自由も最先端の会社
● 太っ腹女性のいる会社
● 困った英語を話す会社


本書を通じてわかるのは、アップル社員はカネを儲けるためにアップルで働いているのではなく、「革命」を起こす製品を生み出すために働いているということ。だから、週90時間労働を当たり前だと思ったり、体力の限界まで働きまくるのが当たり前になっているようだ。

そんなわけで、仕事に意欲を持つためのモチベーションを与えてくれる本ではあるけれど、ワーカホリックの人が読むと、過労死してしまうのではないかと危惧してしまう本でもある(笑)。

まぁ、アップルあるいはスティーブ・ジョブズが好きな方にはオススメいたします。



世界を変えたアップルの発想力 (成美文庫)世界を変えたアップルの発想力 (成美文庫)
(2010/08/10)
竹内 一正

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テーマ : 書評
ジャンル : 本・雑誌

tag : アップル スティーブ・ジョブズ


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