『Mac Fan 臨時増刊号 追悼 スティーブ・ジョブズ』

Mac Fan 2011年12月 臨時増刊号Mac Fan 2011年12月 臨時増刊号
(2011/10/17)
不明

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『Mac Fan 臨時増刊号 追悼 スティーブ・ジョブズ』

『MacPeople 2011年12月号増刊 CEO スティーブ・ジョブズ 追悼号』に続いて『Mac Fan』の追悼版。

ふだん中綴じ(本を開いた状態の紙を重ね、中央部分に沿って針金にて止める)の『MacPeople』が追悼版では背表紙つきの無線綴じだったのが、ふだん無線綴じの『Mac Fan』の追悼版が中綴じというスタイルなのは面白い(中身と関係ないけれど。笑)。

さて、コンテンツ。実は左から右へページをめくる側(縦書き)を「Apple_ism」とし、右から左へページをめくる側(横書き)を「Apple_story」としていて、最初、その意図がわからなかった(笑)。まぁ、『Mac Fan』はもともと横書きで編集されていて、ある時期から縦書きに移行したので、過去の古いページをそのまま活用するために両表紙にするというアイデアを思いついたのだろう。


で、「Apple_ism」(縦書き)は・・・

● rememberingsteve@apple.com
● スティーブとの最後の別れ、そして天国へと届くメッセージ
● 読者からのありがとう
● なぜ、人はこれほどまでにジョブズに引きつけられるのか?
● Apple という創造
● ジョブズのビジネス流儀
● ジョブズのデザイン哲学
● もう1つの Apple 物語
● 1984-2004

Apple という創造では、スティーブが偉大な人物であることは周知の事実だが、具体的にどのようなところが経営者として非凡だったのかについて、アップルに復帰してからのことを10項目挙げている。

ジョブズのビジネス流儀では、「オリジナル」「コンセプト」「マーケティング」「ブランディング」というキーワードで分析。扉ページでは1977年から2009年までのアップル社のトピックが年表となっており、製品や業界規格について一覧できる。

ジョブズのデザイン哲学では、スティーブの製品に対するこだわりがよくわかるが、なかでも本章の中の「アップルプロダクトの変遷」では、「ABS樹脂期」「ポリカーボネイト/チタン/ステンレス期」「アルミニウム/ガラス期」と製品素材でカテゴリー分けしてそれぞれの時期の製品を見ているのがユニークで深い。

もう1つの Apple 物語では、アップル関係者・ジャーナリストが当時を語っている。語っているのは・・・
前刀禎明(「トップ10」としてスティーブを支えた元アップル・マーケティング担当バイスプレジデント)
山元賢治(日本におけるアップルの企業観を変えた元アップル・セールス担当バイスプレジデント)
安藤国威(ライバルである以上に盟友だった元ソニー代表取締役社長)
木村太郎(暫定CEO時代のジョブズに新生アップルのビジョンを尋ねたジャーナリスト)
小林弘人(米本家メディアに先駆けて単独インタビューに成功した元「ワイアード」日本版編集長)


一方の「Apple_story」(横書き)の側は・・・

● 1976_ 不世出の人生美学【前編】
● ジョブズ豪快伝説
● スティーブ・ジョブズ プライベートの素顔
● スティーブの2つの顔
● 記憶に残るジョブズの「あの時のドラマ」
● Macintosh の黎明
● 我ら Jobs フリーク!!
● アップルの株価に見るジョブズの功績
● 1997_ 不世出の人生美学【後編】
● 1984-2004

ジョブズ豪快伝説では子供の頃から大学までのエピソードも紹介している。

スティーブ・ジョブズ プライベートの素顔はスティーブの家族や愛用者、プライベートジェットまでを紹介。

スティーブの2つの顔はこの上なく人間味溢れる「グッドスティーブ」と、誰からも恐れられる「バッドスティーブ」について、19のエピソードを紹介。

Macintosh の黎明では、1984-1987年のモノクロ一体型「トールボーイ」の時代、1097-1989年の歴史を彩るカラーの時代、10th Anniversary・創業者不在の時代に分けて解説。Macintosh 128K512KPlusSEIISE/30IIciPortable など、懐かしのMac の写真多数。

アップルの株価に見るジョブズの功績では、1996年以降のアップルの株価を同社の製品やアクションとともに見ている。スティーブがアップルに復帰してもしばらくは10ドルあたりで推移、iTunes Music Store を開始した2003年以降、急激に上昇しているのがわかる。リーマンショックで落ち込んだものの、2011年9月には過去最高の400ドル越え! ジョブズは15年でアップルの株価を約40倍にしたことになる。スティーブが復帰した時に買っておけば・・・(笑)。

1997_ 不世出の人生美学【後編】では、過去の『Mac Fan』の記事をそのままピックアップ。現在形で書かれたままなので、当時の感覚が伝わってきて面白い。

1984-2004 は、有名なアップルの『1984』のコマーシャルに出てきたハンマーを持つランナー。オリジナルと違うのは iPod で音楽を聴きながら走っていること!(笑)。なかなか上手くできている。


本書の内容はこんなところ。
前のエントリーで『MacPeople 2011年12月号増刊 CEO スティーブ・ジョブズ 追悼号』を紹介したが、アップルのファンはどちらを選ぶべきか? 答えは簡単、両方買えばヨイ(笑)。

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テーマ : 書評
ジャンル : 本・雑誌

tag : アップル スティーブ・ジョブズ


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