『スティーブ・ジョブズ 失敗を勝利に変える底力』(竹内一正/PHPビジネス文庫)

スティーブ・ジョブズ 失敗を勝利に変える底力 (PHPビジネス新書)スティーブ・ジョブズ 失敗を勝利に変える底力 (PHPビジネス新書)
(2010/11/19)
竹内 一正

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『スティーブ・ジョブズ 失敗を勝利に変える底力』(竹内一正/PHPビジネス文庫)。またまたジョブズ本の紹介でゴザイマス(笑)。あと数冊ストックあり(爆)。

本書はスティーブ・ジョブズの数々の失敗からビジネス上の教訓を学ぼうという一冊。発行は2010年12月なので、まだジョブズがアップルCEOに在職していた時のもの。そのコンテンツは・・・

第1章 アップルをクビになったことは人生最高の出来事
第2章 策士が策に溺れてどうするーーー戦略の失敗
第3章 感情が先走れば理は消えるーーー人間関係の失敗
第4章 豪華絢爛な商談の果てにーーー交渉の失敗
第5章 全員の賛成なんか期待するな

本書を読むと、スティーブ・ジョブズが “カリスマ経営者” とは諸手を挙げて呼ぶわけにはいかなくなる。
自己中心的で部下への報酬に対してケチくさいところがあり、ときにピント外れな部分にこだわりを見せたりする若い頃のエピソードが満載だ(笑)。先に紹介した桑原晃弥氏の著書では同じエピソードを扱っていてもそれをスティーブの伝説の一部として美化しているのに対して、竹内氏は悪いところは悪いところとしてストレートに、あるいは少し悪意を込めて(?笑)書いているところが面白い。

特に冒頭、スティーブがジョン・スカリーをアップルから追い出そうとして逆にアップルから追放されるところの描写は生々しい。

また、マイクロソフトとアップルの関係の推移についての解説も面白い。もともとアップル II 用のOS、アプリケーション開発をしていたマイクロソフトとアップルは良好な関係だったが、契約更新の時にジョブズの詰めの甘さがあったと指摘している。

さらに、アップルに復帰後のスティーブは画期的なヒット商品を連発しているような印象があるが、いくつもの失敗例を挙げている。iPhoneが出る前に2005年、iTunes Phone を発売したようだが、鳴かず飛ばずだったようだ。アメリカでしか発売されなかったのだろうが、ワタシも記憶になかった。


スティーブ・ジョブズは亡くなって “レオナルド・ダ・ビンチに並ぶ発明家” とまであがめられているけれど、彼の違った面を読んでみるのも面白い。


関連エントリー:
『スティーブ・ジョブズ 名語録 人生に革命を起こす96の言葉』(桑原晃弥/PHP文庫)
『1分間スティーブ・ジョブズ 人生に革命を起こす77の原則』(桑原晃弥/ソフトバンク クリエイティブ)
『スティーブ・ジョブズ 神の遺言』(桑原晃弥/経済界新書)
『世界を変えたアップルの発想力』(竹内一正/成美文庫)


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