漫画『風魔(1~2巻)』(白土三平著/汐文社/1976年)

 



漫画『風魔(1~2巻)』(白土三平著/汐文社/1976年)。オリジナルは1965~1966年。

先のエントリー『真田剣流(1~3巻)』(白土三平著/汐文社/1975年)に続く作品。

物語の始まりで腕の立つ剣士がたびたび行方不明になったり、惨殺されたりすることが頻発。
服部半蔵の影武者・犬丸半蔵が率いる忍者集団が技術を磨くための練習台にしていたのだが、風魔一族に見破られ、犬丸半蔵を除き全滅。
風魔一族は、ここでは全国のフリーランスの忍者の労働組合のようなものとして描かれている。犬丸半蔵は公儀隠密のバックアップを得て目の上のたんこぶともいえる風魔一族を倒そうと画策する。
風魔一族に化けて乱暴狼藉をはたらいて風魔の評判を悪くしたり、内部から一族の切り崩しを計り、一時は成功しそうになる。
が、結局、犬丸半蔵は風魔に破れ、一人追われる立場になる。最後は犬丸半蔵の忍犬・シジマに裏切られて殺される。そのシジマは抜け忍犬となり風魔を訪れるが、一斉に手裏剣を受けて殺されてしまう。これが物語の結末で、ちょっと後味悪し。

とはいえ、全体的には忍術・剣術披露のオンパレードで普通に楽しめる内容。剣士・二階堂主水が得意とする「心の一方」がかなり紙面を割いている。
『真田剣流』後半で登場した小僧・コッパが本作では重要な役割を果たしているが、小生意気なことをしゃべるくせに術は未熟で失敗もして、ストーリーに笑いの要素を加えている。


なお、『風魔(1巻)』には『はごろも(一)』、『風魔(2巻)』には『はごろも(二)』が収録されている。

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テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

tag : 白土三平 風魔


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