EF24mmF1.4L II USM の発表について

DATE: 10/18/2008 04:33:20(他ブログからの引っ越しです)

キヤノンが高級レンズの後継版を発表した(発売は12月中旬とのこと)。
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2008-09/pr-ef24f14lii.html

自分は24mmF1.4Lの現行モデルを所有しているので、やはり後継版がどのようなものだか気になる。

スペックを見ると、フィルター径は77mmと同じながら長さが約1cm増えて86.9mm。質量も100g増えて650g。
レンズ構成は9群11枚から10群13枚と2枚増えている。そしてUDレンズ、非球面レンズ各1枚からそれぞれ各2枚となっている。ただし、現行版が研削非球面レンズであるのに対し、II型はグラスモールドによる。
そして、特筆すべきは反射光の発生を大幅に抑制する特殊コーティング “SWC(Subwavelength Structure Coating)”http://web.canon.jp/pressrelease/2008/p2008sep17j.htmlが第1レンズに採用されていることであろう(これはニコンのナノクリスタルコートとどう違うんでしょう?)。
そして価格は1万9,000円アップの23万5,000円。
あと、微妙なところであるが、最短撮影距離はそれぞれ25cmながら、最大撮影倍率は0.16倍が0.17倍となっている。これはリアフォーカスによる最短撮影距離における焦点距離の変化が微妙に違うのではないか、と思う。まぁ、0.01倍変わったところで大勢に影響はないだろうが。

SWCが採用されていることを考えると、逆光での撮影では効果が現れるであろうが、それ以外ではどうか?
MTF曲線を比較してみたところ、F8における曲線は似通っているが、開放における曲線は解像度・コントラストともに現行モデルのほうがまさっているではないか!! 私はキヤノンのHPのII型の曲線とキヤノンが発行している『EF LENS WORK III』で現行モデルとを比較したのであるが、それは『EF LENS WORK II』やキヤノンのHPで現行モデルのMTF曲線とは違っていたのである。これは、『EF LENS WORK III』での現行モデルの曲線図がEF24mmF2.8のものを間違って使っていたというのが真相であろう(という私の判断である)。更に『EF LENS WORK III』においてはEF24mmF2.8の曲線はEF20mmF2.8のものを誤用しているようである。キヤノンさん、しっかりしてください!

私が II 型に求めるとしたら、歪曲収差の低減であろうか。他の収差は絞りを絞れば軽減されるが、この収差は軽減されないばかりか、出来上がりの写真が大きくなくてもすごく目立つ。ズームではなくあえて高価な単焦点を使うとすれば、この辺りに気をつけて設計してほしいと思う。

さて、実際はどうであろうか?

スポンサーサイト

テーマ : ★カメラ&レンズ・機材
ジャンル : 写真


コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

竹千代55

Author:竹千代55
カメラ・レンズやPC関係、生活雑貨など、ワタシが手に入れたいろんなGoodsまたは気になるGoodsを紹介するページです。ヘタクソな作例写真などもアリ.

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
検索フォーム
カレンダー(月別)
07 ≪│2017/08│≫ 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
月別アーカイブ
カテゴリ