『三重県 謎解き散歩』(矢野憲一・五十鈴塾/新人物往来社 新人物文庫)




『三重県 謎解き散歩』(矢野憲一・五十鈴塾/新人物往来社 新人物文庫/857円+税)

たまたま書店の一番目立つところにあったので購入。三重県に関する歴史的雑学を中心に、三重県に関連する人物、産業などについて2〜数ページ単位の読み切りで紹介している。

以下、目次ごとに興味深かった項目をご紹介。



はじめに

・三重県市町地図  平成の大合併であちこちの郡が合併したため、ワタシが小学生のときに習った地図とは大変わり。
・三重県の郷土料理&食材  しぐれ肉巻おにぎり(桑名市)…こんなのあるとは知らんかった!(笑)。伊賀牛(伊賀市)…知ってるけど食べた記憶がない(爆)。
・遷宮諸祭  今年が第62回式年遷宮ということで、写真付きのカラー7ページで行事を紹介。たぶんほとんど多くの三重県人が知らないと思う。


第1章 三重県ってどんなとこ?
・ランキングーーーあんなものからこんなものまで 三重県が日本一…ある分野で三重県が日本一というものを集めている。日本一高価な松阪牛、海女さんの数をはじめ、自動販売機、火災報知設備、液晶パネル、散水・送水用のゴム管などの出荷金額が日本一だそーで。某TV番組で紹介されていた内容のパクリのような気もするが。あと、残念ながら、伊勢エビ漁獲量は第2位。
・有名人ーーー秘めた粘り強さで刻まれた “一流” の称号…三重県出身の有名人をいろいろとピックアップ。真珠王/御木本幸吉、イオン創業者/岡田卓也をはじめ、芸能人では植木等、平井堅、西野カナ、スポーツではマラソンの瀬古利彦、バドミントンの小椋久美子などが紹介されている。国民栄誉賞を受賞したときのレスリングの吉田沙保里が写真入り紹介。
・方言ーーーチャウチャウちゃうんちゃう?…標準語で言えば「チャウチャウ(犬)と違うんじゃない?」確かに三重県人ならこう言いますなぁ(笑)。ほかに三重県の面白い言葉として、「つる」=「運ぶ(正確には「持ち上げる」だと思うが)」、「いらう」=「触る」、「つんどる」=「混んでいる」など。確かに言いますね。


第2章 神宮編
・伊勢神宮の正式名称は?…結論を言えば、「神宮」。伊勢神宮は通称。熱田神宮、明治神宮などは地方の神宮であり、本家本元が神宮(伊勢神宮)であるということで、これは三重県人としてはちょっと自慢か。伊勢神宮で手に入るお守りにはもちろん「神宮」とだけ記されている。
・御師(おんし)は観光プロデューサーだった…御師という職業について、最近まで知らなかったけれど、鎌倉時代以降、全国各地で活躍したそうな。


第3章 考古・歴史編
・県名「三重」の由来ーーー『古事記』ではなく県庁移転?…日本武尊の足が三重に折れ曲がったことが三重県の名前の由来とよく聞くが、ここでは県庁移転をその理由としている。ただ、県庁が移転した三重郡四日市竪町を県名の語源としているが、その三重郡の語源が記されていないのがどうなのかな〜〜。
・上野城の石垣は高さ日本一!…最近は大阪城のほうが高いとの主張もあるようだが、水を抜いて水面下の部分を測量することができないので、厳密な判定はできないとのこと。
・日本最初の紙幣は伊勢で発行?…室町時代末期に伊勢地方で作られた「山田羽書」が現存する最古の紙幣だそうで。


第4章 人物・文学編
・漂流民の大黒屋光太夫がロシアの女帝に拝謁できたわけ…
・銀行頭取が一流の陶器づくり?ーーー川喜田半泥子
・能楽は伊賀で始まった?
・河村瑞賢の財は漬け物が作った?…漫画『カムイ伝』でもこのエピソードは出てましたなぁ。
・オブラートを発明した小林政太郎


第5章 宗教・民族編
・「サメのたれ」って何?…これは『秘密のケンミンSHOW』のパクリか?
・伊勢うどんのルーツは?
・伊勢路は餅のオンパレード
・なぜ伊勢地方では一年中お正月の門飾りをかけておく?


第6章 産業・自然編
・伊勢商人は日本の財閥のルーツ
・伊賀焼は通好み? 古田織部・小堀遠州から川端康成まで
・大型スーパーは三重がふるさと



いろいろな三重県ネタが詰まってマス。三重県人なら、とりあえず手にとってみては?



三重県謎解き散歩 (新人物往来社文庫)三重県謎解き散歩 (新人物往来社文庫)
(2012/12/07)
不明

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そんなに面白い本だったのね。

私も書店で見たような気がしますが、スルーしてたかも。そんなに興味深い内容なら読んでみたいです。「チャウチャウちゃうんちゃう?」言ったことあると思いますが笑われた記憶もないですね。犬の話結構うちではするので。そういう耳になってるところが面白いですね。方言は自分が北海道に行ったときに否応なしに突き付けられたので納得ですが、意外にもそう言えば使ってるな、ってのもあって別地方の人の意見は唸ることが多いですね。伊勢エビは確かそう、別のところが漁獲量一位なのでなんで伊勢エビって言うんだろうって不思議でした。遷宮のことも地元よりも他地方の人が詳しいですよね。聞かれて「あんまり知らないのよ」って返事しつつちと情けなかったりします。

Re: そんなに面白い本だったのね。

ワタシは大学以降、三重県を20年あまり離れていたこともあり、最近の三重県については知らないことばかり。もちろん、歴史的なことも(爆)。

本書では御木本幸吉の紹介もありますが、現在、養殖真珠の生産は三重県は残念ながら1位ではないようです(2位だか3位のようです。本書で記述はありませんが)。伊勢エビともども残念ですね。

そんなワケで、三重県のことを広く浅く知るにはコレはいい本かなとは思いますが、それぞれのパートでの解説は浅いので(笑)、まぁ、とりあえず本屋でパラパラ読んでみてください。
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