『CAPA』2009年3月号

DATE: 02/21/2009 03:20:01(他ブログからの引っ越しです)

『CAPA』2009年3月号


今日(2月20日)はカメラ雑誌発売日ということで、早速本屋へ。買ったのはいつもどおり『CAPA』と『月刊カメラマン』の2冊。それ以外は立ち読みで済ませた。

ただ、今回、『デジタルフォト』が個人的に注目しているシグマの「24-70mm F2.8 IF EX DG HSM」を4ページにわたってテストレポートしており、見応えを感じた。

他誌では取り挙げられていなかったり、風景や建物の写真一枚で解説してしまっているケースが多かっただけに、『デジタルフォト』は良くやったと褒めたい。

このレンズは明るい標準ズームレンズなので、色々なジャンルで使用されるであろうレンズ。従って、建物を撮って歪曲収差や色収差がどうこうというのはもちろんだが、開放近くでのボケ味、近接能力など、知りたい要素は多岐に渡る。そのあたりをレポートする側はよく理解してほしいところだ。ただ、建物の作例を掲載していた『デジタルカメラマガジン』では、EF24-70mm F2.8L USM との比較写真を掲載しており、この姿勢は評価できる。

どのカメラ雑誌でもこのレンズの画質の良さを評価していたが、一方で、広角域での周辺光量落ちとフィルター径が82mmであることをを指摘していた。『デジタルフォト』ではEF24-70mm F2.8L USM をも抜く描写だとのことだったが、ぜひ実写してみたいものである。
実際、EF24-70mm F2.8L USM をすでに所有しているので、あえてシグマのこのレンズを買うには至らないと思う。買い替えるなら、ISを内蔵するか、焦点距離が伸びるかのどちらかであろうが、私としてはISの内蔵の方を特に要望したい。でも、キヤノンがIS内蔵で EF24-70mm F2.8L USM をリニューアルしたら、30万円はするだろうなぁ。

あと、『アサヒカメラ』が「デジタル一眼レフに2000万画素は必要か?」という特集で、撮像素子を2ページにわたり解説していて、読みごたえあり。

さて、『CAPA』。

特集は「デジタル一眼レフで黒を撮りきる「写真眼」」。露出は写真表現として重要な要素だが、デジタル化によって、撮影者が色々と手を加えられるようになったのを実感する記事内容。解説は多岐にわたり、『CAPA』らしさが感じられた。

「Lumix G1で楽しむ! 20世紀レンズ」と「50mmはスナップだ!」は他誌が先月紹介している内容だったのでイマイチ新鮮みがなく感じられた。
「Lumix G1で楽しむ! 20世紀レンズ」では、各社の28mm、35mm、50mm、85mmのレンズを使って作例紹介。それぞれフツーのレンズばかりで、もっとクセ玉で作例を作ってほしかった気がする。うち85mmはキヤノンのNewFD85mmF1.2L で、合成焦点距離170mmでF1.2といえばすごいレンズなのだが、作例ではそれが感じられず残念。自分だったら誰でも持っていたであろう200mmレンズ(合成400mm)を使った超望遠ポートレートとか、カビたレンズでソフトフォーカスとかを企画するか。
「50mmはスナップだ!」は魚河岸でのスナップで個人的に新鮮みを感じたが、このカメラマンはこの企画以外で50mm単焦点でスナップを撮影するだろうか? フツーはズームレンズでしょう。あえて単焦点50mmを使う理由が誌面からは伝わらなかった。「あえて単焦点50mmを使う」理由を見いだせる内容の記事にしてほしかったところ。
この記事に続いて「西平英生の交換レンズ完全ガイド」でシグマとニコンの50mmレンズが紹介されているが、それぞれの個性の違いがよくわかった。

いつも楽しみにしている馬場信幸氏の「シンク・アウト」。今回は「クイックシュー」。ある1社のクイックシューの良さを紹介しているのでちょっと広告臭く感じた。まぁ、本人が開発に少しからんでいるので仕方のないところだろうし、いままでも色々な製品を紹介しているので、いまさら特に気が障るというほどのこともない。ちなみに紹介されているクイックシューはカメラプレート側がかなり薄く、カメラに付けたときに握っても違和感があまりないことと、4つの合成体を埋め込んでいてたわみを根絶しているとのこと。
それよりも面白かったのが、デジタルカメラでの正方形撮像素子とEVFによる縦位置/横位置切り替えの提案(以前から提案されているが)。カメラを縦横持ち変えることなく、正方形の撮像素子をトリミングすることで縦横を切り替えるというアイデア。このアイデアを採用しようとすれば、撮像素子をフルに使い切ることができずもったいないというか、撮像素子が大きくなってコストが上がるであろうことがまず考えられる。縦位置グリップのほうがコストは安かったりして。また、花形フードを使用しているレンズでは、フード形状を修正しなければならなくなるだろう。それ以前に、縦位置では構造上、ケラレが出てしまうレンズもたくさんあるのでは?(従来レンズを使えるという前提で考えると)。
撮像素子の大きいデジタル一眼レフでは採用が難しいと思うが、コンパクトカメラなら考えられなくもないか? パナソニックはアスペクト比を変更してもそれぞれ最適の画素数を得られるようなシステムのカメラを出している。でもコンパクトカメラでいちいち縦横をスイッチで切り替えるよりも、カメラを縦に構えた方が手っ取り早いだろうし(笑)。いずれにしても、技術的には可能であろうが、実現性は低いような気がする。

『CAPA』はこんなところで。

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