今さらながら、アップルWWDC2013ビデオを見ました。ーーー数字のマジックにご注意!

今さらながら、6月10日に行なわれたアップルWWDC(World Wide Developers Conference)2013のビデオを見ました(笑)。

アップルのサイト:アップル - イベント - WWDC 2013 Keynote(英語/2時間弱)

開発者向けのプレゼンではあるけれど、新製品が紹介されたりして、一般ユーザーも注目のイベント。最近はアップルの人気が高くなってきたのでテレビ局各局も翌日には速報を流すのが恒例となっている。

今回紹介された新製品・新機能は・・・
● OS X Mavericks
● MacBook Air
● Mac Pro
● iOS7
● iWork for iCloud
● iTunes Radio

すべて英語なので、ワタシの語学レベルではプレゼンターが言っていることが半分わかって半分わからないのだが(爆)、スクリーンに映された文字付きの写真や図を見ると何となくは言っていることが理解できるので、7割程度はわかったつもり。
ただ、聴衆がところどころ大ウケしているのが理解できないことが何度もあり、これはクヤシイ(笑)。
また、毎度のことだが、聴衆がすべてアップルファンばかりで、何でもかんでも拍手するあたりはちょっと宗教がかっているようで気味が悪い(もし自分が聴衆の一人だったら同じように拍手してるんだろうけど。爆)。



新製品のデモはいつもの通りなのでさほど驚くこともないのだが、気になったのは冒頭での Mac の売り上げに関する表現。





PC に比べて Mac は売り上げが伸びているという表現で、5年間の年平均成長率/Mac : 15%、PC : 3%、5年間の成長率/Mac : 100%、PC : 18% としている。過去5年間のそれぞれの「売上台数」でなく、5年前のそれぞれの売上台数をベースにした「成長率」であるところがミソ。
このプレゼンの数字が正しいとして、実際の数字を見てみたい。2012年通年のMacの売上は1,690万台(アップルの四半期ごとのプレスリリースより計算)。2012年通年の世界PC出荷台数は3億5,270万台!(デスクトップPC、ノートPC、ウルトラブックを含むがタブレットは除く/Gartner)。

ITmedia ニュース:世界PC出荷台数、タブレットの影響で4.9%減の9030万台に──Gartner調べ

Mac 以外の PC は差し引き 3億3,580万台。
2012年の Mac のシェアは5%弱となる。
また、5年前の出荷台数は Mac:845万台、PC:2億8,458万台となる計算。つまり、年率たった3%しか増えていないPCは、実は毎年2億8,000万台以上を売り上げているわけだ。しかも増えた3%分だけで Mac の売上に匹敵している。
1企業が5年間で売上を2倍にすることは大変立派だが、数字のマジックを使ってあたかもPCよりも売れていると錯覚させるような表現はやめてほしいものだ。

また、購入者の満足度調査の結果も発表していたが、誰がどういう手法で何人に対して行なったかを明示しておらず、どの程度信頼できるのか疑問が残る(プレゼン画面/内容をシンプルにするためにあえて明示しなかったという捉え方もできなくはないが)。


みなさんも、プレゼンを見る時はご注意を!

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テーマ : Apple
ジャンル : コンピュータ

tag : Apple WWDC2013


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