「シグマ、所有レンズを異なるマウントにする「マウント交換サービス」」について



8月1日、シグマは「マウント交換サービス」を9月2日からスタートするとアナウンスした。
ユーザーが所有するシグマレンズを別のマウントに有償交換するというもの。ユーザーが将来カメラメーカーを変更した時に資産を無駄にすることなく移行できるようにする、という考えのようだ。

デジカメWatchの記事:シグマ、所有レンズを異なるマウントにする「マウント交換サービス」

シグマのサイト:マウント交換サービス | SIGMA GLOBAL VISION

最初記事を読んだときは、対応マウントが出ていないレンズ(例えば 120-300mm F2.8 DG OS HSM にペンタックス、ソニーマウントはまだ発売されていない)でも対応できるのかと勘違いしたのだが、よく読むと、実際に発売されているマウントでないと対応できないようだ。まぁ考えれば当たり前のことだけれど(笑)。
また、Art/Contemporary/Sportsラインを打ち出す前の旧製品には対応しておらず、旧レンズユーザーにとって恩恵はない。


ところで、このニュースでかつてタムロンが「アダプトール II」シリーズを発売していたことを思い出した方もいらっしゃるだろう。ワタシもその1人。タムロンはMFレンズ時代、1本のレンズで複数のカメラマウントに対応するマウントアダプターを用意していた。
ユーザーは自分でマウントを交換できるため、同じレンズを複数のカメラメーカーのカメラに装着することができる。
こちらのほうが今回のシグマのサービスよりははるかに便利ではあるが、当時シグマはタムロン方式に対して「マウント交換方式は精度が出せないためマウント固定式を採用している」旨を表明していた。
現在のレンズはAFになってMF時代よりもはるかに複雑になっている。マウント部分だけ交換してすべての機能を作動させるというのには無理があるのだろう。
今回もマウント交換後は「必ず当社独自の性能測定器「A1(Aizu 1)」で検査をし、光学性能を保証した後にお戻しいたします。」とあるので、精度には問題ないのだろう。


さて、このサービスの価格はレンズにより8,000円から25,000円。もともと安いレンズでこのサービスを受ける人はいないと思うが、120-300mm F2.8 DG OS HSM が25,000円でマウント変更できるなら魅力的ではあるだろう。

ただ、ユーザーが所有レンズを本当に気に入っているのなら、カメラメーカーを変更した場合、手持ちを売って対応マウントの同じレンズを買うことになる。それがシグマのレンズであれば、新品が1本売れる可能性があるわけで、商売的にどっちがトクなのかなぁと思わなくもない。

むしろ、「シグマレンズなら将来のマウント変更を気にしないで安心して購入してください」というメッセージがこのサービスの本質なのだろう。

とはいえ、製品販売終了後5年までは対応、としているので、将来を考えてシグマレンズを購入したものの、その将来が現実となった時には自分のレンズのサービス対応期間は終了していたということもあるかもね(笑)。


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