2013.11.02 『Xシリーズ新製品デビューイベント』(名古屋会場)に行ってきました!



『Xシリーズ新製品デビューイベント』(名古屋会場)に行ってきた。名古屋会場は栄駅からほど近いアパホテル〈名古屋錦〉EXCELLENT 4F 。

富士フイルムのサイト:X-Photographers & X-Lovers Festival 「Xシリーズ新製品デビューイベント」開催のご案内

開場は13時だったのだが、寝坊したので会場には14時半前に到着(笑)。といっても「X-Photographers トークショー」は3回行われるのでいいかと。

入場時、名前と年齢、E-Mail アドレスなどを記入すると、Xシリーズのカタログと「X-SERIES」ロゴがエンボスされたクロスの入った手提げ袋をもらった。クロスは黒地に黒のエンボスなのでなかなかシック。



入場してすぐに「X-Photographers トークショー」富士フイルム デジタルカメラ開発担当の第1回目が始まったので、これを聴講。



 


企画開発(だったかな?)の大石氏が司会進行、光学・電子機器開発センターの竹下氏がレンズ開発、生産についてを語り、同/南氏が色再現について解説。

竹下氏はフジのレンズはMTFに表れない合焦面からのなだらかなボケができるよう設計しているという。
また、生産に関しては、5ミクロンの偏心があっても本来のレンズ性能はでないので、1本1本検査しているという。

南氏はフジは「心地よい色」を目指しており、“測色” ではなく “記憶色”・“期待色” が出るよう実写を通して調整しているという。“測色” とは、色が本来の色で再現されることを目指すことを言う。カラーチャートを撮影するとして、それをなるべく正しく再現することを目標とする。しかし、実際われわれは風景なり人物なりを撮影するわけで、“測色” どおりに空を再現すると思ったよりもモヤッとした色になるという。そこで人の期待する空の色にあえて調整するのが “記憶色”・“期待色”。
フジはフィルム時代からこの考え方を実践しており、デジタルカメラでは “フィルム・シミュレーションモード” で5種類のフィルム(プロビア、ベルビア、アスティア、NS、NH)の再現特性を取り入れたという。

と、ここで第1回目のトークショーは時間切れ。本当はもう少しプレゼンしたい内容があったようだが。
で、第2回目(1時間20分後)では不足分をプレゼン。

色再現のつづきをより詳しく解説。
「青」は特に青空。少しマゼンタを足すことで期待する青になるという。また、グラデーションがある場合にトーンジャンプしないように調整しているとのこと。
「緑」はベルビアモードではシアンよりの緑になるよう調整、アスティアモードではイエロー寄りの緑に調整しているとのこと。
「肌色」には人間は敏感であり、ほんの少しでも違いに気がつく。
フジではハイライトからシャドーへのつながりを重視しており、ハイライトは少し彩度を高くし、逆にシャドーでは低くしているとのこと。
「モノクロ」ではカラーフィルターをかけたモノクロフィルムのような再現ができる。肌色はマゼンタ+イエローの成分が多く含まれているので、イエローまたはグリーンフィルターをかけると肌の調子を整えることができる。特に女性は赤系の口紅をすることが多いが、この場合はグリーンフィルターをかけると見た目と近いトーンに仕上がるとのこと。

と、ここで時間切れ。今回はレンズの話がゼロ(笑)。



続いて山本まりこ氏のトークショー第2回目。



 



聴衆には1回目も聴講した上で2回目に参加した方が結構いた。
山本氏はフィンランドの森を撮影して写真でレポート。カメラの機能解説もあったけれど、どちらかといえば、まさに “トークショー”。トーク自体はかなり面白かった。
本人いわく “airy(エアリー)” という露出オーバーっぽい写真のオンパレード。いま好まれる表現手法ではあるけれど、ワタシは好きではない。ただ、そうはいうものの単純な露出オーバーではなく、ISO800でダイナミックレンジを400%に拡張し、ハイライト−2、シャドー−2に設定しているとのこと。

フィンランドのレポートではどこかの島に渡るというところでバックパッカーの男性と意気投合、一緒に島に行くことになったというところで時間が来てしまい第3回目のトークショーに続く(笑)。
最後に「森の動画」と称し、これまで紹介した作例写真をつなぎ合わせて音楽を加えたスライドショーで締めくくった。

第3回目では島に渡るところの話を続け、無事完結。第1回目から3回目まで聴講してくれた人には本人サイン入りポストカードをプレゼントということで、10にんほどが山本氏の周りに群がっていた。



小原玲氏のトークショー。



 


小原氏は写真プロダクションからフリーの報道カメラマンになり、さらに現在では動物カメラマンに転身。
報道カメラマン時代には1989年の天安門事件のときに撮影した1枚が『Best of LIFE』に選定されたことも紹介。
ワタシ的には動物カメラマンと言えば一眼レフに超望遠レンズというイメージだったが、なぜフジのXシリーズ?というイメージだったが・・・。
小原氏のプレゼンは「好きなものが一番美しく写るカメラ」。
フジのXシリーズは色再現がよく、高感度にも強い。さらにシステムが小型軽量で、シャッター音が小さいことが良いというのが主な主張内容だった。

色再現については、小原氏が撮影した写真と別のカメラマンが撮影した他社製カメラの画像を比較していたものの、プロジェクターで投影されるそれらに差はわからなかった(笑)。ただ、オーロラの写真では、グリーンのカーテンの一部に赤い部分があるのだが、他社製カメラではこの赤が出ないという。ホンマカイナと思うものの、まぁ信じるしかないか。もっとも、ワタシがオーロラを撮ることはないだろうけれど(爆)。

高感度については、今一番高感度に強いのはニコンD4でもキヤノン EOS-1D X でもなく、フジのXシリーズだと断言。フジXシリーズの高感度画質が良いというのは田中希美男氏も語っていたが、1DXよりも良いと言われるとちょっとムカつく(笑)。ちなみに比較はISO6400での話のようだが。

システム全体として小型なのはミラーレスでAPS-Cだから、フルサイズの一眼レフのセットと比べると当然。
フィルム時代、報道カメラマンはドンケのショルダーバッグにカメラ2台、レンズ3本を入れて会社から支給されていたらしいが、今ではカメラもレンズも大型化してしまい、報道カメラマンはキャリーバッグに入れて運んでいるとのこと。小原氏いわく、「そんなので報道写真が撮れるのか?」(笑)。

また、最近は飛行機の手荷物規制が厳しくなって、600mmレンズが機内持ち込みできなくなっている。預けてしまうと場合によっては荷物が迷子になってしまい、帰国直前にホテルに届くようなこともあり、深刻な問題だそうで。一方、XシリーズはAPS-Cセンサーなので、400mmレンズで600mm相当になり、機内持ち込みが可能だとのこと。

Xシリーズはミラーレスなのでシャッター音も静か。動物を間近で撮影するとき効果を発揮するとのこと。これが一眼レフだとシャッター音が大きすぎて、動物が警戒してしまうとのこと。「やっと寝かしつけた赤ちゃんを一眼レフで撮れますか?」。

こんな内容で、1DXユーザーのワタシとしてはカチンとくる部分も多かったのだけれど(笑)、主張は明確で一番内容が良かった。

トークショーはサイトの案内を見る限りでは同じ内容のものをそれぞれ3回プレゼンするように思うが、実際は(小原氏のプレゼンを除いて)結果的に毎回違う内容。それならそれで、毎回違う内容であることを示しておくべき。というか、時間内にプレゼンをまとめる練習をそれぞれしていないのでは?


一通りトークショーを聴講したあとで、ようやく会場風景(笑)。

  

 

 

 


タッチアンドトライコーナーではモデルさんが2人、交代で立っていた。このあたりはフジさん、カネをかけてますなぁ。結構、結構。
スタッフの人に声をかけて、「自分のSDカードで撮影して画像を持ち帰ってもいいですか?」と訪ねたところ、OKだったので、X-A1とXQ1で撮らせてもらった。X-E2にはカードスロットの蓋にテープが貼られていて、「発売前なのでご遠慮ください」と言われたので諦めた(よく考えたら全機種発売前なのだが)。その後、トークショーを聴いた後、改めてタッチアンドトライコーナーに行ってみると、全部のカメラのカードスロットの蓋にテープが貼られていて、本当は全部ダメだったようで(笑)。なので、一応掲載するけれど、小さめの画像でご勘弁。

 

上はX-A1の画像。


 

こちらはXQ1の画像。




カメラ3機種を触ってみた感想。
X-E2は1970年代までのカメラを彷彿させるような重量感・高級感があるものの、サイズがでかい。
X-A1はコンパクトでカメラ女子にウケそうだが、チルト液晶の分だけ分厚いのが残念。ただ、X-Trans CMOS II 搭載の X-M1のほうが高くてもフジの製品であることを主張できて良いのではないかと思った(X-M1の展示はナシ)。
XQ1はコンパクトデジタルカメラながら2/3型X-Trans CMOS II 搭載。シルバーモデルはウェブサイトの写真より
高級感が感じられ、リング部分の出っ張りがあるもののコンパクトで、少し欲しくなった。



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