『サイゾー』2014年06月号「新しいニッポンのタブー<陰謀論>」
![]() | サイゾー 2014年 06月号 [雑誌] (2014/05/19) 不明 商品詳細を見る |
『サイゾー』2014年06月号。
表紙&巻頭グラビアは松浦雅さん。NHKドラマ『ごちそうさん』で、ヒロインめ以子(杏)の長女/ふ久役でTVドラマデビューを果たした新人女優さんだそーで。
松浦雅オフィシャルブログMIYABI MATSUURA
第1特集「タブーと陰謀論」。
[第一章]媒体〜“黒幕はマスコミ” の真贋を追う
・“陰謀論” を検証する10冊、その真実と虚構のボーダーライン
・タブー解禁! 藤井リナ本誌独占インタビュー
・モーニング娘。再ブレイクの裏に電通あり!?
・独裁者、9・11……写真と陰謀論のキケンな関係
[第二章]経済〜市場を動かす見えざる手
・ヤクザもIT企業も利用するタックスヘイヴンの闇
・旧財閥形成史から紐解く「財閥陰謀論」が生まれる理由
・菊タブーが過激な陰謀論を生み出す元凶!?
[第三章]社会〜疑心暗鬼が陰謀を作る?
・是か非か!? 音楽業界ゴーストライターのリアルな実情
・統一球から見えた球界とスポーツメーカーの危険な関係
・患者不在の新薬開発と製薬会社の黒いロビー活動
ワタシ的には「独裁者、9・11……写真と陰謀論のキケンな関係」「是か非か!? 音楽業界ゴーストライターのリアルな実情」「統一球から見えた球界とスポーツメーカーの危険な関係」が面白かった。
第2特集「小保方晴子 “STAP細胞” 騒動から考える 「論文」ってそもそも何?」。
・ニュートンの論文は論文じゃない? 深すぎる論文の歴史
・万有引力からiPS細胞まで、“有名論文” 勝手にレビュー
・理系研究者たちが大議論! 科学論文の脆弱性とギョーカイ裏話
・コラム 元朝日新聞・科学部記者に聞く「学術誌に支配される基礎科学報道」
ワタシは卒論も書かずに大学を卒業してしまったので(笑)、論文というものについては全く疎いのだが、本企画では論文そのものについて色々な角度からスポットを当てていて、なかなか興味深かった。
「TALK ON DEMAND 第89回 小保方問題にすり替わったSTAP細胞騒動の本質」。
ここでも小保方晴子 “STAP細胞” 騒動を取り上げて識者を含めて座談会。
「日米首脳会談の裏で甘利大臣がぼやき節「TPP交渉、もうイヤ!」」。
新聞社・テレビ局記者による覆面座談会。ゴールデンウィークには各大臣の海外外遊ラッシュだったそうで。ここでは大臣の外遊に同行する各社の記者のウラ話が展開されていてオモシロイ。
首相の外遊の場合は政府専用機での移動となるので、記者は同機に乗り込めば良いが、大臣の外遊の場合は記者はそれぞれが飛行機やホテルの手配をしなければならないとか。大臣クラスでは大した記事も書けないので付き合わない社も出てくるが、同行者があまりにも少ないと大臣にキレられるので、大臣担当官僚が動向記者を増やそうと必死にアピールしてくるのだとか(笑)。
「プラモデルを1/1で作る会」。
プラモ作りが高じて1/1(つまり実物大)のドイツ軍空挺戦闘車ヴィーゼル II 」を作ってしまった人を紹介。
『サイゾー』6月号はこんなところで。
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