『日本でいちばん大切にしたい会社 4』(坂本光司/あさ出版)
![]() | 日本でいちばん大切にしたい会社4 (2013/11/18) 坂本 光司 商品詳細を見る |
『日本でいちばん大切にしたい会社 4』(坂本光司/あさ出版/1,400円+税)。
『日本でいちばん大切にしたい会社』『日本でいちばん大切にしたい会社 2』を2010年に読んで以来、久しぶりとなるが、たまたま本屋で目にして購入。『日本でいちばん大切にしたい会社 3』を飛ばすことになるが、読み切りなので気にせずに。
過去のエントリー:『日本でいちばん大切にしたい会社』『同 2』
過去の作品同様に著者の坂本氏が紹介している企業は、単純に増収増益していることではなく、それが企業理念/企業活動の結果としてのものであり、もっと言えば「社員第一主義」を貫いている企業であること。業績や成長は企業活動が継続するための手段に過ぎないということである。
さらに、障がい者を積極的に雇用していたり、障がい者のための製品を積極的に作っている企業をたくさん取り上げている。
メインで取り上げられている企業は・・・
● 小松製菓
岩手県の「おしん」がつくった “ご恩返し” のせんべいメーカー
● 坂東太郎
「親孝行」を理念に掲げる笑顔いっぱいのレストラン
● 協和
障がいのある子どもたちに入学の喜びを届けるランドセルメーカー
● 東海バネ工業
日本のモノづくりを支えるバネメーカー
● 障がい者つくし更正会
障がい者の、障がい者のための、奇跡の不燃性一般廃棄物処理会社
さらにコラムで取り上げられている企業は・・・
● 菓匠 Shimizu
創業以来65年間堅実経営を続けるお菓子屋さん
● ふくや
製法もブランドもぜんぶフリーの「元祖」明太子メーカー
● ル・クロ
「伝説のサービス」で顧客を感動させるフレンチレストラン
● プラスアルファ
障がい者の雇用率65%で快進撃を続けるすごいクリーニング屋さん
● 昭和測器
創業以来43年黒字経営を続ける全員平等主義の装置機器メーカー
● アンシェーヌ藍
障がいのある1人の女性のためにつくったフレンチレストラン
旧作も含めて、会社とは何か? 仕事とは何か? 仕事で何を実現したいか? を考えさせられるシリーズ。ワタシ的には大いにオススメいたしマス。
スポンサーサイト