コミック『おせん 真っ当を受け継ぎ繋ぐ。』第7巻〜第11巻(完)



 

 




コミック『おせん 真っ当を受け継ぎ繋ぐ。』第7巻〜第11巻(完)。ようやくコンプリート。そして完結。

過去のエントリー:
ようやくコンプリート! コミック『おせん』第16巻(2014年1月13日)
コミック『おせん 真っ当を受け継ぎ繋ぐ。』第6巻(2012年7月31日)
『おせん』其之壱(2011年3月9日)
コミック『おせん 真っ当を受け継ぎ繋ぐ。』第1~3巻(2011年1月5日)


東京・笠置宿の高級料理屋『一升庵』で繰り広げられる料理マンガ。
前シリーズ『おせん』では、甲府の旅館の跡継ぎ/江崎ヨシ夫(愛称:グリコ)が修行のために一升庵の番頭に入るところから物語はスタート。グリコは現代人の代表であり、一升庵での昔ながらの手間のかかる料理法や生活スタイルに衝撃を受けながらも、それを受け入れ、少しずつ成長していく。
そして本シリーズ最後では、実家の旅館を次ぐことを決意し、一升庵や笠置衆と別れを惜しんで物語は終る。
主人公はタイトル通り、一升庵の若女将/半田仙(愛称:おせん)なのだけれど、現代人代表のグリコの視点で語られるからこそ、おせんや一升庵の特異さが際立つという内容になっている。

一升庵/おせんのポリシーは「お客様に喜んでもらってナンボ、料理人の手間は二の次、三の次」「食材は余すところなく使い切る」「料理は見てくれよりも美味いかどうか」といったところか。
また、書画骨董にも造詣が深い一方、殿様の器でも庶民の雑器でも自分の目(価値基準)で善し悪しを決める天賦の目を持っている。

絵はちょっとクセがあり、万人受けしないかもしれないけれど、ワタシは嫌いではない。また、江戸っ子の “粋” を感じさせるやりとりが楽しめる。

そんなワケで、料理をモチーフに色々なストーリーが展開されるのだが、『おせん』(第1巻〜第16巻)、『おせん 真っ当を受け継ぎ繋ぐ。』第1巻〜第11巻を通して、ワタシが心に残ったのは・・・

『おせん』
・つくろいの美(第2巻)
・水とお米と杜氏の心(第4巻)
・眼を用立てる(第7巻)
・お米礼賛(第7〜8巻)
・アワビ料理の真骨頂(第11巻)
・スローライフは是か非か(第13巻)
・山川 鰹節ラプソディー(第15巻〜第16巻)

『おせん 真っ当を受け継ぎ繋ぐ。』
・鱈のちり鍋(第1巻)
・桜切る馬鹿切らぬ馬鹿(第3巻)
・美を見つめる目(第3巻〜第5巻)
・料理人 公太(第7巻〜第9巻)
・おせん最終章 グリコの里帰り(第11巻)

特に「スローライフは是か非か」(『おせん』第13巻)と「山川 鰹節ラプソディー」(『おせん』第15巻〜第16巻)は現代日本の手抜き食事事情への痛烈な批判が込められており、考えさせられる。

そんなワケで、何度も繰り返し読むワタシの愛読書となっている。が、終ってしまったのがちょっとサミシイ。



   
   
   



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