『CAPA』2015年02月号

CAPA (キャパ) 2015年 02月号 [雑誌]CAPA (キャパ) 2015年 02月号 [雑誌]
(2015/01/20)
不明

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『CAPA』2015年02月号


表紙&裏表紙久松郁美さん。CanCam専属モデルで、めざましテレビにもレギュラー出演しているようで。


新製品レポート
カメラはニコンD5500、レンズはAF-Sニッコール300mm F4 PF VRAF-S DX ニッコール 55-200mm F4-5.6G ED VR IIタムロン SP 15-30mm F2.8 Di VC USDトキナー AT-X 11-20mm F2.8 PRO DX
トキナーの11-20mmは実写レポートがあるのに昨年暮れに発売されたタムロン15-30mmは実写レポートがなく残念。ニッコール300mmF4 PF VR も実写レポートなし。
カメラ雑誌発売に合わせた各社の新製品発表があるのではと期待していたのだが、それがなくてガッカリ。CP+2015直前か初日に発表されるのでしょうなぁ。


特集1「ガチピンを目指せ! 最新オートフォーカス活用術 “ピント” にこだわる!」
ピント合わせだけで23ページの大特集!(笑)。
従来の一眼レフの専用センサー式位相差AF、ミラーレスカメラのコントラストAFおよび像面位相差AFと、それぞれの仕組みと長所/短所を解説。
さらにAF-SとAF-CではAFの精度に差が出るほか、撮影フィーリングにも影響があると解説している。
現状、動体は位相差、静物の精度ならコントラストAFが強いと結論づけているが、将来はミラーレスでのAFがもっと進化して専用センサー式位相差AFが過去のものになるのではないかと思う。



特集2「人気ミラーレス一眼を大口径レンズで愉しもう」
ミラーレスカメラ用でF2.8以上の明るさのレンズを特集。
作例があるのは富士フイルム XF 56mm F1.2 R APD、同 XF 50-140mm F2.8 R LM OIS WR、フォクトレンダー ノクトン 25mm F0.95 Type II、パナソニック LUMIX G X バリオ 12-35mm F2.8 ASPH. POWOR O.I.S.、同 ライカ DG ノクチクロン 42.5mm F1.2 ASPH. POWER O.I.S.、オリンパス M.ズイコーデジタル ED 40-150mm F2.8 PRO、ツァイス ゾナー T* E24mm F1.8 ZA、同 Touit 50mm F2.8 マクロ。
マイクロフォーサーズ陣営は誕生から8年にしてかなりのレンズラインナップになりましたなぁ。短焦点もズームも一通り揃って、むしろ迷うぐらい(笑)。
富士フイルムの XF 56mm F1.2 R APD には個人的に注目。通常レンズのほかにアポダイゼーションエレメントを加えた描写はどんなものか? 比較写真がないのでその良さがわからないが。



「ソニーα7IIで極上のレンズ遊びを楽しもう!」
純正/非純正マウントアダプターを利用して色々なレンズをα7IIを使って楽しもうという企画。カメラ本体がフルサイズで手ブレ補正機構内蔵なので、色々なレンズが楽しめる。記事では純正のゾナーT*135mm F1.8 ZA、ペッツバール85mm F2.2、キヤノン EF 50mm F1.4 USM、コンタックスプラナー50mm F1.4で作例。コンタックスではキポン社Tilt C/Y TILT-NEX というアオリができるマウントアダプターを使用し、モデルの両目にピントを合わせながらもそれ以外をぼかすという手法を使っている。
キヤノンのほうはキポン社EOS-NEX A というアダプター内に絞りを組み込んだものを使っているが、作例では絞りを使うとケラレが出るため使用していない。が、マウントアダプターにはAF、手ブレ補正、自動絞りを電気的に制御するモデルもあるので、そちらを使ってほしかったところだ。



「報道カメラマンの現場7 朝日新聞 福岡本部 報道センター 池田 良 氏」
今回は「はやぶさ2」打ち上げを撮影したカメラマンをレポート。
最新の第三元ズームにサンニッパIS2、ハチゴローIS、1.4Xテレコンと全てキヤノン純正。
発射場から3kmは立ち入り禁止となるため、前日までに立ち入り禁止区域内にある撮影エリアに16-35mmを装着した無人カメラをセットしタイマー撮影、本人は3km外から800mmで狙ったとのこと。


「馬場信幸のシンク・アウト」
今回は4つのテーマについて語っている。
1.ユーザーがレンズ購入の判断材料になるフェアな作例写真とは
2.交換レンズに付属するレンズケースは要らないのではないか
3.ズームリングは手前側、フォーカスリングは前方が使いやすい
4.ワイドズームでは矩形のレンズ前枠に矩形のレンズフードが理想

1.について、メーカーはレンズの素性がよくわかる絞り開放で撮影し、点光源による後ボケもわかるような作例を示すべきだ、というのが主旨。
だが、メーカーはそのレンズが一番よい描写をした作例を表示するのが当たり前。ピント外れなコメントをするなぁ、と。
例えば、カタログに掲載する写真にプロなら何百枚、何千枚と撮った中からベストの1枚を選ぶだろう。わざわざ「何百枚、何千枚はボツ写真です」などとは表示する必要はないだろう。
むしろ、レンズの素性がどうなのかをレポートするのがそれこそカメラ雑誌の仕事の一つだろう。カメラ雑誌ではメーカーの広告もあることから、特に新製品では評価が甘い記事も見かけられるが、『CAPA』誌がそうでないかどうかチェックしてみてはどうだろう。

ただ、キヤノン EF 400mm F4 DO IS USM(I 型)のケースでは、高価であるにもかかわらず逆光特性がサイアクで、ネットでは大不評だった。逆光特性を改善した II 型が発売されたが、I 型を購入した人は人柱になってしまった。
ニコンはキヤノンと似たレンズを使用したニッコール300mmF4 PF VR を発表したが、公式サイトでは「PFレンズの特性上、画面内外に強い光源がある場合、光源を中心にリング状の色つきのフレア(以降「PFフレア」とする)が写り込むことがあります。」と明記している。さらに「画像に写り込んだPFフレアは、Capture NX-Dに搭載の「PFフレアコントロール」機能で軽減することが可能です。」としているが、キヤノンの先例があるだけに、明記せざるを得なかったのだろう。

2.については何とも言えない。レンズによっては付属ケース(ポーチ)を活用する場合もあるし、全く使用しないものもあるからだ。別売にするという手もあるし、そうしているメーカーもあるだろうが、そうするとレンズに対してケースの販売量は極端に減ってしまい、ケースの価格がかなり高くなってしまうだろう。ワタシがメーカーの人ならば、ケースはレンズにセットして売るだろうなぁ。

3.ズームリングとピントリングの位置は前後どちらがいいかということだが、これは撮影対象がなにかということと、撮影者がマニュアルフォーカスをどの程度使うかで変わってくるのではないか?
馬場氏のように主な撮影がポートレートであれば、最初にズームして画角を決めた後、フォーカスするという流れでいいだろうが、スポーツでは動き回る被写体に合わせてズーミングすることもよくある一方、マニュアルフォーカスでピントを合わせることはあまりないのではないか。
ワタシに関していえば、置きピンとしてマニュアルフォーカスをする以外はフォーカスリングを触ることはほとんどないので、ズームリングがレンズ先端にあったほうが有り難い。まぁ、70-200mm程度ならカメラ側にズームリングがあってもさほど気にならないが、120-300mmとなるとズームリングが前側にあるのでレンズホールドが安定する。

4.については、やたら大きな花型フードをやめて角型フードにすればコンパクトになるとの主張。
確かに EF 16-35mm F2.8L II USM あたりはやたら大きな花型フードで、バッグに収納する時不便だが、EF 16-35mm F4L IS USM のフードはコンパクトでヨイ。
記事に掲載している画像では、バリオテッサーT*16-35mmF4 ZA OSS をもとに角型フードをフォトレタッチで描いているが、実際にフードを自作してみてはどうか? 同レンズ付属のコンパクトな花型フードよりも遮光性能は少しだけいいかもしれないが、レンズに逆付けはできないだろうからカメラバッグ内で場所を取ってしまいそうだ。

しばらく「馬場信幸のシンク・アウト」には触れないようにしてきたのだが、今回マジメに反論してしまった(笑)。


『CAPA』2月号はこんなところで。







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「馬場信幸のシンク・アウト」。について

流石にプロカメラマンならではの、感想ですね。
たぶん、メーカサイドの返答は、竹千代55さんのような感じになるのでしょう。

馬場さんの意見は極論すぎると思いますが、開放のサンプルは公式サイトで
公開することによりメーカの開放画質への意識も変わると思います。
馬場さんの意見は、今までの常識に風穴をあけたいだけで
常識を疑えって読み解きました。
撮影スタイルは人によって様々、十人十色なのだから。

ちなみに僕は開放画質にしか興味がありません。
撮影スタイルはテスト撮影を除くとISO12800開放撮影が9割以上。
絞るのは口径食が気になる時、被写界深度を広げたい時などです。

ちなみに、こういうのを撮っています。(URI参照)
2015/2/7現在トップページは1枚を除いて夜撮影です。

Re: 「馬場信幸のシンク・アウト」。について

おーくていさん、コメントありがとうございます。リンク先のネコ写真も拝見させていただきました。夜間撮影というのは面白いですね。
だからこそ開放画質にしか興味ないというのもわかります。

さて、馬場氏のメーカーサンプル画像に関する意見はすでにブログで書いているので繰り返しませんが、本気でメーカーに要求するのなら、その前に『CAPA』誌上のレポートすべてを(馬場氏本人以外のものも含めて)ガチの評価にすべきだと思います。
『CAPA』に限らず(たぶん)すべてのカメラ雑誌にはメーカーからの広告や機材貸与などを受けています。そのような環境でガチの評価はできないはず。
馬場氏が「逆説的に捉えれば、背景に点光源の小ボケのないような作例写真は、ボケ描写に自信のない表れ、と受け取るしかない」と述べていますが、同様にカメラ雑誌で美辞麗句が並ぶなか、評価のない部分については注意をする必要があると思います。雑誌記事も「常識を疑え」ですよ(笑)。

ところで、そもそも馬場氏の記事は、“CAPA レンズ大賞 選考委員” である本人が使っていないレンズを評価するためにメーカーのサイトを覗いたものの、参考にならなかったという手抜き仕事が話の発端なのですが、選考委員なら、『CAPA』の力を持ってレンズを借りまくって評価すべきではないでしょうか? 「CAPAレンズ大賞」は実写もされることなく評価される賞なのかとガッカリした次第。
プロフィール

竹千代55

Author:竹千代55
カメラ・レンズやPC関係、生活雑貨など、ワタシが手に入れたいろんなGoodsまたは気になるGoodsを紹介するページです。ヘタクソな作例写真などもアリ.

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