『顧客心理を動かす11のプレゼン技術』(ピーター・コフター著/ダイレクト出版)




『顧客心理を動かす11のプレゼン技術』(ピーター・コフター著/ダイレクト出版/3,700円+税)

著者のピーター・コフターはプレゼンテーションの達人だそーで、バージニア・コモンウェルス大学(VCU)「ブランドセンター」教授。世界的な大手広告代理店に助言を行うコフター&カンパニーの社長。



目次

序 文  はじめに
第1章  プレゼンテーションの基礎技術
第2章  戦う前にして勝つ!リサーチの技術
第3章  聴き手の気持ちをつかむスピーチの技術
第4章  心の琴線に触れる技術
第5章  勝つプレゼンターの言葉を選ぶ・使う技術
第6章  パワフルなプレゼンテーションをする技術
第7章  パワーポイントを使いこなす技術
第8章  プレゼンテーションを構成する技術
第9章  勝利に導くリハーサルの技術
第10章  聴き手の理解を深める技術
第11章  土壇場で逆転する技術
あとがき 何度でも立ち上がる



この本を一言でいえば、“プレゼンテーション技術を向上させるためのノウハウ本” と言うことになるのだろうけれど・・・。
プレゼンの時の身なりやしゃべり方、しぐさ、パワポの使い方といったことが書かれているようにイメージされると思う。そのようなことも書かれているが、本書の軸となるものは全く違う。

著者はプレゼンターに「自分自身であれ」と言う。顧客(プレゼンを受けている人)はプレゼン内容よりもむしろプレゼンター(およびその会社)がどれだけ自分に向き合ってくれているかを評価している(ワタシの要約)。誰か有名なプレゼンターの真似はすべきではなく、またプレゼン内容も心底自分が納得できるものを伝えなければならないとしている。

パワーポイントについては、かなり否定的な評価をしている(笑)。が、それはパワポそのものが悪いというよりは、多くの人のパワポの使い方がひどいことを指摘しているのだ。
特に多いのが長い文章をスライドに表示して、それをプレゼンターが読むといったケース(ワタシにもそのような思い出が・・・笑)。文章を声に出して読むよりも目で見て読むほうがはるかに速いため、顧客はすぐにスライドの内容を読んでしまい、あとはスライドの内容を読むプレゼンターの尻を見ていることになる。
また、プロジェクターなどの機材を使用する場合は本番前のチェックを必ずすべきだとし、さらにはそれらが故障しても切り抜けられるだけの下準備をしておくべきだとも述べている。

そしてプレゼンのリハーサルは担当者全員が入念に行なうべきだとし、故・スティーブ・ジョブズもプレゼンには3週間かけて内容を練っていたと紹介している。また、プレゼンメンバーのチームワークが悪いと、仕事を任せてもらえないとも。



著者が考えるプレゼンに必要なことを要約しまくると、キーワードは「大変な努力」「自らへの問いかけ」「無関係な事柄の排除」「最新の準備」「冒頭から聞き手の関心を引くこと」「自分達の考え(ポイント・オブ・ビュー)を語ること」ということになるだろうか。

なお、本書で著者が想定しているプレゼンというのは会社の業績に影響を与えるぐらいのシーン。数日から数週間、場合によってはそれ以上の準備が必要なプレゼンを想定しているようだ。なので、「努力のレベルは1つしかない。全力投球するだけだ」
とはいえ、もっと小規模なプレゼンであっても、そのエッセンスは大いに参考になるものと思われる。



そんなワケで、仕事でプレゼンテーションをする機会がある人には超オススメの1冊(ワタシ的には★5つ)。
キョーミを持たれた方は、下のリンクをクリックしてみてクダサイ。紹介ページに飛びます。

ダイレクト出版のサイト:『顧客心理を動かす11のプレゼン技術』


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