『シグマ交換レンズWORLD』(日本カメラMOOK)




『シグマ交換レンズWORLD』(日本カメラMOOK/2,200円+税)



いま高級レンズを連発して成功しているレンズメーカー(カメラメーカーでもあるけれど)のシグマの現行レンズ全40本を紹介するムック。

日本カメラのサイト:シグマ 交換レンズ WORLD

冒頭の「SIGMA Gallery」では、風景、ポートレート、鉄道、飛行機、料理、ペットのエキスパートがそれぞれの作品を紹介。
特に気に入ったのはポートレートの5ページの作品。荻原和幸氏のものだが、使用レンズは50mm F1.4 DG HSM。まつげ周りが繊細なシャープさで描写される一方、唇や顔の輪郭は滑らかにボケて、目の部分だけが強調されている。
一方、4ページのポートレートは35mm F1.4 DG HSMでメリーゴーランドに乗る女性を撮影しているが、絞り開放のため背景のメリーゴーランドがボケすぎてイマイチ(笑)。もう1〜2絞り程度絞ったほうが良かった気がする。

その後は新レンズライン(DG)、同(DC)、現行レンズライン(DG)、同(DC)、新レンズライン(DN)の順に1レンズ見開き2ページで紹介。基本スペック、レンズ構成図、MTFのほか、シグマが独自公表しているディストーショングラフ、周辺光量グラフも紹介。
普段、作例にお目にかかれない300mm F2.8、500mm F4.5、800mm F5.6、300-800mm F5.6、そして200-500mm F2.8 / 400-1000mm F5.6 なんてレンズもしっかり作例を紹介している。

APO 200-500mm F2.8 / 400-1000mm F5.6 EX DG は全長726mm、重量15.7kgもある超弩級レンズ。CP+のシグマブースでは人気のアイテム。本書では紹介ページとは別に見開き2ページで使用レポートを紹介している。
頑丈な三脚を使ってのポートレートなのだが、カメラ、三脚など諸々含めて30kgを超すような機材でポートレートはキツいですなぁ(笑)。
むしろシグマ主催のポートレート撮影会で撮影ポジションなどを決めた上で参加者に使わせれば、大人気になるのでは?
それにしても、どういう用途で使われているんでしょうなぁ???

なお、レンズ紹介ページの作例の中で、15mm F2.8 フィッシュアイのものはフルサイズ用レンズであるにも関わらず、2作品ともAPS-Cカメラを使用していて理解に苦しむ。フィッシュアイレンズでのフルサイズとAPS-Cでは写し取るものが大きく変わるので、少なくとも1枚はフルサイズカメラで撮影したものを掲載すべきだったと思う。
一方、8mm F3.5全周魚眼レンズの作例は2枚ともフルサイズカメラによるものだが、1枚はAPS-Cカメラで対角線魚眼として使う作例を掲載しても良かったかも。

その他の記事としては、
● SIGMA USB DOCK でシグマレンズをカスタマイズ
● レンズを使いこなすテクニック
● レンズ収差と画質
● レンズ用語解説
● どちらがいいの? シグマレンズ
● 便利なレンズ用 Accessory
● レンズクリーニング術
● シグマ会津工場探訪 シグマレンズができるまで(社員食堂まで紹介されていて面白い)
など、参考になる記事多し。


そんなワケで、シグマレンズファンには必携の一冊。






スポンサーサイト

テーマ : 本、雑誌
ジャンル : 本・雑誌


コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

竹千代55

Author:竹千代55
カメラ・レンズやPC関係、生活雑貨など、ワタシが手に入れたいろんなGoodsまたは気になるGoodsを紹介するページです。ヘタクソな作例写真などもアリ.

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
検索フォーム
カレンダー(月別)
10 ≪│2017/11│≫ 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
月別アーカイブ
カテゴリ