『カメラマン』2016年02月号



『カメラマン』2016年02月号


表紙&「倉繁利の女優びより」のモデルは菜々緒さん。
昨年のテレビドラマ『サイレーン』では悪女っぷりが完全にハマっていたが、先週スタートの『怪盗山猫』では普通キャラの刑事役を演じている。1月30日からは映画『さらば あぶない刑事』にも出演とのことで。



「New Product Review」
いきなり苦言。1月初旬から19日にかけてニコン、富士フイルム、パナソニックなどが新製品を公式発表しており、カメラ雑誌はそれらの記事を紹介しているわけだが。
『カメラマン』の場合、目次のページを見るとニコン D500D5富士フイルム X-Pro2X70パナソニック LUMIX CM10TX1 の表記があるが、パナソニックの2機種は「New Product Review」のどこにも記事がなく、巻末の「カメラマン通信」(モノクロページ)にTX1が紹介されているのみ。CM10の記事はどこにもない。
どの新製品を紹介するかは各雑誌の判断と言えなくもないが、目次ページに記載があるのに記事がないというのは許せん! 誌面の都合で掲載できなくなったのかもしれないが、それならそれで目次から削除すべきだろう。
ちなみに『CAPA』ではパナソニック LUMIX CM10、TX1はもちろん、同 TZ85富士フイルム XP90トキナー AT-X 14-20mm F2 PRO DX といった『カメラマン』が掲載していない新製品もも掲載している(というか、それがフツーだろう!)。

さて、新製品だが、やはり目玉はニコン D5D500。ただ、『カメラマン』も『CAPA』も第1に紹介しているのはD500のほう。まぁ、D5はプロ向けカメラなので、読者が実際に購入を検討するのはD500の方だろう。
紹介内容はだいたいWEBで見ているのであまり驚きはないが、注目したのは「フリッカー低減機能」。『カメラマン』も『CAPA』もD500についてはこの機能を紹介しているが、D5については記載がない。ということはやはりD5に「フリッカー低減機能」は搭載されていないということか?

・・・とモヤモヤが続いたのでニコンカスタマーサポーとセンターに電話したら、「D5にも「フリッカー低減機能」は搭載されている」という回答を得た。まぁ、当たり前だわな。と思いつつ、このような基本的かつ特徴的なスペックをWEBやカタログで紹介していないのはかなり問題ではないか。この紹介がないために「D5の購入を控えよう」とか、「本当はD5を2台持ちたいが(仕方なく)1台はD500にしよう」というユーザーがいるかもしれない。もちろんD5購入前にスペックを確認しないバカはいないだろうけれど、室内撮影をするカメラマンにとってはかなりキーになる機能であるだけに、不親切も甚だしい。・・・と今度はニコンに苦言(笑)。
D5もD500も全く購入意思のないキヤノンユーザーがわざわざ電話をかけるのもアホな感じではあるが、モヤモヤの解消のためにかけた次第。



「やってはいけない撮影 あなたの撮影 それダメ!?」
Part 1:撮影編
Part 2:機材編
Part 3:レタッチ編
となっている。

Part 1:撮影編は知っていることばかりで退屈。

Part 2:機材編も知っていることが多いけれど、レンズの偏芯やキャリーバッグでの運搬による振動の影響の記事は気になる。また、カメラの記録メディアを小分けに保存(小容量x多メディア枚数)する手法についてはヒューマンエラーのリスクが高まるので、大容量x少メディア枚数のほうがいいという主張。
ワタシもその通りだと思うが、小分け保存の場合は1つのメディアでトラブルがあっても他のメディアは使えるが、大容量メディアに丸ごと保存の場合はそのメディアが1枚アウトだと1枚も画像が残らないリスクもあるワケで、トラブった場合の悲惨さはハンパない。なので、リスク管理の観点ではどちらがいいとはなかなか判断しづらい。ワタシの場合は撮影時にメディア交換に気を使うのが嫌なこともあり、大容量派ではあるが。

Part 3:レタッチ編に関しては、まずキヤノンの現像ソフト『DPP』のみ紹介しているのがどうかと思う。他メーカーも自社製現像ソフトを出しているところはいっぱいあるわけで、それらの紹介がないのはいかがなものか。
また、トーンカーブを使うのに16bit変換を進めているワリにはPhotoshopの非破壊編集についての記述がないのは、これまたどうなのよ!? 
ポートレート画像を複製してオリジナル画像にシャープネスをかけ、複製画像の一部を消しゴムツールで消してシャープな部分を表示するという手法を紹介している。が、ワタシだったら複製画像をスマートオブジェクトに変換してからシャープネスをかけ、さらにレイヤーマスクを作って必要な部分だけシャープネス効果を表示するだろう。なぜなら、スマートオブジェクトに対するフィルター効果などは後から調整が可能だし、レイヤーマスクもマスクの範囲を後から調整できるからだ。誌面で紹介されている作業方法では1回1回の作業がシビアになってしまい、失敗したらその都度「取り消し」とか「1段階戻る」などすることになる。一方ワタシの方法であれば、レイヤーマスクの編集は最初に大雑把に作業しておいて、だんだん細かい作業をすることができる。最悪、複製画像やレイヤーマスクを破棄すればオリジナル画像に戻ることができる。
さらに言えば、レタッチはなるべく現像ソフトで作業したほうが、データが肥大化しないですむ。
これらのような理由で、この記事の手順はマネすることをオススメしない。



「着衣のエロス チラリズムの美学 ver.2016」
魚返一真、舞山秀一、伊藤彰、古賀学、常磐響、堂野一圭、安達貴の7氏による競作。
「セクシー」と「エロティック」の定義が人によりそれぞれ違うのだろうが、同じくこの「着衣のエロス チラリズムの美学」というタイトルが中身と違うようにワタシには感じられる。
タイトルから受けるワタシのイメージは、少なくともギリギリ乳首や女性器部分は隠されているものだと思ってしまうが、おっぱいポロリの作品が多くて違和感あり。まして「チラリズム」とはかなりかけ離れているような・・・。
タイトルとの乖離はさておき、作品内容としては、舞山秀一氏のモノクロ作品がアート的でワタシ的には惹かれた。堂野一圭氏の情事を想起させる作品にも惹かれる。そして古賀学氏の水中撮影! プールに潜って撮影するという、ある意味命がけの撮影。意表を突かれたというか、なかなかマネできない撮影ですな(笑)。



「SONY α7R II 最強伝説」
前半はSONY α7R IIキヤノン EOS 5Ds Rニコン D810 との比較、後半はSONY α7R II によるポートレート、花、スナップの作例という内容。超高画素機を検討している向きはご参考に。



「メーカー別 F2.8 vs F4 vs F値変動ズーム 中望遠ポートレート描写比較」
35mm判換算70mm相当前後での描写比較。1メーカーあたり3〜5本で7メーカー。撮影したカメラマン(落合憲弘氏)もモデルさんもご苦労さんという感じ。それぞれレンズの描写のコメントがあるのでご参考に。
ただ、ポートレート向けという前提であれば、ユーザーからすれば、レンズメーカーのレンズも比較してほしいところだろうし、単焦点レンズも比較してほしいところだろう。
人物の背景のボケに関しては、フルサイズ>APS-C>マイクロフォーサーズとなり、ボケを稼ぎたいなら撮像素子が大きなカメラとなってしまう。フルサイズで70mmと同じ画角がマイクロフォーサーズでは35mmになるけれど、中望遠レンズと広角レンズではボケの差は歴然。フルサイズ70mm F2.8のボケ描写がマイクロフォーサーズ35mmでは絞りいくつが必要かを示してほしかった。



「どっちのレンズショー」
今月はタムロン SP 45mm F/1.8 Di VC USD Model F013 とニコンカメラ用ライバルレンズということで、ニコン AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G同 50mm f/1.8Gシグマ 50mm F1.4 DG HSM Art
ニコンの2本は発売時期が2008年、2011年と古いため、他の2本とは差が出たようだ。タムロンとシグマではシグマの方が画質的にはわずかに優れている結果ながら、タムロンは最大撮影倍率が抜き出ているのと手ブレ補正機構が内蔵しているところが特長。描写傾向も少し違うようなので、カネのある人は両方買ってクダサイ(笑)。



『カメラマン』2月号はこんなところで。






スポンサーサイト

テーマ : 本、雑誌
ジャンル : 本・雑誌


コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

竹千代55

Author:竹千代55
カメラ・レンズやPC関係、生活雑貨など、ワタシが手に入れたいろんなGoodsまたは気になるGoodsを紹介するページです。ヘタクソな作例写真などもアリ.

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
検索フォーム
カレンダー(月別)
08 ≪│2017/09│≫ 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ
カテゴリ