CP+2016レポート(その3)各社の自前メディア・自前カメラ対応 2016

昨年もこのテーマについて書いたが、今年も。多少メーカーによって違いが出ている。
すでに発売になっているカメラ/レンズならユーザーのメディアを使用させてくれるメーカーがかなり増えた。ただ、発売前の製品については操作は可能だがメディアの使用はNGというのが大半のメーカーの対応スタイル。
レンズについての自前カメラの使用可能かどうかも発売前後で同様の傾向。



そんななか、今回、一番評価できるのがソニー





これまでモデル撮影ブースにカネはかけるものの、カメラのメディアスロットにはテープを貼って、ユーザーのメディア使用を許さなかったソニーが、今年はとうとう解禁!
しかも、FE 85mm F1.4 GM という発売前のレンズを付けたカメラでの撮影でも、ユーザーのメディア使用がOKだった!!!


 

ほかにFE 35mm F1.4 ZA、FE 55mm F1.8 ZAも使用することができたが、一番の驚きは FE 85mm F1.4 GM の描写とα7R II の顔認識AFのすごさ。
ソニーのカメラは使い慣れていないので、レンズは開放F値の絞り優先で撮影したのだが、なんとなく顔認識しているだろうなぁという画面表示でバシバシ撮影。ホテルに戻ってパソコンで確認してみると、ほとんどのコマがF1.4の開放にも関わらず、目にピントがバッチリ合っている!!! これまでピントを合わせるのに四苦八苦してきた経験からすると、気味が悪い感じで、テクノロジーの進化を感じざるを得なかった。
また、FE 85mm F1.4 GM の描写は素晴らしく、ピント面は恐ろしくシャープなのに背景は綺麗にボケるギャップがすごい。α7R II とセットで高価でも買う価値は十分あるだろう(ワタシが買うかどうかは別。笑)。
このように感じたのは自前のメディアを使えたからこその結果であり、今回、ソニーが発売前のレンズでもユーザーのメディア使用をOKとしたのは大英断ながら大成功だったように思う。

残念ながら、ソニーのカメラを試さず、自分のカメラシステムで後ろから撮る来場者のほうがはるかに多かったのだが、せっかくの新製品紹介の場なのだから、なぜ自分のカメラにこだわるのか理解に苦しむ。


続いてニコン



 

ニコンはここ数年、モデル撮影ブースを作って自社新製品/現行製品を試写させているが、現行品のD810やD750に関してはユーザーのメディア使用を許可。一方、今回発表されたD5/D500はNG。まぁ、「発売前の製品はNG」というレギュレーションに照らせば仕方のないところ。データを持ち帰りたいワタシはあえて現行品ばかり選んでいたが(笑)。ソニーのように発売前であっても、あえてデータを持ち帰らせたほうが、評価が上がったのかもしれないのに・・・。


パナソニック







 

パナソニックはステージに竹林を作り、小物に和傘を用意するなど和を印象づけるコンセプトだったが、ステージモデルはいつもの派手な原色系の洋風衣装だった。
それはともかく、ステージ周りに用意されたカメラはすべてユーザーのメディアを使用可能。パナソニックは「4Kフォト」と「フォーカスセレクト」の使用をPRしていて、ワタシも自前メディアで試用した。
いずれも4Kムービー技術を利用しているので、画素数が約800万画素になるのが残念だが、その点がOKなら、なかなか面白い技術だと実感した。なお、データはMP4ファイルになり、多くのExifデータが消えてしまうので、1回撮影したら最低1コマはカメラでJPEG書き出しをしておくべきだとスタッフの方に教えられた。ナルホド。

ところで、残念だったのは、パナソニックのカメラを試す人はあまりおらず、空いているカメラが多かった。一方、後ろで自分の一眼レフを構える来場者はものすごく多くて、パナソニックとしては歯がゆかったのではなかろうか。



フジ





 

X-Pro2は2月18日発売なので、自前メディアの使用OK。カネをかけて作り込んだと思われるステージにモデルを立たせ、3方向から撮影。ワタシが並んだときは30分待ち。
ステージと撮影エリアに距離があったので、望遠ズームで撮影。もう少し近ければ別のレンズも試したのだが・・・。あと、ライティングが少し硬くてイマイチ。
ここのブースも外から自前カメラで撮影する来場者が多かった。





なお、フジはレンタルサービスも行なっており、顔写真のある身分証明書とクレジットカードがあればX-T1とレンズを無料で貸し出していた。ワタシは利用しなかったが、本気で購入を検討したい場合には、とてもいいサービス。以前はソニーも行なっていたが、他社も追随してほしい。




キヤノン





すでにレポートしたように、キヤノンは体操/新体操の選手に実際に演技をさせ、それを1DX2や80Dで撮影させるという内容だった。ワタシも1DX2は実際に試させてもらったが、ファインダーでの顔認識AFは画期的に感じた(完璧とは言えないが、かなりのヒット率だった)。ただ、未発売の新製品なので、メディアを持ち帰らせてくれなかったのは残念。
発売済みカメラでモデル等を撮らせてくれるコーナーはなかった。



オリンパス







新製品の PEN-F は2月26日が発売日だったため、ワタシはたまたま25日には並ばず、26日に並んだため、データ持ち帰りが可能だった。各社はCP+に発売日を合わせるべきだ(笑)。
ただ、今回オリンパスは撮影のためのモデルを用意しておらず、ブース近くのどうでもいい何かを写すしかなかったのが残念(接写撮影用の花は用意されていたが)。



タムロン

 

 

3月24日発売のSP 85mm F/1.8 Di VC USD(Model F016)は実機に触れるけど、自分のカメラに装着することはNG。一方、同時発表されながら2月25日発売の SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F017)はOK。
基本的に発売済みのレンズはすべてユーザーのカメラに装着させてくれたのはグー! 撮影のためのブースはないが、説明員の女性スタッフにお願いしたら、快く撮影に応じてくれた。


シグマ

 

新しく発表された sd Quattro は大行列で触るのを諦めた(笑)。たぶん自前データでの撮影はNGだったと想像できる。
30mm F1.4 DC DN | Contemporary、SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art、マウントコンバーター MC-11 はいずれも手に取って操作できるものの、自分のカメラに装着することはNG。





それ以外のレンズは基本的にすべて自分のカメラに装着可能。巨大な200-400mm F2.8にも装着可能で、買う気全くナシのワタシでも快く自前カメラを装着させてくれた。さらに記念写真も撮ってくれ、このレンズを触ることがイベント状態(笑)。ただし、被写体がないため、セミナーを聴講する来場者の横顔を撮影。



トキナー



興味があったのは 14-20mm F2.8 DX PRO のみ。自前カメラに装着するのはOKだった。ちなみに自前カメラは5Dsだが、このカメラはAPS-Cのレンズも試せるのでCP+では便利。装着できないのは純正のEF-Sレンズだけ(爆)。


こんな感じで、多くのメーカーが発売後のカメラ・レンズについては自前メディア・自前カメラの使用を許可しており、数年前に比べてずいぶん対応が良くなったと感じた。
一方で、多くのメーカーがCP+直前に新製品を発表し、発売がCP+終了後となるため、自前メディア・自前カメラの使用がNGで、非常に残念。


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