シグマ 18-35mm F1.8 DC HSM Art は 5Ds で使えるのかを検証
日曜日に届いたシグマ 18-35mm F1.8 DC HSM Art 、キヤノン EOS 7D Mark II で使用することを前提に購入したものだけれど、フルサイズセンサーの EOS 5Ds に装着したらどうなのかをチェックしてみた。
純正 EF-Sレンズと違って、サードパーティ製APS-C対応レンズはキヤノンのフルサイズカメラにも装着することができる。なので、最低、クロップ機能で 5Ds(5,030万画素)をAPS-Cカメラ(1,960万画素)として使用することはできるのは当然だが、5Dsのクロップ機能はAPS-H(3,050万画素)もあり、よりワイドに高画素で撮影できるのではないかと期待。
結論から言えば、イメージサークルは焦点距離全域でAPS-Hサイズをカバー(18mmで四隅がごくわずかに暗くなるかも)。さらに28mmから35mmの焦点距離ではフルサイズをカバー。
なお、付属のフードを装着すると広角端の18mmでは四隅および左右がケラレてしまう。まぁ、APS-C用に作られているので当たり前だが。
ただし、上記はあくまでイメージサークルがそれぞれのセンサーサイズをカバーするかどうかについてのハナシだが、周辺が使える画質かどうかという問題もある。正直なところ、28mmから35mmでフルサイズで使用するとすれば、周辺画質はかなり物足りない印象だ。もちろん、WEBに掲載するような小さな画像でいいなら十分すぎるレベルだが、大伸ばしを必要とする場合は また別。そもそも 5Ds で使用するという前提なので、要求レベルが高くなってしまう。
そんなワケで、APS-Hについても画質はどうかというのは、もう少し撮り込まないと何とも言えない。
以下、テスト撮影画像。お分かりと思うが、外側の赤枠がAPS-H、内側がAPS-C。
フードなしで撮影。左:f1.8、右:f8。
18mm


20mm


24mm


28mm


35mm


フードありで撮影。左:f1.8、右:f8。
18mm


20mm


24mm


28mm


35mm


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