『校閲ガール』(宮木あや子/角川文庫)★5




10月5日に日本テレビ系で『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』が始まった。主演は石原さとみ。それだけでも見るに値するが(笑)、「校閲」という地味な業務に焦点を当てたところにも興味を持った。
ワタシ自身も以前の職場では新製品の取扱説明書を作ったり、和訳したりでもちろん校正作業も。あるいは会報の記事作成や校正もした経験がある。それは校閲部で行なうようなキッチリとしたものではなく、マネゴトではあったのだが、大切な作業。
ワタシが担当したわけではないが、あるプロモーションのチラシで「●●円(税別)」とするところ、「●●円(税込)」としたために、そのチラシはすべて回収、再印刷でそれなりに費用負担もあったことを目の当たりにした。
あるいは(全くの他社ながら)、ネット販売で担当者が販売価格にゼロを1個つけ忘れてしまったために注文が殺到したというニュースもあった。
なので、『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』とはちょっと違った意味で校正作業は地味ではあるが重要な仕事だと認識している。

さて、前置きが長くなったが、『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』を早速見たところ、これが面白い!
石原さとみがキュートなことは置いておいても、だ(笑)。ファッション命の河野悦子は愛読誌『Lassy』の編集部に配属を希望するが、どういうわけか校閲部に配属される。いつかファッション誌編集部への転属を期待して校閲業務に勤しむ。ただ、河野悦子は校閲作業を逸脱して事件を巻き起こしてしまう。
第1話を見逃した方は下のサイトで。

TVer:地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子 第1話10月5日(水)放送分(10月12日21:59配信終了)



さて、ようやく原作『校閲ガール』。第1話放送の翌日に本屋で購入(笑)。
読んでみると7回目の中途採用でようやく出版社に入社できたテレビ版は石原さとみの実年齢に配慮したのか? 原作では大卒入社で2年目からの物語展開となっていた。
他の登場人物の設定もいろいろ微妙に変わっていたりして、今後のテレビドラマのほうも新鮮に楽しめそうな気がする。

原作本で面白い部分を一つピックアップすると、河野悦子が合コン相手のトレーダーに「先週、外車を買ったんだよね」「イタリア車なの、なんだと思う?」「ヒントはね、頭文字はA。判る? 女の子は車とか判んないかー、えっとね」と言われ、
「ドライバーのエンツォ・フェラーリに独立されてF1でフェラーリ社に惨敗した挙句、経営不振でフィアットに買収されたにも拘らず未練がましくヴィスコンティ家の紋章のエンブレム掲げたまま営業しているアルファ・ロメオのことですか?」
と返すくだり。こんなこと言ったらオトコは引くわなー(爆)。

河野悦子はあまり相手をおもんばかった言動ができず、思ったことをズケズケ言うタイプだが、それがまたスカッとするところ。

なかなか楽しめて、一気に一冊を読み切った。文庫以外に単行本も2冊あるようなので、さらに読んでみたいし、テレビドラマのほうも期待したい。



   




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