『居酒屋ぼったくり』第1〜6巻(秋川滝美/アルファポリス)


 

 

 



『居酒屋ぼったくり』第1〜6巻(秋川滝美/アルファポリス/各1,200円+税)


著者がワタシのかつてのクラスメートらしく、少し前から情報を得ていたのだが、ようやくまとめ買いして一気読み。
東京下町の商店街で『居酒屋ぼったくり』という名前とは裏腹に良心的な価格で美味しいお酒と料理を提供する店を切り盛りする女店主と妹、そして店にやって来る常連客の人情話。

1巻当たり大体6話前後の読み切りとなっており、1話ごとに日本酒を中心とした酒の銘柄が1本から3本紹介されているほか、料理も幾品か紹介されている。
出てくる酒や料理がストーリーに微妙にからんでいて面白い。

ちなみにワタシが住む三重県の日本酒としては、
『鈴鹿川 吟醸』(清水清三郎商店/鈴鹿市/第3巻第4話で紹介)
『純米吟醸 義左衛門』(若戎酒造/伊賀市第6巻第5話で紹介)
が紹介されている。『鈴鹿川 吟醸』はたぶん飲んだことはあるけれど『鈴鹿川 特醸酒』のほうが安くてコスパが高いとワタシは思っている。
ちなみに清水清三郎商店は伊勢志摩サミットでワーキングランチやコーヒーブレイクで別ブランド『作(ざく) 智 純米大吟醸 滴取り』や『作(ざく) 穂乃智 純米酒』が選ばれている。
『純米吟醸 義左衛門』はワタシの近所のスーパーでも購入できる日本酒で、なかなか美味。

ところで、著者の秋川滝美氏は元ワタシのクラスメートらしいが、当時まさかこんな大作家になろうとは、今振り返っても想像できない。まぁ、当時そんなに親しかったわけでもないので、人となりをそれほど知っているわけでもないが。また、作家デビューが2012年というのも遅咲き過ぎる。彼女は卒業後、どんな人生を送ってきたのか? ひたすら料理と酒を追求してきたのか?(笑)。

酒そのもののウンチクは酒蔵のサイトを見ればある程度入手できるし、日本酒関連本もたくさん出ているので参考にもできるだろうし、自分が直接取材に行けばさらに詳しい情報が取れるだろう。ただ、本作では料理とのマッチング(マリアージュ)が重視されており、料理自体への造詣も深いと察するが、相当飲んでいないとマッチングまで語ることはできないだろうと感心する次第。

もうひとつ感心するのが下町人情。なぜクラスメートだった彼女が下町人情を小説にできるのかがわからない。彼女は商店街の娘として育ったのか? 大学で下町暮らしをしたのか? あるいは下町の男の元に嫁いだのか? そのような想像をしてしまう(笑)。

ともあれ、女店主が想いを寄せる客との関係が第5・6巻で大きく展開。今後の展開が楽しみ。



  

  


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