CP+2017レポート(その7) 各社のステージセミナー 後編


引き続き、各社のステージセミナーレポート 後編。


2月24日(金)
前回紹介していない残り2件を紹介。



アドビ 御園生 大地「ポートレート写真をワンランクアップさせるAdobe Photoshop活用術」







この講座では最新 Photoshop の機能の中でもフィルター「ゆがみ…」の「顔ツール」の使い方をレクチャー。
ワタシのMacは少し古いモデルなので、Photoshop CC 2017 はインストールされておらず、2015なのだが、家に帰ってチェックしてみたら、ワタシのMacでも使用できてビックリ!
簡単に言えば、Photoshopに『Portrait Pro』のような顔修整ソフトを盛り込んだようなものだが、『Portrait Pro』が手動で画像の目の端とか唇とかの場所をトレースしなければならないのに、本機能では顔を自動判別。顔の大きさから目の大きさ、離れ具合、傾き、唇の大きさ、口角の上がり方などを数値入力して変形させられる。また、画面上で目や唇などの上にマウスポインターを合わせるとドラッグ用のポイントが表示されるので、それをいじれば直接変形させることもできる。直感的に操作しながら自然に変形させることができるので、なかなか画期的な機能だ。
また、ややまぶたを閉じ気味な写真で目を大きくしたり、横一文字の唇の口角を上げたりすれば、写真の印象は大いに良くなる。プレゼンターは「過度の変形は止めるように」と何度も繰り返していたが、この機能を使えば確かに「写真をワンランクアップさせる」させることができるだろう。用途にもよるが、ここぞという写真では活用したい。



アドビ アドビ システムズ 株式会社「世界最高峰の画像処理ソフトウェアAdobe Photoshop CCが実現する最新画像処理」







この講座では Photoshop の最新機能を短時間で端的に紹介。
・検索パネル
・テンプレートを利用した新規ドキュメント作成
・コンテンツに応じた切り抜き
・ゆがみフィルタの顔認識(上述)
これら機能は下記サイトで紹介されているので、ご参考に。

Shuffle by COMMERCIAL PHOTO:Photoshop CC 2017リリースの新機能

「コンテンツに応じた切り抜き」も便利そうな機能で、切り抜きツールでトリミングする際に縦横比を変えたり傾きをつけたりすると画面に余白部分ができるケースがあるが、切り抜きツールのオプションメニューで「コンテンツに応じた切り抜き」にチェックを入れておくと、余白部分を自動的に塗りつぶしてくれるというもの。
この機能のおかげでトリミングの自由度が増えそうだ。

そんなワケで、タメになる講座だった。



2月25日(土)
土曜日は疲れが出て午前中はホテルで寝ていて、午後からCP+2017へ。聴講したセミナーは3件。ちなみに26日はひどい二日酔いでCP+に行くかどうかも迷ったぐらいの体調だったので、11時前から13時頃まで会場内をウロウロしておしまい。セミナー聴講をいくつか予定していたが、すべてヤメ(笑)。



ニコン 佐藤 倫子「女性目線の喜ばれるポートレート写真って? 〜NIKKORレンズで体験!女性の本音トークで学ぶ!実践ステージ〜」













撮る側と撮られる側で写真評価のポイントが違うということでこの講座が設定された。撮る側としては写真的に印象的なものを良しとしがちだが、モデルの方はいかに自分がきれいに写っているかが重要。
で、講師の主張はシンプルで、
1.細く見せて!
ーーーウエスト、二の腕、脚はなるべく細く見えるようアングルやポーズを工夫せよ。鼻の穴が見えるような下からのアングルもNG。
2.肌質・肌色
ーーー肌荒れが目立たないよう明るめの露出で撮影せよ。どアップは絶対NG!
3.会話をして!
ーーー「無口のまま撮られると、要望に応じられているかどうか不安になる。」

それぞれ具体例を分かりやすく紹介。

上記基本編の解説を15分ほどで終えた次は、ステージ撮影用モデルさんが登場。さらにネットで募ったステージ撮影をするアマチュアカメラマン3名も客席からステージへ。ちなみに使用カメラはD750、レンズは58mm、105mm、24-70mmが振り分けられた。
カメラマンが1人ずつ、モデルさんを短時間で撮影し、それを直後に講師が写真を見てちょい辛・中辛・激辛のコメントをするという趣向。もちろん、女性目線で喜ばれる写真を撮ることがデーマ。
顔の横で手を開いておどけたところの写真も「こんな写真もいらない!」。とバッサリ。
また、面白いことに3人が3人ともステージのソファの上に置いてあったクマのぬいぐるみをモデルに抱かせて撮影していたが、これも講師はバッサリ! なら ぬいぐるみを置いとくなよ! ほとんどトラップだろう(爆)。
こんなかんじで良さそうな写真については一切表示せず、厳しいコメントが飛んだ(笑)。

このような内容で、非常に実践的でタメになる内容だった。



キヤノン 奥井 隆史「一瞬の感動を伝える(スポーツ写真の基本と裏技)」













奥井氏はスポーツフォトエージェンシー『フォート・キシモト』からフリーになったカメラマンで、陸上競技を中心にあらゆるスポーツを撮影するとのこと。
作品を見せながら、同氏の撮影設定の細かいところを紹介。例えば・・・
・使用するAFエリアは領域拡大AFとゾーンAF
・いわゆる親指AFは使用しない
・被写体追従性は「粘る」に
・撮影モードは「M(マニュアル)」のみ(ただし「ISOオート」を活用)
・カスタム設定は通常用、モノクロ用、低画素用に設定・割り当て
・カスタムモードの切り替えはM-Fnボタンに割り当て
などなど。自分とは全然違う設定が多く、興味深かった。もちろん、参考にしたいところ、したいとは思わないところ、参考にできないところ(機種的に不可能)があったが。

後半では「上手になるために」として、
・両目を開けて撮りましょう
・ズームしない
・速すぎるところから撮らない
・スタンドからでも撮れる
を挙げていた。

このような内容で、聴講して良かった。



シグマ 山木 和人「新製品について」



これについてはレポート(3)で詳報済みなので省略。

過去のエントリー:CP+2017レポート(その3) シグマ 山木社長プレゼンテーション



こんなところがワタシが見た各社のステージセミナー。
CP+2017レポートはまだまだ続きマス。


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