『赤城写真機診療所』(赤城耕一著/玄光社MOOK)





『赤城写真機診療所』(赤城耕一著/玄光社MOOK/1,800円+税)


暇つぶしに購入してみた(笑)。
この本で何かの参考にしたいというような思いは一切ない(爆)。
表紙のキャッチでは「カメラ&写真に悩む患者さまへの 世界でいちばん不親切な寫眞入門書」とあり、症例200に回答している。

だが、いわゆる「カメラ初心者」「写真初心者」の症例はほとんどなく、ある程度のマニアの質問に対する回答が多い。例えば・・・
【カメラ科 Q15】ライカM[Type240]よりもライカM8やM9に魅力を感じます。
【カメラ科 Q35】バルナックライカを知らねばライカの本質は理解できないと言われました。
【レンズ科 Q14】「ズームレンズは捨てなさい」と言われました。
【レンズ科 Q26】大口径レンズは常に絞り開放で使用しろと友達に言われました。
【撮影科 Q06】私という人間はどうしようもないクズですが、写真を撮ることで人生は変わりますか?
【撮影科 Q10】モデル撮影会でモデルさんが残念なときには、どのようにして撮影のモチベーションを上げればよいでしょうか?
【アクセサリー科 Q09】ライカのフードや外付けファインダーは、どうしてあんなに高価なのでしょうか?
【アクセサリー科 Q10】カメラマンベストは必要ですか?

こんなかんじ。赤城氏自身は膨大な数のカメラやレンズを所有されているようだが、コレクターという面はあるものの、それらは撮影のための道具であるということがベースにあるようだ。世の中には珍しいカメラやレンズを購入することに血道を上げるご仁も多いようだが、同氏は瑣末的なところにこだわる人に限っていい作品を見せられたことがない、とキビシイ(笑)。
カメラの原産国についてこだわるご仁が多いけれど、同氏にコダワリはなく、ニッコールレンズがタイや中国で製造されていても品質に違いはないとし、ツァイスに至っては本国ドイツよりも日本(コシナ)のほうがよりシビアな設備で製造されていると自身の見学所見を記述。
また、「親指AFとはなんですか?」の問いに「使ってないから知らない。スポーツカメラマン科を受診してください。」と、自分の専門外は軽々とスルーしてしまうところが潔い(笑)。

あと、「赤城医師による論文発表」として各カメラメーカー(ニコン、キヤノン、オリンパス、ペンタックス・リコー、富士フイルム、ソニー、パナソニック、ライカ)の評価をしている。
富士フイルムのページでは最新の中判カメラ GFXまで記載されているので、かなり最近に書かれたことがわかる。

ま、このような内容で、「カメラ初心者」「写真初心者」向けの入門書ではなく、赤城ワールドを味わうための一冊。初心者が間違って買わないようご注意(爆)。





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