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『キヤノン EF マウントレンズブック』(山田久美夫・豊田慶記/モーターマガジン社)





モーターマガジンムック カメラマンシリーズ『キヤノン EF マウントレンズブック』(山田久美夫・豊田慶記/モーターマガジン社/2,037円+税)。


12月26日に発売になったばかりの一冊。一応キヤノンユーザーなので買ってみた。

裏表紙のEFレンズの写真の色調がやや黄色みが強いので、『???』と思ってよく見たら、キヤノンの広告ではなく、こちらもモーターマガジン社の編集によるもの。それで改めて全ページをパラパラ見てみたら、キヤノンの広告が一切ない。このテのムック本ではメーカー広告が裏表紙などに入るのが普通だが。
このムック本は山田久美夫氏のチャート撮影テストと豊田慶記氏の実写を元にした厳しい評価が掲載されている。ふつう、この手のムック本では良いレンズはベタぼめ、悪いレンズはいかに悪い点をごまかして良い点を大書するかに腐心したレポートになっているのだが(笑)。本書ではキヤノンにしてみれば耳障りの良いレポートばかりになっていないので、広告が入らなかったのかな?
逆に言えば、読者としてはレポート内容をかなり信頼することができるのではないか。

さて、本書で取り上げられているレンズは EF・EF-S・EF-M の51本。最新のEF85mm F1.4L IS USM も掲載されている。山田久美夫氏のチャート撮影テストでは400mmを超えるレンズはテストできないため、超望遠レンズはEF 400mm F2.8L IS II USM などまで。ただ、EF 500mm F4L IS II USM、EF 600mm F4L IS II USM、EF 800mm F5.6L IS USM は別カメラマンたちによる作例とコメントが巻頭ギャラリーで紹介されている。

なお、テストに使用されたレンズはテストチャートを含めた撮影をする旨をメーカーに伝えた上で調整済みの貸し出し機材を使用しているとのこと。ただ、テスト結果は貸し出された1本での評価なので、レンズによる個体差がある可能性があり、それはいくつものレンズのレポートでコメントされている。つまり、たまたま貸し出しレンズが悪いケースもあれば、ベストな性能のケースもあるだろうから、テスト結果をどの程度信頼すべきか悩むかもしれない。本来なら同じレンズでせめて3本ぐらいテストして評価してほしかったところだ。

特に、一般に評価の高い EF 24-70mm F2.8L II USM はまさにそれで、低い評価となっており、山田氏は個体差でたまたまハズレレンズに当たった旨を記述しているが、自分がそのハズレをつかまされたら、という懸念も。
また、最新の EF 24-105mm F4L IS II USM も、もう一息の評価。
このような書かれようでは広告も入らないわなぁと思わずにはいられない(笑)。

一方でワタシも所有している EF 16-35mm F4L IS USM はかなりの高評価。画質が良い上、価格も2.8L III の約半分。

また、EF 40mm F2.8 STMEF 50mm F1.8 STM はコンパクトで低価格ながら、なかなか高評価。食指が動いてしまった。両レンズとも躊躇なく買える価格ながら、ワタシには用途があまりなさそう。買ってもホコリをかぶりそうなので、買わないでいる。

ま、そんなワケで、キヤノンの打ち出しや世間の評判とは違う結果のレンズがいくつもあるが、レンズ購入の参考になるだろう。強いて言えば、キヤノンの広告がないのなら、キヤノン純正レンズだけでなく、シグマ、タムロン、トキナーといったサードパーティのレンズもテスト・評価してほしかった。



 


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