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『全196カ国 おうちで作れる世界のレシピ』(本山尚義/ライツ社)





『全196カ国 おうちで作れる世界のレシピ』(本山尚義/ライツ社/1,600円+税)


『もうレシピ本はいらない』(稲垣えみ子/マガジンハウス)とともに購入した一冊(笑)。
タイトル通り、196カ国の料理を1品ずつ作り方を紹介している。
全ページカラーで綺麗な写真でまとめられているので、見ているだけで楽しい。
また、それぞれの国の国旗も紹介されており、国名とともに新しい発見がある。

本書は地域別にページ立てされているが、巻末にはいろんな索引があり便利。

・「どんなものを食べたいか」から探す 献立別さくいん(ごはんもの/麺、メインのおかず、副菜、など)
・「どんな時に食べたいか」から探す シーン別さくいん(おうちの定番に、子どもと作りたい、パーティーで出したい、など)
・「シェフのおすすめさくいん」(ビール好きがよろこぶおつまみ、15分以内で作れる終電ごはん、テキトーにつくっても美味しい簡単料理、カロリー抑えめヘルシーごはん、など)
・「地図」から探す では国ごとに通し番号が振られており、番号に国名と紹介されている料理のページが表記されている。一方、通し番号は料理ページにも「097/196」などと振られているので、料理ページから国の場所を確認することも可能。非常によく考えられている。

国によって料理にチョコレートを使っていたり、ココナッツミルクを使っていたり、オレンジジュースを加えたりと、普段自分が使わないような組み合わせの料理が紹介されていて興味深い。

ちょっと特殊な材料を使う料理については、日本で手に入りやすい食材で代用しているので、食材探しに苦労することがない配慮がされている。

面白かったのはパプアニューギニアの「サクサク」(さごやしでんぷんのくず餅風)という料理。紹介しておきながら著者本人が「味がなく、糊を食べているよう」と評していること(笑)。

また、196カ国の中には日本も入っているが、紹介されているのは「お好み焼き」。関西が地元の著者が子供の頃、お母さんがよく作ってくれたとのこと。

なお、本書に紹介されている多くは各国のお母さんが普段よく作っているような料理を掲載しているとのこと。


ところで、著者の本山尚義氏はもともとフランス料理のシェフだったが、インド旅行で世界の料理に興味を持ち、30カ国も回って料理修行したとのこと。
そんな著者は世界各地を巡って貧困や飢餓などを目の当たりにすることもあり、紛争が絶えない地があることに心痛めてきた。しかし、各地の料理を五感を使って食べることはその国のことを考えることにもなり、料理を紹介することによってお互いを助け合える世の中にしていきたいとの意識を持ったとのこと。
それを実現する手段の1つが本書であり、クラウドファンディングで300万円を目標としたところ、425人の支援者から380万円近くの支援を得たという。

また著者は「世界のごちそう博物館」というサイトを運営しており、ここでは世界各国の料理のレトルトパックを通販。売り上げの一部をアフリカの子供たちの給食費や日本に逃れてきた難民の方の支援に使用しているとのこと。

世界のごちそう博物館:世界のごちそう博物館 | 世界料理のレトルト製造・販売


世界各地の料理を自身が修行して、本として紹介するのもすごいが、著者のグローバルな視点と根底にある優しさ、そして行動力には感嘆するしかない。








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