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20数年前にワタシに大きな影響を与えた一冊『システム自炊法』(丸元淑生/中公文庫)



ワタシは1浪して東京の大学に合格し、以来20年ほど東京生活をしていた。
三重から東京に上京する際、両親は鍋やら急須やらを荷物に持たせてくれたが、ハナから自炊をするつもりはなかった。
理由は・・・
・高校を卒業するまで料理をしたことがなかった。
・一人暮らしで料理をするのはかえってコスト高。
・近くにコンビニも牛丼屋もあって食べることに困ることはない。
そんなワケで、大学1年の頃は朝はトーストとコーヒーがせいぜい。朝食を抜いて大学に行き、とりあえず学食で昼食、夜には牛丼屋。

大学2年生になると、友人の紹介で大手町の社員食堂のアルバイトをするようになった。食堂で蕎麦を茹でて朝食とし、食堂の営業が終わったらパートのおばちゃんたちと一緒に残り物の定食で昼食(残り物が少ない時は追加で作ってくれた)。夕食はさらに残り物を弁当に詰めてもらい、3食タダの生活となった。

就職も東京の企業。就職を機にアパートも変わったが、食生活は大学1年と似たようなもの。朝食は前日にコンビニで購入した惣菜パンとコーヒー、あるいは会社の近くの立ち食い蕎麦屋で済ませ、昼も夜も外食。

ところが、その後2回引っ越した先が2LDKの立派なマンションで、キッチンにはガスコンロ3つと魚焼き用のグリルがついていた。
さすがに料理でもしてみようかという気分になった。



前置きが長くなったが、そんな時に出会ったのが『システム自炊法』(丸元淑生/中公文庫)

独身サラリーマンや単身赴任のサラリーマンに向けた自炊法を解説した一冊。

普通の料理本とは全く違うアプローチの本で、独身・単身赴任サラリーマンにとって栄養学的に必要な食材は何か? どのように1週間の料理を組み立てていくかを説いており、目からウロコが落ちた気がした。

同氏の提案は・・・
・まず穀類2:豆1をコア食材とする(必須アミノ酸のバランスが良い)。
・次に基本装備として、わかめ、ちりめんじゃこ、トキ鮭、たらこを欠かさない。
・さらに基本菜としてニシンの煮つけや昆布の煮しめ、その他野菜類を追加。
・味噌汁と果物
という構成。
栄養学的に自分の身体を守ることを大前提としている一方、それぞれが不味いと続かないので、どうすれば美味しくいただけるかについても解説している。
そのため、週に1回は市場に買出しに出掛けよだとか、味噌汁は鰹節を削って入れよとか、ハードルの高いことものたまっており、実践が難しいものもあった。



とはいえ、本書に感銘を受けてコンパクトな精米機を購入して玄米を三分づきにして炊いたり、無水鍋を購入して料理を作ったりした。

その後2回の転職をしてほぼ内勤になった時には、職場の近くに料理屋がなかったこともあり、弁当を持参するようになった。
弁当の主な内容は、玄米あるいは三分づき米に紫米のものが半分、出来合いのお惣菜(おからやゴボウのきんぴらなどの野菜系)が1/4、魚あるいは肉系のおかずが1/4という感じ。
肉あるいは魚を焼いているうちに弁当を詰め、最後に肉・魚を詰めれば完成なので、5分とか10分でお弁当は出来上がり。弁当作りはそんなに苦ではなかった。
たまにご飯を炊き忘れていた時は、ジャガイモを千切りにしてレンジでチンし、ご飯の代わりに詰めたことも何度かあったが(笑)、5分程度でできるので、緊急対策としてはなかなかのアイデアであったと思う(丸元氏の本には書かれていない)。



思い出話が長くなったが、この一冊を機に、丸元氏の著作をかたっぱしから読み漁るようになり、蔵書は11冊にもなった。 

 

 

 

 

 



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