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『その調理、まだまだ9割の栄養捨ててます!』(東京慈恵医科大学付属病院栄養部/世界文化社)





『その調理、まだまだ9割の栄養捨ててます!』(東京慈恵医科大学付属病院栄養部/世界文化社/1,400円+税)

最初の『その調理、9割の栄養捨ててます!』(2017年)を購入して2年後の2019年3月にこの第2弾が発売されていたのだが、知っていながら購入しそびれていた。
仕事もなくヒマを持て余す今日この頃、そーいえばと思い出し、購入した次第。



内容は・・・

コラム
・最新レポ 全ての世代で慢性型低栄養!
・栄養不足だとこれだけ違う! ジャンボ機の燃料1年分! 一生使う血液の40%、8,000万ℓが不足する!
・ちゃんと食べていれば、体は応えてくれる 20日間で、臓器はリセット!
・ジュースや缶詰は、新しい「食材」として利用を! 野菜の栄養価、未来予想図

Chapter 1
思い込みよ、さらば! これだけで得する洗い方・切り方の新ワザ

Chapter 2
ちょいワザで、栄養素アップ! 目からウロコの下ごしらえのコツ

Chapter 3
そのやり方、もったいない 買った時より栄養がアップする保存のひみつ

Chapter 4
おいしく食べて、体が喜ぶ 身になる食べ方&食べ合わせ新ルール

Chapter 5
そこに凄い栄養あり! 捨てちゃダメ! 調理ロスなしのおいしい法則

Chapter 6
目的別で賢い食材選び 思い込みはソンのモト どっちの食材でSHOW



栄養を摂取するためのノウハウが食材別に細かく紹介されていてナルホドと思うのだが、食材によっては聞いたこともないような栄養素が●倍になるとか1/●になるとかで、どの程度実用的なのかわかりづらい。

たとえば、冒頭のコラムで20代から70代いずれもビタミン、ミネラル、カルシウムが不足していることを示すグラフが紹介されているのだが、グラフをよく見るとどの世代でもビタミンB12に関しては十分以上摂取できていることがわかる。
ところが Chapter 2 では「牛乳はレンジで加熱するとビタミンB12が50%減」とかChapter 3 では「牡蠣は加熱するとビタミンB12が3.5倍お得!」とか紹介されているけれど、そもそもビタミンB12は不足していないのだから、ビタミンB12のために加熱をどうするかは重要なのか? 特に牛乳は冷たいままだとお腹がゴロゴロする人もいるし(ワタシもそう)、カルシウムは加熱して減るわけではないのだから。

このような例が散見されるので、全部読むと消化不良となってしまう。
むしろ、現代人に不足する栄養素ごとにそれぞれもっとも栄養が摂れる調理方法を「必要度順」に紹介したほうが良かったのではないかと思う次第。



とはいえ、興味深い内容も多い。例えば、
・ニンニクはレンチンで疲労回復効果がゼロに
・炊飯時に酢を加えるとタンパク質の消化率が10倍にアップ!
・牛肉は脂肪カットでビタミンEが半分に!
・スクランブルエッグはフタをすればビタミンDが4割お得!
・大豆は水煮より蒸し豆で! 多様な成分が2倍近くアップ! 
などなど。



そんなワケで、批判したいところがないわけではないけれど、いちおうオススメしたい一冊。

ワタシ自身の考えとしては、食事は自分自身(カラダ)をつくるもの。
ハレの食事が見た目や食感を良くするために皮を捨てたりすることを否定はしないけれど、日常(ケ)の食事においては、食材をなるべく余すことなく使用することが自分の栄養にもなるし、食材への供養ともなるのではないか。



 


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