ピンポイントに旅行で活躍。東芝リブレット100

 

私は基本的にはMacユーザーなのだが、世の趨勢がWindowsであるので、Windowsが動くマシンもその時々で購入してきた。というより、一番最初に買ったPCは東芝のダイナブックSX386で、むしろIBM/PC系のほうが古いともいえる。

ダイナブックSX386は20MBのハードディスク付モデルもあったが、一番安いメモリ2MB、1フロッピーモデルのタイプを購入(当時198,000円)。確かMS-DOSのver.2.11。
MS Works という統合ソフトとF-1 DATA BOX というカード型データベースソフトをインストールしたものの、どちらもあまり使いこなせず。

続いて購入したのはデスクトップタイプというか、13インチブラウン管モニタ付一体型。パナソニックのもので、CD-ROM内蔵タイプ。具体的なマシンの名前は記憶していない。OSはWindows 3.1。DOSのしがらみにより、日本語でたった4文字しかファイル名をつけることができず、イライラした。すでにこのときMacを使用していたので、このWindowsマシンはあまり使わなかった。

その後購入したWindowsマシンがこの東芝リブレット(Libretto/小さな本)100。Windows 95が動くマシンを当時もっていなかったことと、非常にコンパクトなサイズが気に入り、新宿ヨドバシカメラの西口マルチメディア館で買った。

なんといっても一番の特徴はサイズの小ささ。VHSテープサイズで重量も950gというのは現在のネットブックの先駆けとも言えよう(当然当時はダイヤルアップだったが)。800x480ピクセルの7.1型モニタは当時としては通常サイズのPCにそれほど劣るものではなく、現在のネットブックのスペックに近いものである。ただ、東芝ではこのサイズを「ワイドSVGA」と表現していたが、SVGAは800x600、VGAは640x480なので、800x480ならば「ワイドVGA」のほうが正しい表現のように思えた。
ちなみにリブレットは1996年発売の20に始まり、30、50、60、70、そして1998年発売の100となる。
リブレット100のCPUはMMXテクノロジPentiumプロセッサ(166MHz、VRT)、メモリは32MB、HDDは2.1GB。

 
当時はまだUSBといった規格がなく、接続デバイスごとにポートが異なっていて、それを本体に搭載するとサイズが大きくなるため、本体に搭載されている外部接続端子はPCカードスロット2基とIrDA赤外線ポート、マイク入力、ヘッドホン出力のみ。そしてI/Oアダプターというものが同梱されていた。これにはシリアルポート、パラレルポート、CRTポート、PS/2ポートが用意されている。
I/Oアダプターを接続すると本体背面にあるPCカードを取り出すレバーを塞いでしまうので、そのレバーを連動させるレバーも用意されていた。ずいぶん無駄な造り込みのような気がしたが、本体をコンパクトにまとめるためには仕方なかったのかもしれない。

 
それ以外にフロッピーディスクドライブを購入、マウスもサードパーティのもので似た色のものを購入した。また、すでに購入していた外付CD-ROMドライブで各種ソフトをインストール。フロッピーディスクドライブもCD-ROMドライブもソフトのインストールのときにしか使った記憶がない。
ちなみにExcel 97とWord 97などがプリインストールされていたが、ほとんど使った記憶がない。実際にはAccess 97やPowerPoint 97などOffice 97 Professional をインストールしていたが、たまにWordでメモするぐらいか。
データのやり取りはPCカードアダプターを介し、メモリーカードにコピーして行なっていた。

 
このマシンのもうひとつの特徴はモニタ横の「リブポイント」と呼ばれるポインティングデバイス。
親指でこのボタンをぐりぐり動かしてカーソル/ポインタを動かし、天板裏の左/右クリックボタンを押すという仕組み。
正直なところ、リブポイントにはあまり慣れることができず、マウスを使ったほうがやりやすかった。特にI/Oアダプターを装着した状態でモニタを目一杯に開くとI/Oアダプターが邪魔で右クリックボタンが押せなくなる。

このマシンの主な用途は旅行先でのデジカメ写真の保存。なので、「Vix」という画像閲覧ソフトを使うのみ。まだこの当時はWindows版のAdobe製品を買う余裕はなく、Photoshop 4.0とIllustrator 7.0のトライアウト版をインストールし、閲覧だけはできるようにしていた。

実際に活躍したのは2000年のエジプト観光旅行とカナダスキー旅行、そして2002年のニュージーランドスキー旅行。

エジプト観光旅行ではフジのFinePix700とフィルムカメラ(コンパクト)を持って行き、デジカメをメインに撮影していたのだが、バッテリーがあっという間に落ちてしまい、予備も使い切ってしまい1日持たすことができず、フィルムカメラを使わざるを得なくなった思い出がある。とはいえ、デジタルカメラのデータ保存用にリブレットを持って行き、毎晩ホテルでデータをバックアップしていた。当時のスマートメディアは4MBか8MB程度だったと思うが、結構な値段がしていて、1週間程度の旅行をカバーするだけのメモリを買うことはできず(買うつもりもなかったが)、コンパクトに持ち運べるリブレットは大いに役立った。

カナダスキー旅行ではフジのFinePix4700に変わっていたと思うが、このときは予備バッテリーを十分用意して、フィルムカメラを一切使わない完全なデジタル装備で赴いた。

ニュージーランドのときはカメラがニコンのCoolPix 5000になった。RAWでも撮影可能だったが、あまりにも書き込みが遅かったのでほとんどをJPEGで撮影。1ファイル1MB弱で、500枚ほど撮影したが、当時のCFカードはせいぜい512MB。2.1GBのHDDは安心できた。

いずれのときもリブレット本体だけでは心細いので、メモリーカードアダプターの他、I/Oアダプタ、マウスも用意して旅立った。(また、海外では電圧が日本と異なるので、変圧器とプラグアダプターも用意した。この変圧器は小さいながらかなり重く、閉口した。)
結局のところ、私の使い方であれば、本体とI/Oアダプタを合体させてもう少し小さく作ってくれたほうがありがたかったかも(笑)。
とはいえ、エジプト観光旅行を最後にフィルムカメラは一切使っていないので、海外旅行であろうと持ち運べるこのマシンはありがたい存在だった。

現在であれば、ネットブックとメモリーカードアダプターのみ、あるいはプラス外付けHDDドライブだけでいいので、もう少しシンプルな装備で旅行に行けるだろう。以前はデータをメモリーカードからPCにコピーした後はメモリカードのデータを消して使っていたが、今だったらメモリカードの価格も下がっているので、撮影枚数をカバーするだけのメモリーカードを用意することもできるので、PCにコピーした後は消さずにそのままにしておけば、PCに保存されたデータのバックアップにもなる。
実際には現在、ビクターのInterLink MP-XP7310(OSはWindows XP)があるので、これが上記のような用途には適しているだろう。ただ、このモデルはHDDが30GBと不足気味なので、デジタル一眼レフを持ち出すなら外付けHDDは必須というところ。
あと、インストールしてあるPhotoshopがCSなので、最新デジカメのRAWファイルを見ることができないことも難点。自分的にはPhotoshopで作業したいところだが、RAW閲覧の必要があればカメラメーカーのソフトをインストールするか・・・。


ニコン CoolPix 5000ネタ
「2001年末の最高級コンパクトデジカメ『Nikon COOLPIX5000』」

ビクター InterLink MP-XP7310ネタ
「1kgを切るモバイルPC Victor InterLink MP-XP7310」
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テーマ : コンピュータ関連
ジャンル : コンピュータ

tag : 東芝 リブレット100 ダイナブックSX386 ビクター InterLink


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