キヤノンEOS5D発表会2
09/04/2005 09:51:10(他ブログからの引っ越しです)
さて、本題のカメラ。このカメラの目玉は低価格(40万円!)の35mmフルサイズの撮像素子付きカメラであること。これから初めてデジタル一眼を買おうという人はAPS-Cサイズのものを買うだろうが、今までフィルム一眼を使っていた人にとっては、ようやくフルサイズがなんとか買える価格に降りてきたという感じだろう。そのようなアマチュアやEOS-1Dsを買えないプロが買うだろうから、たぶん結構売れるのではないか?
私はEOS-1Ds Mark IIを使っているので、5Dに対しては全く食指が動かない。サブカメラとしてはEOS-1D Mark IIがあるし。やはりカメラとしてのクオリティが違う。プロ向けかアマチュア向けか。単独で使うには1D系よりも使いやすいボタン・ダイヤルシステムなのだろうが、1D系と混在すると使いづらいと思う。バッテリーもアマチュア向けの物を使うし。シャッター音も静かといえば静かだが、しょぼいといえばしょぼい。一番気に入らないのはペンタカバーのデザイン。アマ用なら内蔵ストロボもほしかったところ。
同時発売のEF24-105mmF4L IS USMはレンズとしてはいい出来。標準ズームにISが付いて、とりあえずカメラにつけておくレンズとしてはいいチョイスになるだろう。ただ、F値が4というのはどうか? 私はEF24-70mmF2.8L USMにISを入れてほしかったと思う。室内撮影では2.8と4の差は大きい。シャッタースピードが1/125秒と1/60秒では被写体ブレの差が大きくなる。私はEF24-70mmF2.8L USMの方を使うだろう。
ついでにEF400mmF4L DO IS USMも触ったのでコメントすると、EOS-1D Mark IINのボディに付いたこのレンズは異様に軽く感じた。これなら手持ち撮影も気楽にできるだろうと思った。
あと、28-300mmF3.5-5.6L IS USMも触ったのだが、こちらは異様に重く感じた。これ1本でほとんどの撮影ができるので、ちょっと興味を持っていたのだが、気持ちが沈んでしまった。
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