ポラロイド『ヒッパレー』


ポラロイド『ヒッパレー』はモノシートタイプのフィルムを使用しながらモーターを使用しない低価格のモデルで中国製。JOYCAM95フィルムを使用する。

コンパクトデジカメが一般的になっている現代からするとバルキーではあるが、当時のポラロイドカメラのサイズから考えるとずいぶん小さくなった。
発売同時、女子中高生の間でプリクラを契機に写真が大ブームになっていて、みんな使い捨てカメラをカバンに入れて持ち歩き、友達同士で撮りっこし、プリントにカラーペンなどで落書きするのが流行っていた。
そこにこのカメラが導入され、撮ったその場で落書きができることから大ヒットとなった。
女子高生向けの雑誌に積極的な広告展開をすることで流行を作り出したのは当時のポラロイド社のマーケティング戦略勝ちといっていいだろう。
より厳密にいうならば、友達同士で写真を撮って落書きをするというブームにポラロイドは最初、636カメラ637カメラという従来のサイズのカメラで対応していたのだが、ヒッパレーシャオという小型・低価格カメラ(およびフィルム)で大ブームを巻き起こしたと言えるだろう。


 

 

当時(といってもヒッパレーやシャオが発売される直前)マガジンハウス社から『ポラポラ天国』なるムック本(当時850円)も発売されている。

その後、ポケベルはケータイに替わり、ケータイで写メールができるようになり、デジカメも普及しだしてこのブームも収束したというところであろうか。


 

カメラ本体についていえば、ストロボや露出に関する電源はフィルムから取っている。
カメラ底部には使い捨てカメラと同様に取説が印刷されたステッカーが貼られているのだが、これが蝶番の役割までしているというのがビックリ。これで本当に1年間保証できたのか少々疑問。


フィルム排出は黄色いリングのついたストラップを引っ張ることで行なう。従来の全自動に対して「手で引っ張る」というある意味退化したスペックは社内的にマイナスイメージがあったように聞くが、それをカメラの名称にしてむしろカメラの特長として押し出したのも同社のマーケティング戦略の面白さを感じる。




ポラポラ天国―ワタシも今日からポラ・アーチスト! (Magazine House mook)ポラポラ天国―ワタシも今日からポラ・アーチスト! (Magazine House mook)
(1998/04)
不明

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tag : ポラロイド ヒッパレー シャオ 636 637 プリクラ ポラポラ天国


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