『CAPA』2009年10月号

CAPA (キャパ) 2009年 10月号 [雑誌]CAPA (キャパ) 2009年 10月号 [雑誌]
(2009/09/18)
不明

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カメラ雑誌の発売日がまた来た。今回買ったのはいつもの『CAPA』と『カメラマン』。
今月は大物新製品がいくつも発表され、カメラ雑誌編集部も大変ですな。
その中でも主役は、なんといってもキヤノンEOS 7D。
マイクロフォーサーズではパナソニックのLUMIX GF1。
ライカのM9とX1は発表が9月9日と遅かったため、掲載している雑誌としていない雑誌で別れてしまっているようだ。


そんなところで、まずは『CAPA』から。

当然のことながら巻頭特集は「キヤノンEOS7D」なのだが、その前に表紙めくっていきなり『IMAGE MONSTER』の広告。7Dの横顔のどアップだけ。これはなかなかキョーレツ! 細かい説明はさらにページをめくった見開きに。つまり7Dの広告は4ページにわたっているということだ。さらに5D Mark II で2ページ、プリンタのPIXUS MP990で2ページと一番目立つところで合計8ページのカラー広告。
派遣社員は削っても広告は削らないのはサスガ、キヤノン!(もちろんイヤミです。私はキヤノンユーザーだけど。)

さて、戻って巻頭特集も広告に負けずインパクトのあるトビラから始まっている。まずはプロが7Dで撮影した作品が並ぶ。モータースポーツ(水谷たかひと)、野生動物(前川貴行)、鉄道(山凬友也)という7Dの用途として最もマッチした対象。なかでも前川氏のナキウサギがカワユイ。

続いて「EOS 7D カメラ機能 徹底解剖」。解説と作例が続く、まぁお決まりの誌面。とはいえ、参考になるのは確か。特にISO感度をずらしてのテスト撮影では、高感度でもかなりキレイ。拡大したサンプルでは暗部がノイジーだが、カラーバランスが変に崩れるわけでもなく、明るい部分は詳細に見ないとノイズがわからない。まして拡大していない写真では、どれがISO100だか12800だかわからないぐらいだ。

ところで、30ページの猫の写真だが、これは『デジカメWatch』の【伊達淳一のレンズが欲しいッ!】速報「タムロンSP AF 17-50mm F2.8 XR Di II VC」実写画像と同じシチュエーションでの撮影でちょっとビックリ。もちろん、それぞれカメラもレンズも違うのだが、フォトコンテストなら“類似作品”とされてしまいそうなところ(笑)。こういうのはOKなのかな? アイドルのグラビア撮影ではよく行われているようだけれど。

さらには同時発表のレンズとアクセサリーの紹介。カメラに比べてこちらは解説がショボイ。

これで7Dは終わりかと思ったら、「キヤノンEOS 7D VS ニコンD300s 正面対決 撮影力勝負」と続く。
ちょっとウンザリしなくもないが、誰もが気になることをそのまま誌面にしたというところか。
基本スペックの比較の後は、高速連写のパワー比較、AF性能、視野率/ファインダー倍率、描写力、収差等の補正、動画性能について具体的に比較しており、それぞれの項目で優劣判定をしていてわかりやすい。
この比較は他誌に比べてかなり気合いが入った内容となっている。

ようやく7D関連が終わると、「パナソニック ルミックスGF1」。いきなり20mmパンケーキレンズで撮られたモデルのアップ写真がドーンと2枚掲載されていてビックリ。このレンズのボケ方がよくわかる作例。
その後はGF1の機能紹介や作例が紹介されているが、7Dでの力の入れようと比べるとチョットさびしい。
ところで、67ページの製品写真の下に「HTQPV」「VQR」「TGCT」とあるのはナニ? これは編集ミスでは?


さて、新製品がらみはこんなところにして、本号のイチオシは「“シャッター”に賭けるスポーツ写真家たち」。これはなかなか見ごたえ、読みごたえあり!!
前半は陸上競技、カヌー、モータースポーツ、新体操、サッカー、テニス、ボクシング、競馬について、プロがそれぞれ作品を提供し、撮影のポイントを解説している。これはなかなか参考になる。
ただ、ちょっと気になったのは、作品のキャプション。「フォルムを封じ込めた」とか「このまま時間が止まってしまえばいいのに、と。」など、妙に詩的な表現をする方がいて、私には正直、クサすぎるように感じた。カメラマンは写真で勝負しているのだから、キャプションは控えめにすべきではないかと思う。もちろん、キャプションを雑に扱えというのではないが。
「『Number』誌が築いたスポーツ写真の礎、そしてこれからのスポーツ写真のゆくえ」。スポーツ写真家として有名な水谷章人氏と『Number』初代編集長の岡崎満義氏の対談だが、これも読みごたえあり! 『Number』以降、スポーツ写真が変わったのは間違いなく、『Number』が与えた影響は小さくない。その『Number』の創刊時あるいは水谷氏が関わった当時の頃のことが語られており、面白かった。水谷氏の同誌での一連の作品『ザ・シーン』の写真も掲載されており、これも必見。『ザ・シーン』撮影のウラ話も面白い。


「紅葉列島縦断!! 青空に映える紅葉風景を撮ろう!!」。『カメラマン』でも紅葉撮影の特集を組んでいるが、編集方針はかなり違うので比べてみてはいかが? 『CAPA』のほうは写真を大きく掲載し、それぞれの写真に変化があり、面白い。


「“フィルムのような味”が楽しめる 一眼レフ動画は新映像が撮れる予感!」。これは今号でスポーツ写真特集に次いで良かった企画。
まずは動画の規格についての説明がわかりやすく解説されている。
さらにビデオカメラとデジタル一眼での動画での絵づくりの違いが図と写真でわかりやすく解説されている。しかし、デジタル一眼は背景がよくボケるというのは割り合い誰でも知っているところだろうが、この内容は知らない人が多いのではないか? 私も知らなかった。ただ、EOS5D Mark II が比較の例とされているが、他のデジタル一眼でも同じなのかどうかは???

なお、この企画で撮影・編集されたビデオ動画は一眼レフ動画は新映像が撮れる予感!:CAPAカメラネットで見ることができる。動画は紙の上では理解しずらいのでこのようなウェブでの連動はありがたい。

馬場信幸氏の「シンク・アウト」。今回は「画像再生系」の操作性。簡単に言えば、デジタル一眼レフでの撮影直後に撮影画像を確認、消去するような場合の使い勝手のメーカー別比較。
言われてみれば、確かに使っていて不便に感じることもあるけれど、私の場合はどんなにブレブレで露出ミスがあったとしても、その場で消去することはない。なので馬場氏ほどこの辺りと使い勝手に敏感ではない。とはいえ、氏の提言は間違っていない。それぞれのメーカーが他のメーカーのいいところを参考にして、よりよい使い勝手を追求ほしいところだ。


「ワイヤレスストロボライティング入門」。作例写真が『作例のために撮られた作例』という感じのものばかりで全く面白くないのだが(失礼!)、誌面下の「瞬間光の落とし穴」というコラムは小ネタばかりだけれど役に立つ内容が多いように思う。


『CAPA』10月号はこんなところで。
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tag : CAPA EOS7D GF1 D300s


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