『C.P.E. CATALOG 1978』



Panasonic GH1 を手に入れたので、ネタには困らなくなったものの、古いカタログ類が出てきたので、しばらくこれらを紹介してお茶を濁しマス。

カタログ類の第1弾は『C.P.E. CATALOG 1978』。C.P.E. とはCanon's Personal Equipment の略。簡単に言えば、キヤノンロゴの入った雑貨群(笑)。







1978年といえば30年以上前でワタシが中学校に入学した年ということになる。1976年に『連写一眼』のキヤノンAE-1が発売され、1978年にはA-1も発売される。そんな年。
ただ、私が写真の趣味に目覚めるのは1979年なので、このカタログは厳密には同時期のものではなく、たまたま残っていた在庫のものを手に入れたのだと思う。

当時の中高生の男子にとって、ステイタスシンボルといえばカメラ。持っているだけでも鼻高々だったが、キヤノンは画期的なことをやってのけた。それが“C.P.E. ”だ。
当時、カメラのアクセサリーといえばカメラバッグとかセミハードケースなど、実用的で地味なものばかり。そこにキヤノンは“C.P.E. ”というブランドのファッションアイテムを投入したのだ。

実用的なカメラバッグストラップシューティングジャケットなども当然用意されているが、アポロキャップスウェットシャツTシャツはもとより、カメラ機材を入れる目的ではない普通のボストンバッグショルダーバッグ、はてはバードコールメールボックスまで揃えてしまった。

ひとつひとつのアイテムは当時の中高生にとってカッコイイものであったのはもちろん、このカタログに書かれているコピーにシビレたものだ。カタログ全体の雰囲気はアメリカ西海岸の文化を教えてくれるもので、それは創刊間もない『POPEYE』の影響を受けているのか、あるいは出版元の平凡出版社(現マガジンハウス)とタッグを組んだのかわからないが、カメラの世界に『POPEYE』文化を取り入れたのは間違いない。
その意味で、『C.P.E. CATALOG 1978』はエポックメーキングなカタログと言えるだろうう。

ちなみに、『POPEYE』は1976年の創刊、似たような雑誌の『Hot Dog PRESS』は1979年の創刊である。
カメラバッグやストラップ(“C.P.E. ”ではライフル銃を肩にかけるベルトに倣って“スリング(sling)”と呼んでいた)などは実用的なので当然いくつか購入したが、バードコールやメールボックスは使い道がなく買わないけれど、カタログに掲載されているだけで楽しい気分になった。

キヤノンのこのアイデアは当たり、最初は通信販売および東京・大阪のキヤノンのサービスステーションでしか買えなかったものが、翌1979年には名古屋・福岡のサービスステーションでも買えるようになり、1981年のカタログでははっきりと「全国のカメラ店」で購入できるようになった。
1978年のカタログでは38アイテム、1979年度版で45アイテム、79-80年度版で53アイテムになり、1980年度版以降はアイテム数が多くなったからか、数の明記がなくなっている(笑)。

他社も負けじとそれぞれの名称をつけて似たようなアイテムを販売することになり、各カメラメーカーのサービスステーションは雑貨屋さんと化していくのだ(笑)。

なお、高校生当時のワタシはファッションには全く興味がなく、『POPEYE』や『Hot Dog PRESS』は読んだことがなかった。ただ“Canon”のロゴが入ったスウェットシャツやTシャツを嬉々として着ていたように記憶する。
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テーマ : ★カメラ&レンズ・機材
ジャンル : 写真

tag : CPE キヤノン AE-1 A-1 POPEYE "Hot Dog PRESS"


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