『CAPA』2009年12月号

CAPA (キャパ) 2009年 12月号 [雑誌]CAPA (キャパ) 2009年 12月号 [雑誌]
(2009/11/20)
不明

商品詳細を見る




またまたカメラ雑誌発売の時期が来てしまった。ワタシんちの最寄りの本屋ではカメラ雑誌の品揃えが悪く、『カメラマン』『CAPA』『デジキャパ!』『アサヒカメラ』あたりは冊数も豊富なので買い漏らしはないのだが、『日本カメラ』『デジタルカメラマガジン』『フォトテクニックデジタル』は冊数が少なく、『デジタルフォト』に至っては店頭に並ばないことがある(笑)。これが大雑把な販売シェアを表しているのだろうが、それとその号の中身がいいかどうかとは一致しないと思う。
とりあえず『カメラマン』『CAPA』を買って、あとは別の書店でもう一度品定めしたいと思う。

そんなところで、今月は『CAPA』から。

なんといっても、目玉は「NEW Model 特報!キヤノンEOS-1D Mark IV」。だが、製品発表のタイミングが遅かったとみえ、作例はメーカー提供のものばかり。書かれている内容もWEBで入手できる情報のみ。強いて言えばニコンD3Sとのスペック比較表があるぐらいか。まぁ、来月号の詳細インプレに期待。

「続報 D3Sが魅せる超高感度の世界」。ここでは常用感度ISO12800と最高感度ISO102400での作例が何点か掲載されている。
ナイトサファリで撮影された ISO102400の写真はさすがにノイズが目立ち、「作品」用にはキビシイものがあるかもしれないが、カメラ操作も難しい暗い環境で取られたとは思えない画像は、スクープカメラマン御用達(笑)という感じだ。
ISO12800の写真も、ノイズは目立つがかなり使えそうな画質のようである。
早くEOS-1D Mark IVとの比較を見てみたいものである。

さて、「09年末 総特集 買ってトク!! カメラ機材総力ガイド」。カメラ、レンズ、プリンター、プリント用紙、液晶モニター、記録メディア、ストロボ、三脚、撮影小物が巻頭から巻末まであちこちで紹介されている。
ちょっと面白い試みが「CAPAオリジナル<機能ごとのプライス評価>」。これはカメラの価値を測るために、それぞれのカメラの税込参考価格を「AF」「高感度画質」「ファインダー&ボディ」など9項目に価格を分割し、さらに高く評価するポイントに追加金を加えるという手法。これを3名の評価者が評価し、平均するというもの(3名それぞれの評価表もある)。
初めての試みで、なかなか面白いのではあるけれど、いくつかの問題もあるように思う。
まず、評価者の一人の伊達淳一氏も指摘しているように、この評価方式では評価価格が税込参考価格よりも絶対に低くならない。
また、評価項目がカメラ本体の機能ベースで決められており、「ブランド力」「交換レンズの豊富さ」など、実際に消費者が購入時に気にするような項目が抜けている。
しかし、『特選街』『MONOQLO』がこの企画を行なうならまだしも、カメラメーカーと持ちつ持たれつのカメラ雑誌がそのような評価項目を加えたら大変なことになる!(笑)。仕方のないことだ。だが、それ故にこの企画があまり参考にならない内容となっている。まぁ、新しい評価方法を模索する姿勢は評価しよう。
一つ校正ミスを指摘しておくと、P30ではまだ発表もされていない「キヤノンEOS-1Ds Mark IV」が56万8000円と出ていた!(笑)。「Ds」ではなく「D」の間違いですね。こんな値段で発売されたら嬉しいけれど(笑)。

カメラに続いてレンズ。メーカーごとにレンズがピックアップされているのだが、プロダクトオリエンテッドな紹介方法はユーザーが「何を撮りたいか」ということを無視しているようで疑問が残る。
もちろん、ユーザーにしても「風景」だけ「ポートレート」だけ撮る人ばかりではなく、その時々で色々な被写体を撮るだろうから、どれにでも撮影できるレンズということで広角ズーム、標準ズーム、望遠ズームが基本となるという考え方はわかる。ただ、基本セットの次で選ばれたレンズ群がどういう基準で選ばれたのかが不明。まぁ、価格相応の満足感は得られるというCAPAのお墨付きオススメレンズというところか。冬のボーナスで買って間違いないですよ! ということですな。
この時期、新製品や高価なレンズの紹介が無難なところではあるけれど、日頃あまりピックアップされないレンズを集めて特集するとかチープレンズ特集をするとか・・・。
パナのGH1にシグマのマクロ150mmF2.8を加える(要アダプター)という提案は面白く、「昆虫のフルHD動画は圧巻」とのこと。いっそのこと、プロカメラマンおすすめのレンズを作例写真付きで数十本分紹介してくれたら面白かったかも。

ストロボ。ここはストロボに一家言ある馬場信幸氏が解説。外部ストロボを購入するメリットは大きく書いてあるのでわかりやすいが、購入する時の注意点は文章を読まないとわからない。ただ、ストロボを購入する人には参考になる内容なので、ここはぜひ読むべき。ここに書かれている注意点を知らずに購入して泣きを見ている知人をワタシは知っている(笑)。


「今、買うならコンパクト一眼!!」。いよいよキヤノン、ニコンに次ぐ第3の勢力となったマイクロフォーサーズ。それに新製品の『リコーGXR』を加えた特集。
新製品の『オリンパス PEN E-P2』がトップで紹介されているが、電子ビューファインダーVF-2 のシルバーモデルも紹介されていた。アクセサリーなので、てっきりブラック1色のみの展開かと思っていたが、シルバーのVF-2はカッチョ良さそうだ。
オリンパス・ヨーロッパのサイトでは、ボディ単体でも、レンズ付きキットでも、VF-2は同梱されて販売されるようだが、日本では別売。選択肢が増えることは良いと思う。シルバーボディにブラックのVF-2とか、その逆も考えられる。

ここでE-P2の広告に触れたいのだが、スチル写真の広告は E-P1 のときと宮凬あおいの着ている服が一緒なのだけれど、まさかカメラだけ合成ということは・・・ないよなぁ、いくらなんでも。それは置いておいて、スタイルが E-P1 と全く同じで新製品が出た!という印象が感じられない。「また同じ広告か・・・」と見過ごされてしまいそうな気がしてしまう。E-P2 でもガンガンTVCMやるのかなぁ?

リコーGXRについては、やっぱりその良さがワタシにはわからない。合体ロボを組み立てる楽しみというのはわからないでもないのだが、撮影の道具としてみると、本当に使い勝手のいいシステムには思えない。往年のキヤノンNewF-1システムに近いものを感じてしまう。


「銀翼きらめくアクロバット飛行にLOCK-ON!」。これはキヤノン7Dでのエアショーの撮影レポートで、AF性能や連写性能を見るところだが、107ページの写真がワタシ的には気に入った。500mmレンズによるジェット機正面の撮影。期待が圧縮されていて、背景の空気が揺れている。地上で止まっている機体なので、AF性能や連写性能とは関係ないけれど(笑)。


最後に馬場信幸の「シンク・アウト」。今回は「期待したいレンズ」ということで、馬場氏は口径色が少なく味のあるボケを持つ85mmF2レンズ(またはF1.4でF2に絞ってもレンズの「味」が維持されるレンズ)を期待している。
その提案自体、悪いものではないし、シグマあたりが作ってもおかしくないレンズだ。F2ではなくF1.4でないと売れないと思うが、実販価格8万円ぐらいで純正と同等以上のクオリティが出せるなら面白いと思う。
馬場氏はメーカーのアピール不足も指摘している。レンズの性能は焦点距離と明るさだけではないとの主張。ピント外れな製品紹介はもちろん問題だが、レンズの「味」を伝えるのはなかなかむずかしいのではないか?


今月号の『CAPA』はこんなところで。
スポンサーサイト

テーマ : ★カメラ&レンズ・機材
ジャンル : 写真

tag : CAPA キヤノンEOS-1D オリンパスE-P2 リコーGXR


コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

竹千代55

Author:竹千代55
カメラ・レンズやPC関係、生活雑貨など、ワタシが手に入れたいろんなGoodsまたは気になるGoodsを紹介するページです。ヘタクソな作例写真などもアリ.

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
検索フォーム
カレンダー(月別)
03 ≪│2017/04│≫ 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
月別アーカイブ
カテゴリ