『フォトテクニックデジタル』2009年12月号

フォトテクニックデジタル 2009年 12月号 [雑誌]フォトテクニックデジタル 2009年 12月号 [雑誌]
(2009/11/20)
不明

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今月号の『フォトテクニックデジタル』『BEST PHOTO ITEMS SELECTION 2009-2010』の別冊付録つき。カメラアクセサリーメーカーが発売しているものが多いけれど、モンベルのフィッシンググローブとかカモワッチテンチョ、ビクトリノックスのUSBメモリー付きサバイバルナイフ、バンダイのペラモデルなどバラエティに富んでおり、編集者のセレクト眼に敬意。気軽に衝動買いできる390円のブラシからちょっと悩む29,800円のインテリアホンまで、見ているだけで楽しくなる。


今号の No.1 は何といっても「more than NUDE vol.03」。今回は7名のカメラマンがそれぞれの感覚で作品の競演。それぞれのスタイルや見方の違いが面白いし、解説文を読むと、考え方がわかり面白い。写真も十分な大きさで掲載しているので、見ていて気持ちいい。今後の継続を期待したい。


「【総力特集】この一年に発売された注目の交換レンズ総決算スペシャル」
I Special Gallery
II レンズ白書2009
III ライバルレンズ5番勝負
IV 中古レンズ活用のススメ
V マクロレンズ大研究
という構成。

まずは「Special Gallery」。5名のカメラマンがそれぞれ異なる新レンズで作品を提供。多くが風景写真なのであまりワタシの琴線には触れないが、ペンタックス55mmF1.4 SDM で撮影した萩原和幸氏のポートレート(とりわけ41ページ)の写真はイイ。というか、モデルのフォンチーさんはワタシ好み(笑)。やはりモデル選びは重要デス。
ただ「ボケ味も柔らかく、滑らか」と書いているが、馬場信幸氏が『CAPA』11月号でこのレンズに関して怒っているとおり、髪の毛のボケ方は二線ボケでちょっと気になる。

「レンズ白書2009」。読者のアンケート集計結果なのだが、対象が100名というのが少なすぎ! ひと桁たりないのでは?

「ライバルレンズ5番勝負」。標準ズームレンズ、広角ズームレンズ、高倍率ズームレンズ、85mm単焦点レンズ、パンケーキレンズでの5番勝負となっている。
最初の3つはワタシのシステムに合わないので無視(笑)。85mm単焦点レンズでは、これまたフォンチーさんが登場(笑)。ここは比較テスト用なので面白い写真ではないが。キヤノン用の比較で、EF85mmF1.8、コシナPlanar T* 1.4/85 ZE。参考にソニーPlanar T* 85mm F1.4の実質3本での比較。
実用的なEF85mmF1.8を取り上げたのは面白いが、他の2本と比較するなら、EF85mmF1.2L II も加えるべきではなかったか。それはともかく、それぞれの個性が見られた結果。
パンケーキレンズでは、オリンパスZUIKO DIGITAL25mmF2.8、オリンパスM.ZUIKO DIGITAL17mmF2.8、パナソニック20mmF1.7の3本。カメラはE-P1とGF1での比較となる。正直なところ、ZUIKO DIGITAL25mmF2.8をアダプター付きで新規に購入するユーザーがいるのかどうかギモンだが・・・。やはりこのレンズはフォーサーズ用では? 17mmF2.8は画質の評価は一般に芳しくないようだが、画角としてみれば34mmの広角レンズなのでスナップに使いやすいという評価は正しいかも。

「中古レンズ活用のススメ」。ここは2ページでごく基本的なところの解説。ネットオークションと実際の中古カメラ店(フジヤカメラ)の紹介があるが、ネットで買えるサイトがいくつもあるので、それらの紹介があっても良かったと思う。ちょっと内容薄し。

「マクロレンズ大研究」。前半では石井孝親氏がマクロレンズの魅力を語り、中望遠レンズをAPS-C用で2本、フルサイズ用で3本、比較テストしている。後半では萩原和幸氏による「マクロレンズで撮るポートレートの極意」。解説はなるほどと思える内容ではあるけれど、作例はどれも普通のレンズで撮影できるものばかり。モデルがこれまたフォンチーさんなので許したいところだけれど、やはり企画意図が出た作例を望みたい。それから、65ページでは150mmマクロと70-200mmの150mmで撮り比べているが、顔の輪郭のコメントで片や「望遠レンズの圧縮効果を感じさせないスッキリした顔の描写」、片や「圧縮効果の影響で、モデルの顔が膨らんで見えてしまった。」としているが、同じ焦点距離なら、同じ圧縮効果になるはず。その理由を科学的に説明して欲しいものだ。ワタシには単にモデルの顔の向きが微妙に違っているからのように見えるが。


「連載 よくわかるポートレートレッスン 最終回 総集編」。今回は総集編ということで、モデルを観察する(STEP 1)からバリエーション豊かに撮る(STEP 5)までを包括的に解説。基本の注意点集としてはよいかと思う。実際は撮りたいイメージからモデルを探すというアプローチもあり、あまり固定的に考えることもないと思うが。作例はモデルの三宅ひとみサンに助けられている部分が多いような気がする。レフの当て方が悪かったり、ワタシ的にピンとこない作例が多し。


「読者投稿ギャラリー」のポートレート部門の優秀賞の作品(124ページ)は、ワタシ的に今回、ダントツにイイ。変に凝っていないストレートな写真だけれどなかなか撮れない写真。スバラシイ。



『フォトテクニックデジタル』はこんなところで。ワタシ的には今月号の写真雑誌No.1。
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ジャンル : 写真

tag : フォトテクニックデジタル 7D ハッセルブラッド


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