Casio EXILIM EX-F1 で “シャッターチャンス” は確実に捉えられるのか?

今回はシャッターチャンスとカメラの連写性能について書いてみたい。

風景であろうとポートレートであろうと、どんな写真であっても “シャッターチャンス” というものはある。とりわけ、スポーツ写真は他の要素(フレーミング、露出、画質など)に比べて “シャッターチャンス” が重要かと思う。

現在、デジタル一眼レフで連写性能が最も高いのがキヤノンEOS-1D Mark III(APS-Hで秒10コマ)とニコンD3S(フルサイズで秒9コマ、APS-Cで秒11コマ)になるかと思う。

シャッターを押しっぱなしにするとすごい勢いで撮影されていくが、シャッターを押している間にベストショットがあると思うと大間違い。コマとコマの間にベストな瞬間が抜けているケースが多い。

先日の『第63回 平成21年度 全日本総合バドミントン選手権大会』では、サービスのときに「選手の指からシャトルコックが離れ、ラケットに当たる前の瞬間」を狙ってシャッターを切ったのだが、なかなか思い通りの瞬間が撮れない。EOS-1D Mark III で連写するのだが、大抵、シャトルを持ったままか、すでにラケットに当たったあとかのどちらかになってしまい、肝心の瞬間が撮れていない。

そんなところで、試しにカシオ EXILIM EX-F1 で同じ瞬間を狙ってみた。手タレは前田美順選手(笑)。


この写真は2秒間で60コマ(30fps)撮影できる設定で撮ったものを Photoshop で合成したもの(画像クリックで拡大)。左上が最初のコマで右下が最後。上2/3のコマはほとんど動きに変化がなく無意味だが(笑)。



このうち赤い枠で囲まれた4枚の写真を拡大したものが上の写真(画像クリックで拡大)。実験として撮影しているので作品としての評価はご容赦を(笑)。
このうちの左から2枚目が期待していた瞬間の記録となる。3枚目はシャトルのブレからしてラケットにヒットした直後の写真と考えられる。

ほかにも何度か試してみたが、「選手の指からシャトルコックが離れ、ラケットに当たる前の瞬間」については必ず1枚は写っていた。

しかし、上の写真でもそうだが、「シャトルがラケットにヒットしたまさにその瞬間」は1枚も撮れていなかった。たぶん60fpsであっても基本的には写らないと想像する。300fps/600fps/1200fpsのハイスピードムービーで撮影すれば、さすがに写っているものと思うが、その実験は次回の宿題ということで(笑)。

一応、今回の結論としては、秒30コマでは確実に撮れるとは限らないシーンがあるということだ。

これを発展して考えると、EOS-1D が将来仮に秒30コマ連写できるようになったとしても、シャッターを押しっぱなしにすれば期待するベストの瞬間が何でも必ず撮れるわけではないということになる。もちろん被写体によっては現状の10コマ(あるいはそれ以下)でも写る場合もあるだろう。
従って、ベストの瞬間を記録しようと思ったら、一発必写で撮る方が間違いないかも。ただし、これはこれでタイムラグを考えて早めにシャッターを押す必要があり、熟練を要するのだが(笑)。

とはいえ、将来、機械が本当にベストの瞬間を写し取ってくれるなら、それに頼るのも構わないと思う。
そのあたりについては過去のエントリーで書いた。

過去のエントリーCasio EXILIM EX-F1 連続写真を久しぶりに撮影


ちなみに「選手の指からシャトルコックが離れ、ラケットに当たる前の瞬間」の写真は EOS-1D Mark III でも実は何枚か撮影することに成功している。「熟練」というよりも「マグレ当たり」に近いのだけれど(笑)。

 



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