『アサヒカメラ』2010年01月号

アサヒカメラ 2010年 01月号 [雑誌]アサヒカメラ 2010年 01月号 [雑誌]
(2009/12/18)
不明

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またカメラ雑誌発売の時期が来た。今月は色々と迷ったが、今回購入したのは『アサヒカメラ』『CAPA』『カメラマン』。あとムック本で『LUMIX GF1 で写真を楽しむ本』も買ってしまった。
ムック本は別にして、今月号でニコンD3SとキヤノンEOS-1D Mark IV の超高感度対決があるのかと思ったら、どの雑誌でも取り上げられていない。まだ1D Mark IV が雑誌社に回っていないのか?


さて、それでは『アサヒカメラ』から。


今回、購入を決めたのは「一眼レフ50年戦争 ニコン対キヤノン、勝者なき闘い」。この手の企画はこれまでに何度も色々な雑誌で取り上げられてきているので新鮮味はないものの、それでもついつい惹かれてしまう(笑)。内容的にはなかなかわかりやすく、フラッグシップモデルだけ取り上げるのでなく、中級機/入門機での攻防についても解説されていて興味深い。
両社のテレビコマーシャルについても取り上げていて、キヤノンはAE-1プログラム宇崎竜童ニコンはD80以降のキムタクの写真なども掲載しているが、文章ではミノルタX-7宮崎美子がジーンズを脱いで水着になるシーンのCMが当時のカメラ小僧を直撃した、と解説していて笑えた。


「2010年をキーワードでひもとく」。5項目が取り上げられていて、
1.マイクロフォーサーズ 小型 “一眼” 快進撃のわけ
2.フラッグシップ機は「ニッチ」になりつつある?
3.ユニット交換型カメラに明るい未来はあるか?
4.HOYAカメラ部門売却報道 ペンタックスよどこへ行く?
5.ソニーは何を目指すのか 動画機能搭載機の発売は?

マイクロフォーサーズの項は内容として新しい事実や他とは違う見方があるわけでもなく、面白みゼロ(失礼!)

フラッグシップ機の項は当たっている部分もあればそうでない部分もあるように思える。
すでにデジタル一眼レフは入門機でも十分な画像クオリティを出せるので、極端に言えば入門機でもプロの機材として使えないわけではない。だから高価なフラッグシップ機を買わずにミドルクラスを適切なサイクルで買い換えるという考え方はあるだろう。
ただ、この文章の中の例として挙げられた、オバマ大統領の公式ポートレートが歴代で初めてデジタルカメラだったところは重要な意味を持つかもしれないが、そのカメラが1Ds Mark III ではなく5D Mark II であったことをもってプロのフラッグシップ機離れを象徴する、というのは、適切な例ではないと思う。そのカメラマンが 1Ds Mark IV が発売されても 5D Mark II を使い続けているのであれば筆者の言う通りでした、と謝りたいところだが、ワタシは 1Ds Mark IV に買い換える(あるいは買い増す)のではないかと推測する。つまり、現時点で 5D Mark II のほうが1Ds Mark III よりも優れているとしてそのカメラマンが使用しているのではないかとワタシは思う。
さらに、筆者はフラッグシップ機離れを解消する方策として、キヤノン、ニコンともに2系統にわかれているのをそれぞれ1つにまとめてはどうか、と提案しているが、本気でそのように思っているのだろうか?
現在の2系統はいずれのメーカーも高画質で低速なモデルとそこそこの画質で高速なモデルに分かれているわけだが、これを1つにまとめるとしたら、高画質で高速なモデルということになる。そんなカメラが発売されればいいなあ、と言いたいところだが、そうは思わない。まず第1に、そのようなカメラを作ることができるかどうかという点、次に仮にできたとして一体いくらになるかという点。1Ds Mark III でさえ75~80万円ぐらいするのに、さらに高速で撮影できるようなモデルとなると、100万円以上となるのではないか?(それ以前に当面、技術的に難しいと思うが) となると、画質重視モデルと速度重視のモデルに分けた方がユーザーとしても自分の用途に合ったカメラが1系統に統一したカメラよりも安く買えるのではないか。そもそも、フラッグシップ機がデジタルになってフィルム時代よりも大幅に高価になったことがプロが買わなくなった要因と言っているのだから、矛盾している。それよりも、フラッグシップ機の価格を下げた方がフラッグシップ機離れを解消できると思うが、それ以前にフラッグシップ機をプロが使わなければならない理由が何なのかを筆者に問いたい。

●ちょっと長くなってしまったが、リコーのGXRの項について、筆者はレンズのラインアップがGXR成功のカギだとしている。ワタシ自身、このシステムに今のところついていけていない。現時点では否定的な立場だが、一定の成功は収めるのではないかと予想している。もともとリコーのコンパクトはマニア受けしてきたので、トップシェアを取ろうなんてことを考えないのであれば、買いたがるマニアはそこそこいるだろう。システムの全体像や製品ロードマップを知りたいものだ。

ペンタックスの件は、他とは違うレベルの話でちょっと深刻。歴史もあり、なじみ深いメーカーでもあるので、うまく経営を立て直してほしいところ。K-7やK-xは好調のようなので、今後に期待。

ソニーの項では、他メーカーに押され気味で、特に動画搭載機を未だ発売していないところを筆者は危惧している。ワタシ的にはシェアが低いのにエントリーモデルを3機種も出しているのは戦略的に正しいとは思えない。むしろオリンパスのようにPEN E-P1 1機種だけに集中して売上を上げるやり方のほうが適切な戦略なのではないかと思うのだが。


「ライカM9はどこまでMか?」。アサヒカメラ読者が好きそうなライカ。赤瀬川原平椎名誠赤城耕一の3氏がM9をレポート。といっても赤瀬川氏と椎名氏のレポートはかなり叙情的(笑)。まぁ、そういうカメラなのでしょう。赤城氏はM7との比較写真も掲載し、割とフツーの解説で実用的(M9が買える人にとっては、笑)。興味深かったのは3氏ともバッテリーの消費が異常に速いことに言及しており、M9の欠点のように思える。ただ、M9オーナーは「すぐに減るところがいいんだよ!」とか「すぐに減らなきゃM9じゃないよ!」などと言いそう(笑)。アバタもエクボというやつでしょうか。


特別付録「岩合光昭カレンダー[猫にまた旅2010]」。田代島で撮影した猫が12ヶ月の別冊カレンダーとなっている。本屋などで売っているメルヘンチックな子猫のカレンダーとは違い、“生活感” のある猫ばかり(笑)。アサヒカメラ的な写真ばかりでございます。



『アサヒカメラ』はこのあたりで。
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tag : アサヒカメラ ライカM9 リコーGXR


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