『LUMIX GF1 で写真を楽しむ本』

LUMIX GF1で写真を楽しむ本LUMIX GF1で写真を楽しむ本
(2009/12/16)
岡嶋 和幸

商品詳細を見る


このムック本『LUMIX GF1 で写真を楽しむ本』『マイクロフォーサーズWORLD』のようなマニアックな本ではなく、カメラ女子向けの本と思われる。ま、ワタシはターゲットユーザーではないのだろうが(笑)、こういうのも面白いと思って買ってみた。

サイズは21x18.5cmの最近よく出ている正方形に近いコンパクトなサイズ。値段は1,600円+税とそれほどコンパクトではないけれど(笑)。

中身はカメラ女子が好きそうな “ユルく”、“お洒落な” テイストの写真がたくさん作例として取り上げられており、それを撮影するための機能や操作方法の解説という健全な内容。
最近のマニア向け雑誌はまずレンズを買って、それで撮れる写真は・・・というような流れですからなぁ(笑)。ワタシもその流れにハマっておりますが。

撮影テクニックも初心者向けで実践的な内容。『カメラマン』で今月からスタートした「モテPhoto!」の内容を先取りしたかのよう(笑)。

全体的な章立てはつぎのとおり。

第1章 やさしい光は部屋の中に
第2章 近所をお散歩 小さな幸せ見つけにいこう
第3章 週末、海までちょっと ひとり旅
第4章 たいせつな時間、まるごと切り取って
第5章 もっともっと、ドラマチックに撮りたい!


第1~3章でテーブルフォト、散歩、旅とカメラ女子が撮りたいシーンを押さえ、第4、5章で更にステップアップをはかるという構成。女性のスナップはあるけれど、男性目線のポートレートはアリマセン。もちろん鉄道写真も(笑、・・・と思ったら、路面電車の写真が1枚ありました!)。このあたりの割り切りが従来のカメラムックとは違っている。

また、「GALLERY」ではGF1で撮影された作品を掲載、
「COLMUN」では、カメラバッグ&ストラップカタログ、GF1で使えるレンズいろいろ、マウントアダプターで広がるレンズの世界など、主にGF1周辺のハードウェアを紹介。
ここで紹介されているカメラバッグは従来路線のカメラマニア向けのデザインではなく、普通にファッション誌に載っていてもおかしくないものばかり。ストラップはターコイズとか千鳥格子柄のこじゃれたタイプばかりで、製品ロゴの入ったゴツイものはアリマセン(笑)。ただ、アイテム数が少ないのが残念。
写真の飾り方についても提案しているのだが、ターゲットユーザーを考えると、1ページで済ませずに見開き4ページぐらいで色々たくさん紹介してほしかったところ。

本編のページ構成としては、作品的作例が見開きで大きく掲載し、余白に大きなコピーをひと言。
次の見開きで前のページの写真の撮影テクニックをわかりやすく解説。
「撮り方のツボ」でその写真の撮影ポイントを解説、
「Arrangement」でバリエーションの紹介、
「使った機能はコレ!」ではGF1でどの操作をすれば同じ撮影ができるかの操作方法について解説、と言った構成。


ワタシなんぞは絞りとは何ぞや、シャッタースピードとは?・・・と “学んで” 技術向上に努めてきたものだが、今の時代、ケータイでも写真は撮れるし、写真は押せば写るもの。細かいリクツは知らなくても撮れるけど、 “こんなカンジ” の “お洒落な” 写真を撮りたいという向きにはちょうどいいテキストとなるだろう。
しかも、もっと上達したいと思ったら、巻末の「写真用語のきほん」で学べマス。



以下、余談:

この本でマウントアダプターについて1ページを割いて紹介しているけれど、アダプターはマイクロフォーサーズメーカー純正のものばかり(ライカM用、フォーサーズ用、オリンパスOM用)。カメラ女子がライカMやフォーサーズレンズを持っているとは考えにくいので、むしろカメラ女子の「オトーサンたちが若い頃に買った一眼レフの標準レンズや望遠レンズをもらっちゃおう!」的な企画でペンタックスやニコン、ミノルタなどのお古レンズをマウントアダプターを使って活用しては? という企画にしてしまえば、親子の交流も生まれるし、埃をかぶったレンズの再活用にもなるしで面白くなったと思うのだが。
出てきたレンズがカビていたり多少不具合があっても、カメラ女子はそれはそれとして楽しむだろうから。

ついでにこの企画を発展させて、ジャンクレンズの活用企画もいかが? 新品レンズはなかなか買えないけれど、ジャンクならとてつもなく安く買えるし、カビもまた個性として、むしろ自分だけの描写が得られるという見方もできるし。マウントアダプターの費用さえ捻出すれば、あとは格安レンズワールドが広がりマス。ただ、ジャンクでも使えるジャンクと使えないジャンクがあるので、ジャンク選びの解説も必要になると思うけれど。
スポンサーサイト

テーマ : ★カメラ&レンズ・機材
ジャンル : 写真

tag : パナソニック LUMIX GF1


コメントの投稿

非公開コメント

GF1特濃ムックと言えば…

こんにちは。

『LUMIX GF1 で写真を楽しむ本』も購入しました。
操作や設定も丁寧に解説されてますので、良本だと思います。
個人的には『GF1オーナーズブック』より情報価値は高かったです。

マイクロフォーサーズのムック本で、最も濃いぃ内容なのは、『大人の一眼マイクロ系―新型ペンデジE-P2のすべて&カメラ男子のGF1研究』だと思います。
E-P1が主ではありますが、「なぎら健壱×坂崎幸之助 マイクロ対談」という特に濃いぃモノが…コシナ社のNoktonについてもあります。

コメントありがとうございます。

KoZ さん、こんにちは。
いろいろ書籍をご紹介していただきありがとうございます。『大人の一眼マイクロ系…』は本屋で立ち読みで済ませてしまいましたが、マイクロフォーサーズは本当に元気がありますね! 濃いぃ系からカメラ女子系までいろんな本が出てきて、注目の高さを感じます。シェアで言えばキヤノン、ニコンは不動と言えますが、勢いとしてはNo.1かもしれませんね。
KoZ さんはGF1にマクロエルマリート45mmやコニカレンズなどで楽しまれているようで。またブログを拝見にうかがいます。
プロフィール

竹千代55

Author:竹千代55
カメラ・レンズやPC関係、生活雑貨など、ワタシが手に入れたいろんなGoodsまたは気になるGoodsを紹介するページです。ヘタクソな作例写真などもアリ.

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
検索フォーム
カレンダー(月別)
04 ≪│2017/05│≫ 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
月別アーカイブ
カテゴリ