『カメラマン』2010年02月号

カメラマン 2010年 02月号 [雑誌]カメラマン 2010年 02月号 [雑誌]
(2010/01/20)
不明

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2010年02月号のカメラ雑誌でとりあえず購入したのが『カメラマン』『CAPA』『デジタルカメラマガジン』の3誌。まずは『カメラマン』から。


「動画しましたか!? 入門編」。これはなかなか気合いが入った企画で、動画撮影可能なデジ一眼を使っての動画撮影の手ほどき。
Part 1 お勉強編では、「まずはビデオとデジ一眼のハードの違いを知ろう!」と基礎の基礎から解説されていて、わかりやすい。200mm相当の画角の比較写真では、デジ一眼では背景が綺麗にボケているのにビデオで撮られた写真は背景までクッキリ。頭の中ではわかっていても、並べて見比べるとインパクトは大。これだけ差があると、確かにデジ一眼でムービーを撮る価値はあると感じる。
Part 2 実践! 撮影術編では、一般的なQ&Aのあと、キヤノン、ニコン、パナソニックとメーカーごとに2ページずつ解説。細かい注意点も紹介されていて、親切。
Part 3 後処理編では、録った画をどう処理するかについて簡単に解説。といっても解説は撮影後の取り込みまで。編集、出力は今回の入門編では割愛されている。
このような内容だが、これから動画撮影を始めようという人にはわかりやすい解説で、一読をオススメしたい。


「プロ10人はこうしてモノにしました 2009 私の最高傑作 My Best Shot!」。10名のプロ写真家が2009年に撮影した中でのベストショットを紹介/解説。写真家たちにとって、それぞれ思い入れのある作品ばかりなので、解説を読むとより一層その写真の良さを感じる。ただ、1人1ページで写真が小さくしか掲載できないのが残念。見開きでドーンと紹介してほしかったところ。


「キヤノンEOS-1 D 全解剖!! 1D Mark IV 1D Mark III vs ニコンD3s」。実写作例と解説をベースにした比較企画。前半では田中希美男氏が 1D Mark IV の作例2枚と1D Mark IV と 1D Mark III の夜景写真の 比較写真を掲載。残念なのは高ISO感度比較でD3Sの写真を加えてほしかった。
後半ではフォート・キシモトによる 1D Mark IV とニコンD3s のスポーツ撮影対決。フィギュアスケート(浅田真央選手)、スピードスケート、レスリング(伊調馨vs山本聖子)の写真を掲載。ただ、スピードスケートの連写比較で 1D Mark IV がニコンD3s よりも1秒当たり1コマ多く撮れるというスペック通りの結果がわかるほかは、写真だけではどちらが優れているか判断がつかない。それぞれのカメラの「ココがいい」「ココが残念」を解説しているので、ここを参考にするしかない。
作例はいずれも ISO3200で撮影されているので差がつきにくいというところもあろうから、ISO12800あたりで比較してほしかったところだが、たぶん『カメラマン』用に撮影されたものではなく、報道用に撮影したものを『カメラマン』に流用しているためかと想像する(違っていたらゴメンナサイ)。それでもできればフィギュアとレスリングでは拡大画像を掲載してほしかったところだ。


「「ブツ撮り」専門チャンネル」。阿部秀之氏が料理やカメラやレンズ、腕時計、グラスなどを撮影し、解説。プロが本格的にセッティングして撮影した写真ではなく、アマチュアでも揃えられる機材、撮影方法で撮影しているので、参考になる部分も多い。けれど、疑問に感じる写真もチラホラ。腕時計の写真は特にそう。模造紙をグシャグシャにして背景にアクセントを出そうとしているが、チープ感が出てしまっているように感じる。また、ベルト部分まで全部写しているけれど、説明写真のようになってしまっている。むしろ文字盤部分を集めて大きく写したほうがいいような気がした。


「RAWの撮影、JPEGの撮影」。並木隆氏による解説。内容は以前同氏が過去の『カメラマン』で解説していたものを肉付けしたもので、RAWの時は白トビと黒ツブレがないような露出設定をしろということ。
それから同氏は「TIFFに変換しよう!」と解説しているが、8ビットのTIFFでは圧縮による劣化はないものの、画像修正すればトーンジャンプするなど画質は劣化していく。明確に16ビットと示すべきだ。また同氏は16ビットTIFFに画像変換してからレベル補正やトーンカーブ調整をしているようだが、それらはRAW現像ソフトでもできることなので、データの軽いRAWの段階で極力調整するほうが実用的ではないだろうか? ちなみにワタシはPhotoshop の調整レイヤーで元画像を非破壊の状態でいじってそのままPhotoshop形式(.psd)で保存している。


「魚住誠一のHOT GRAPH!!」。今回は川口春奈チャン。トビラの写真はアップの写真でインパクト大。他の写真も可愛く撮れているが、以前のウオズミ色があまり感じられないフツーの綺麗な写真という感じ。


「キミオの開発者、出てこいっ! 怒評讃否」。今回はオリンパスPEN E-P1/P2。ワタシはいずれのカメラも持っていないが、田中希美男氏の内容はもっともな要求のように思える。ただ、だれでも思いつきそうな内容なので、もうちょっと他の人が思いつかないようなポイントをついてほしかったなぁ~。


「どっちのレンズショー」。今回はニコンAF-S DX マイクロニッコール85mm F3.5G ED VR とそのライバルレンズ(Ai AF ニッコール 85mm F1.8D、Ai AF マイクロニッコール 60mm F2.8D、シグマ マクロ70mm F2.8 EX DG)。結果は最新型の AF-S DX マイクロニッコール85mm F3.5G ED VR の勝ちとなっている。まぁ詳細は本誌をご覧クダサイ。


「プロが選んだカメラ・オブ・ザ・イヤー」。プロ50人による投票の結果で、1位はC社のフルサイズ機(7人)、2位はC社のAPS-C機(5人)、3位はO社のM4/3機(4人)という結果(カメラ・オブ・ザ・イヤー以外は誌面では順位がついていないけれど)。それぞれ選んだプロのコメントが掲載されているので、ご参考に。ただ、「カメラ・オブ・ザ・イヤー」といいながら、レンズやカメラバッグ、三脚、ストロボ、モニターなどまで対象としており、『ベスト写真関連グッズ』とタイトルを変えてほしい。あるいはカメラ、レンズなど部門別にしてほしかった。

「アクセサリーラボ」。今回は『USBデバイスサーバー SX-3000GB』(サイレックス・テクノロジー/11,800円)。これはLAN接続の先にある同製品を経由してUSB機器を複数のユーザーで共有できるものとのこと。ここでは、デジタル一眼レフで撮影したデータを接続したUSBケーブルで同製品につなぎ、20mのLANケーブルでPCに接続し、データ転送を試みている。
このテストのポイントはカメラからPCまでの距離が長くても安全にデータを送れるかということ。5mのUSBケーブルをPCに直結した時よりも1.4倍ほどかかったようだが、データは安全に送れたとのこと。PCを5mよりも遠い距離に置いて撮影したい場合、無線LANを使うという選択肢もあるが、それよりも速く転送できるようだ。また、価格はそんなに高くないので、広いスタジオでバシバシ撮影する向きには使えるアイテムかもしれない。ワタシには必要ではないけれど。ただ、他誌がたぶん全く取り上げていないアイテムをレボートしている点で高評価としたい。


『カメラマン』はこのへんで。今回はなかなか良い内容デシタ。
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ジャンル : 写真

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