2010.08.21『プロフェッショナルスポーツフォトセミナー』講師:水谷章人プロ

8月20日から東京入りした。
メインの目的は、bullet photos 主催『プロフェッショナルスポーツフォトセミナー』を受講すること。

セミナー紹介ページ:bullet photos 主催 プロフェッショナルスポーツフォトセミナー



ワタシが受講したのは、つぎの4講座。
水谷 章人  スポーツ全般「モノクロスポーツ写真のダイナミズムを語る」
山田 一仁  サッカー「“試合を撮るのではなく人を撮れ” 英国プレミアリーグサッカーを語る」
原 富治雄  モータースポーツ「“音、匂い、五感を駆使する最速の表現者” の絵造りとは」
菅沼  浩  スキー&サーフィン「通常のスポーツ撮影とは違う雪山を滑りながら、波に乗りながら撮るノウハウとは」

1講座3時間で1万円(複数受講により、割引あり)。
40名の募集予定だったが、告知が弱かったのか、受講費を高いと感じたのか、実際の受講者数は最大10名程度。
そのため会場も変更となったが、受講者側としてはむしろありがたい。講師と直接対話する機会が増えるからだ。
また、このような小規模セミナーにも関わらず、キヤノンマーケティング、ニコン、マンフロット各社が協賛しており、各社担当者の方が来て、機材説明の応対をしてくれたほか、ノベルティグッズをいただいた。
スポーツフォトということで、キヤノンもニコンも超望遠を数本並べ、自由に触らせていただいた。

ちなみにワタシはニコンユーザーではないので、キヤノンの方だけ色々と話を聞いたが、EF800mm F5.6L IS USMは「手持ちのできる超望遠」として、今回の講師の方々も注目しているようだった。逆に不満の出ていたのがワタシも持っているEF400mm F2.8L IS USM。画質に文句はないが、とにかく重い! このことは世界中のプロからコメントされているそうで、担当者の方のニュアンスでは、近々新製品がお披露目されそうな感じだった(「新製品が出る」との明言はもちろんなかったが。笑)。まぁ、ワタシの勝手な予測では、800/5.6と同様にジュラルミン鏡筒にして軽量化を図り、ISもシャッター4段分にアップし、蛍石を豪勢に使って現行品より30万円アップにして新発売、というところか?


一連の講座のメインパーソナリティーは渡辺正和プロ。ご本人もスキー写真の一流プロで、本当は1講座を持つ予定だったが、大人の事情で外れることになったらしい(笑)。なので、各講師の話によくカットインしてきて、たくさん語ってくださったのだが、本当はご自身が主役で講義したかったのだろうと推察。


さて、水谷 章人  スポーツ全般「モノクロスポーツ写真のダイナミズムを語る」

水谷プロはウチの親父より若干若いけれど、現役で各方面に活躍していらっしゃるだけあって、すこぶるパワフル。語りはべらんめえ口調で聴いていて楽しい。水谷塾で生徒に講義をたれていらっしゃるだけあって、滑舌も滑らか。
若い頃はニコンを使用していたが、ある出来事を機にキヤノンに切り換えたとのこと。ただ、キヤノンとニコンではピントリングの回し方が逆なので、キヤノンの担当の人を通じて逆向きに回るよう改造してもらっていたそうで。しかし、そのレンズが故障して修理してもらうとき、担当の人を通さなかったらピントリングが正常な回し方に直されてしまって、再度修理に出すハメになったとか。雑誌『Number』で連載されていたときは、ワンカットでギャラがXX万円ももらっていたとのこと。ただ、1度現金でそのギャラをもらってクルマに乗ったとき、タクシーにぶつけてしまい、ギャラがまるまるふっとんでしまったとか(笑)。その他、色々な体験をおもしろおかしく語っていただいた。

もちろん、笑い話が主でなく、真面目な話でいえば、モノクロで撮影するときは、モノクロの目で被写体を見るとのこと。つまり、カラーなら黄色やピンクははっきり識別できるが、モノクロになったときは区別がつきにくくなる。なので、モノクロ写真にしたときに映える背景やフレーミングを考えて撮るとのこと。

他にもいろいろ、タメになることを語っていただいたが、詳細は控えさせていただく。お金を払って遠方から来た受講生に対して申し訳ない。

講演の後半では、受講者が持ち寄った作品を水谷プロが講評。色々な作品が講評されたが、中でもラグビーの作品群を見せた方のクオリティは素晴らしく、そのまま写真展ができそうな感じだった。
ワタシも作品を講評していただいたが、見せた作品はバドミントンの前田美順を撮影した2010年の全日本総合選手権のときのもの。ただ、初日から決勝までの写真を40ポケット(80ページ)のクリアファイルに入れたものをそのまま見せたので、ちょっと冗長になってしまった。
水谷プロは試合の記録性よりも選手の表情や写真としての美しさを追求される方とお見受けしたが、背景処理、フレーミングにはかなり厳しかった(ワタシの作品を含め、他の方の作品に対しても)。
とはいえ、オーバーヘッドストロークの一瞬を背景から撮影した写真は水谷プロが初めて見るアングルで、かなり褒められた。
また、前田選手の表情を捉えた写真も好評価を得た。水谷プロもバドミントンの撮影は当然しているが、「オグシオ」を撮影したらさっさと帰ってしまったクチで、「このコもかわいいね! 今度撮りに行こうかな」と言わしめたのは何よりの褒め言葉と受け取らせていただいた。

最後はテーブルでお茶やスナック菓子をつまんでの立食雑談。流暢な喋りはさらにエスカレートしたけれど、貴重なひとときだった。

そんな感じで、有意義な3時間は終了した。
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ジャンル : 写真

tag : プロフェッショナルスポーツフォトセミナー


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