『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』



スティーブ・ジョブズものということで購入した『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』(カーマイン・ガロ著、井口耕二訳、外村仁解説/日経BP社/1,800円+税)。
400ページ余りあるので、全部読むのに5時間ほどかかってしまった。

コンテンツはつぎのとおり。

プロローグ  誰の前でもめちゃくちゃすごいしゃべりができるためには

第1幕  ストーリーを作る

 シーン1 構想はアナログでまとめる
 シーン2 一番大事な問いに答える
 シーン3 救世主的な目的意識を持つ
 シーン4 ツイッターのようなヘッドラインを作る
 シーン5 ロードマップを描く
 シーン6 敵役を導入する
 シーン7 正義の味方を登場させる
 幕間 その1 10分ルール

第2幕  体験を提供する

 シーン8 禅の心で伝える
 シーン9 数字をドレスアップする
 シーン10 「びっくりするほどキレがいい」言葉を使う
 シーン11 ステージを共有する
 シーン12 小道具を上手に使う
 シーン13 「うっそー!」な瞬間を演出する
 幕間 その2 第一人者から学んだシラー

第3幕  仕上げと練習を行う

 シーン14 存在感の出し方を身につける
 シーン15 簡単そうに見せる
 シーン16 目的に合った服装をする
 シーン17 台本を捨てる
 シーン18 楽しむ

アンコール 最後にもうひとつ

謝辞
訳者あとがき
解説
参考文献・動画など



著者のカーマイン・ガロ氏はプレゼンテーション、メディア対応、コミュニケーションスキルを教えるコーチであり、有名ブランドを陰で支えている人のようだ。
なので本を読む前はスティーブ・ジョブズの過去のプレゼンを分析して抽出したのをまとめた程度のものかと思っていたが、色々な研究結果や著名人のコメントなどを引用しており、著述内容に厚みを加えている。もちろん、過去のマックワールドエキスポなどでのキーノートは数多く引用しており、iMacの発表、Intel Macへの移行の発表、iPhoneの発表などは当時を思い出し、懐かしさが甦った。

また、カリスマ性の非常に高いスティーブ・ジョブズのマネをしても同じようなプレゼンテーションができるか???と思っていた。だが本書を読むと、なるほど確かにプレゼンテーションが上手くなる秘訣が満載だ。また、シーン16では他の人がスティーブ・ジョブズと同じ服装(黒のタートルネック、ブルージーンズ、スニーカー)をマネするのは危険だと釘を刺している(笑)。

本書を読んで本当に伝えている内容をマネできれば、プレゼンテーションは格段に良くなることは間違いないだろう。ただし、読んですぐに良くなるということではない。本書はプレゼンテーションに対する情熱、準備、練習のレベルを相当上げろというものであるからだ。

本書はプレゼンテーションの技術論を語っているけれど、スティーブ・ジョブズの生き様をあちらこちらで語っていて感銘を受ける。一つは自分にも他人にも最高を求めること。もうひとつは世界を変える製品を世に送り出すことに生きがいを感じていること。



そんなわけで、プレゼンテーション・スキルを上げたい人には非常に参考になるとともに、アップル好き、スティーブ・ジョブズ好きな方にも楽しめる一冊となっている。


スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
(2010/07/15)
カーマイン・ガロ

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ジャンル : 本・雑誌

tag : スティーブ・ジョブズ アップル


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