2011.04.02 東京都写真美術館で3展覧会をハシゴ

ネタ不足により本来別ブログで書いている内容をこちらでレポート。

4月1日より東京入りしているのだが、昨日(2日)の午後は恵比寿の東京都写真美術館で3つの展覧会をハシゴ。

公式サイト:東京都写真美術館



1つ目は『ベッティナ・ランス写真展 女神たちの楽園』(会期:5月15日まで)。

サイトのページ:
『ベッティナ・ランス写真展 女神たちの楽園』

ベッティナ・ランスという方はフランスの女性写真家で、主に女性ばかり撮影しているとのこと。
今回の作品展では、約60点の巨大な写真(一辺1.5m強)がそれぞれ精緻に女性を写し取っている。
ちなみに被写体は著名なファッションモデルや女優などで、例えばマドンナ、シンディ・クロフォード、コン・リー、シャロン・ストーンなど。日本人では道端ジェシカ、寺島しのぶの写真があった。
カラーもモノクロもあり、モノクロのものは比較的フラットなライティングの写真が多かったように思うが、カラーの写真はかなり強烈な色彩のものが多かったように思う。ワタシ的にはあまり好みではないけれど(笑)。
特に寺島しのぶの写真は和室で撮影されているのだけれど、ハイヒールを履いていて、日本人的にはオイオイ!というところなのだけれど、フランスのファッション写真としては良いのだろう(というか、ワタシが保守的すぎる? 笑)。

まぁ、好みの問題は別にして、緻密な描写による大きなプリントは観る人を圧倒するものがあり、写真の1つの価値を表現していると思った。




2つ目は『夜明け前 知られざる日本写真開拓史 四国・九州・沖縄編』(会期:5月8日まで)。

サイトのページ:
『夜明け前 知られざる日本写真開拓史 四国・九州・沖縄編』

こちらは打って変わって幕末ニッポンの肖像写真や風景写真など。
当時の日本人および西洋人の服装あるいは建物はなかなか興味深く、写真の記録性という価値をよく表している。
ただ、全般的に小さな写真が膨大に展示されていて、見るのがちょっとシンドイ(笑)。




3つ目は『芸術写真の精華 日本のピクトリアリズム 珠玉の名品展』(会期:5月8日まで)。

サイトのページ:
『芸術写真の精華 日本のピクトリアリズム 珠玉の名品展』

こちらは大正時代の日本のピクトリアリズム(絵画主義)の作品群の紹介。
ベッティナ・ランスの写真とは正反対に、ソフトフォーカスレンズを使ったり、ブロムオイルプリントという手法による独特の描写を表現したり、さらにはプリント時に映像を歪めたりした作品が多く、中には加工の度合いが大きすぎて、「それなら最初から絵を描けよ!」と突っ込みたくなるような、写真というより絵画と呼ぶべき作品も多かった。
これらは写真の精密描写に対する反発があったのかもしれないが、絵画のほうもスーパーリアリズムという精密描写手法もあるから、映像芸術の相互乗り入れと言えるかもしれない。
また、現代はデジカメのアートフィルターやトイカメラでの不鮮明写真が流行しているけれど、その先駆けと言えるかも。



今回の3つの展覧会は、写真のいろいろな価値を改めて認識させてくれるという意味で、3つまとめて観るとバラエティに富んで面白かった。




なお、東京都写真美術館への行き帰り、もの凄い人数の行列ができていて、何事かと思っていたら、隣の恵比寿ガーデンホールで『心はひとつ』基金のチャリティー握手会が開催されていたのだった。

『心はひとつ』基金のサイト:東北地方太平洋沖地震支援プロジェクト 『心はひとつ』基金

サイトを覗くと、若者に人気のタレントが何人も参加しており、集まった人たちも若者ばかり。
1部と2部でそれぞれ2時間が予定されていたようだが、全員握手できたのか心配になったほどの人数だった。


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